今日、当地の日没時間は16時31分。季節の移ろいに連れて、夕日の位置が南(左)の
方角に大きくズレ続けています。
少々、ややっこしい話しになりますが、春分の日や秋分の日は、夕日の位置は真西。夏至の
夕陽は一年でもっとも北側(右)、そして冬至の日は、最も南側になる。 これからも、二ヶ月後
の冬至の日に向けて夕日の位置は、さらに 南側に移動していきます。
室蘭港崎守埠頭から、ミャンマンに向け 船舶に積み込まれる輸出される中古列車です。
同埠頭からの輸出は今年2回目。車両はJR北海道が札幌近郊で使っていたディーゼル列車
です。
クレーンで吊り上げる列車1両の重量は約30トン。17両の列車が順次クレーンで船に
積み込まれる。列車は第二の新天地、洋上遥か彼方のミャンマンヤンゴン港に向かい 長い
旅路につきます。
ドウダンツツジ(灯台躑躅)が紅葉を始めています。間もなくしますと全ての葉を紅色~
明るいオレンジ色に色付かせます。
もともとの生育適地は本州以南。しかし、当地の冬の寒さにもめげずに新緑、花期、紅葉と、
季節毎に目を楽しませてくれる落葉広葉樹です。
エゾムラサキツツジ(蝦夷紫ツツジ)。当地では春一番に花を咲かせますツツジです。
今の時期になりますと、やや肉厚で艶やかな葉を紅色に色付かせます。 先日、一部の葉が紅葉を始めた画像をUPしましたが、このところの陽気で一挙に葉を
紅葉させています。一方、フェンスに絡まる緑葉はツルウメモドキです、この時期になっても今
年は葉を青々とさせています。
チシマラッキョウが赤紫色の小さな花を咲かせています。草丈は低く葉も細い個性的な
植物。元々は、千島からシベリアが原産地の北方型の多年草です。殆どの花々がシーズンを
閉じた庭で、チシマラッキョウが元気に花を咲かせています。
今、 洞爺湖周辺の紅葉が最盛期。湖畔の東側の小高い丘、壮瞥公園からの眺望です。
湖面に浮かぶ中島の右側後方に霞んで見える山は、早くも山頂付近に雪を抱く標高1898m
の羊蹄山。さらに、南側に視線を向けますと活火山の有珠山、昭和新山の大パノラマが広がり
ます。
裏洞爺湖畔の紅葉風景
※裏洞爺:温泉街の北側の対岸。湖岸を始め周囲には自然が多く残る。対岸の温泉街とは対象的
な景観が広がっています。 大規模なキヤンプ場に接する湖岸の景観です。モミジやカエデなどが紅葉の盛りを迎え
ています。
静まり返る湖面に、古株と水際に生える葦がオブジェのようにアクセントを付ける。少々、
マニアックな風景写真に見えると思いますが、湖面に、目を見張るような秋の空が映り込みま
した。この湖岸では、刻々と変化する湖面と睨めっこしながら1時間ほど留まっての撮影でした。
紅葉の山腹に、人工物のように威容を放す烏帽子岩。専門家の見解では、太古の火山
活動の産物との事。元々、洞爺湖は火山の噴火で出来たカルデラ湖です。
裏洞爺の湖畔を周回する道路は景観が美しいが、一部を除き道幅は狭く曲がりくねる。
岩壁が迫り出す湖岸区間など、撮影ポイントと思っても道幅が狭く停車は困難。それなりの運
転技能と安全走行を要求させる道路です。この場所も車を白線の外側、湖岸ぎりぎりに駐車し
ての撮影でした。
穏やかな秋の朝、朝日が港を黄金色に染める。秋が深まるに連れ、ファインダーを覗く目
が眩みそうなほど大気が透明感を増して来ました。カメラアングルは、度々、投稿している室蘭
港崎守埠頭からの空と海の光景です。
朝から秋の空が広がる、室蘭市入江運動公園の一角。アプローチの両脇にハルニレの
並木がある。初夏の頃の萌え立つ新緑も清々しいが、今の季節、薄黄色に色付かせたた葉も
美しい樹木です。入江運動公園は、室蘭港に隣接する陸上競技場や多目的広場・温水プール
を備えた総合公園です。
園内には、多くの樹木が生い茂っています。特に初夏の頃には8種類3000本の躑躅が
咲き誇ります。秋本番が訪れた今、針葉樹の緑と広葉樹の葉が織りなす紅葉も見ごたえがあ
ります。さらに、公園前の港に続く街路樹のナナカマドも紅葉の盛りを迎えています。
室蘭岳の中腹。標高は440mほどの西尾根ルートの登山道を横切るように沢が流れる。
毎年、新緑の頃と紅葉の時期に訪れる。
今シーズンは、 紅葉が遅れ気味でしたが此のところの外気の冷え込みに連れ、木々の葉が
一斉に秋色に染まりました。
沢から僅かに標高を上げた西尾根の登山道一帯は、室蘭岳で唯一の紅葉ポイントです。
標高が高いためか、平地では花の時期を過ぎたエゾノコンギクが可憐な花を咲かせて
います。
寒冷前線を伴う低気圧が通り過ぎ、後を追うように雲が尾を引く。雲の流れに伴い秋の
陽射しが眩しく照り陰る。時折、日差しの中に大粒の雨がパラつく。今日の絵鞆半島の上空は、
入れ代わり立ち代わりの激し空模様です。
絵鞆半島にも、ようやく紅葉の季節が訪れる。今年は未だに、青々と葉を茂らしている
木々もあるが、ガマズミの暗赤色の葉やイタヤカエデが紅葉の盛りを迎えています。
秋の陽射しが降り注ぐ中、時折雨が風に運ばれてくる。虹が、室蘭岳の山肌を七色の
光りで染める。完璧に弧を描く虹ではないが、今まで見た事のない珍しい虹です。
今日は、今月の初めまで続いた残暑は跡形もなく、秋を飛び越したような陽気。半年ぶり
に、西の方角から季節風が強烈に吹き寄せる。西風に運ばれて来る雲が、夕日を霞めながら
東の洋上に向かって足早に流れる。
カメラアングルは、隣町伊達市黄北金町の小さな漁村に隣接する波打ち際からの夕日の光景
です。
散歩道は、居住地の周囲を巡る道路です。元々、小高い丘状の雑木林を開発した住宅
地。周辺には、手付かずの林に取り囲まれています。林に接する道路際で目に止まった小さな
秋の一コマです。
秋が深まるに連れ、マユミの実が鮮やかさを増しています。淡紅色の実が熟すと4つに裂
け、淡紅色の種皮に包まれた艶やかな赤い種子が現われます。樹名の由来は、弓の材料に用
いられた事からのようです。 ムラサキシキブ(紫式部)、高貴な樹名を持つ落葉性の低木です。この時期になると光沢
のある紫色の小さな果実を実らせます。 熟した果実を実らせるチョウセンゴミシ(朝鮮五味子)。道脇の雑木林の中一際鮮やかで
す。チョウセンゴミシは北方系の落葉性のつる植物です。 メギ(目木)の実は、小さく艶やかなルビー色。コトリトマラズ(小鳥止まらず)とユニークな
別名を持つ。由来は枝に細い棘が・・。本来は関東以西を自生地とする落葉低木です。
例年ですと当地は紅葉の季節ですが、今年はモミジの葉がこのように青々としています。