今、道内のほぼ全域で、エゾヤマザクラの花が満開の季節を迎えています。
我が家の庭でも、チシマザクラ(千島桜)が満開になりました。
チシマザクラは、道内の北部や東部の地域に自生する高山性の落葉低木です。
エゾヤマザクラに比べて樹高がとても低い。
花径は小さく うつむき加減に可憐な花を咲かせます。
心地よい芳香を漂わせ花を咲かせるサクラです。
牧草地の上空、軽やかな雲が絶え間なく連なり流れてゆく。
近頃の気温の上昇で、牧草が一挙に緑の葉を伸ばし始める。
当地では毎年、春本番の季節は牧草地から訪れてきます。
今日の野鳥との出会いは、コウライキジ(高麗雉)。
通常、居場所は個性的な鳴き声で探し当てます。
警戒心がとても強く、人影を感知すると茂みに姿を隠します。
餌になる昆虫などが・・・、積み上げられた堆肥の上に姿を現しました。
春、繁殖期 限定。
コウライキジとの出会いは何時もは雄のみ、雌を見るのは初めてのことです。
測量山観光道路際から眺める測量山。
頂きの標高は199.6メートル 絵鞆半島の最高地点。
山頂には展望台とNHKを始め民放TV局の電波塔が林立する。
周辺には緑地公園が整備され、年間を通して市民の憩いの場です。
海側の散策路からの眺望です。海面からの高さは160mほど。
眼下に追直漁港付近の風景、遥か遠くには太平洋の大海原が広がる。
エゾムラサキツツジ(蝦夷紫躑躅)。
春一番に花を咲かせる、北海道を代表するツツジです。
一帯は、ほぼ通年多くの野鳥が飛び交う。道内屈指のバードウォッチングの聖域です。
今の季節の主役は ルリビタキ。
雄の羽は光沢のある青色、脇に鮮やかな橙黄色のアクセント羽がある美しい小鳥です。
ルリビタキは、突如 藪から飛び出し餌を捕獲すると再び藪に潜り込む。
カメラに撮り込むのが少々困難、1時間ほど同地点に張り付いての撮影でした。
ルリビタキの雌、仕草と瞳がとても愛くるしい野鳥です。
散策路はトレッキング状態、アップダウンの道を行く。
エゾヤマザクラ(蝦夷山桜)が開花しました。
室蘭八幡宮の桜の標準木、ソメイヨシノの開花予想日は27日。
エゾヤマザクラは毎年、ソメイヨシノより数日早く花を咲かせます。
このエゾヤマザクラは、住宅地の公園内に自生する。
毎年、花が咲くのを住民の方々が楽しみにしている桜です。
エゾヤマザクラは、道内の山野に自生する代表的な桜です。
葉の芽吹きと同時に花を開かせます。花の色が濃い美しい桜です。
公園の一角には、森から湧き出る地下水が流れ込む池がある。
湧水が池に流れ込む水路で、クレソンが 瑞々しい葉を茂らしています。
絵鞆半島の最西端の岬を後に、
半島の尾根部を縦走する観光道路を東の方角へと・・・。
岬から僅かに行くと、雑木林の中に山野草の自生地がある。
コジマエンレイソ、キクザキイチゲ、カタクリなどが花を咲かせ始める。
シナノキ、薄緑色の新葉と新葉を包んでいた紅片との
コントラストが一際鮮やかに目に映ります。
ニリンソウ(二輪草)。
順調に行くと、来週初めごろには満開を迎えそうです。
絵鞆半島の東側の起点は中心市街地。
坂道を下る途中、眼下に追直漁港方面の町並みを望む。
海にせり出す絵鞆岬の展望台に立つと、磯の香が漂う。
目の前に、噴火湾の大海原と 湾を取り囲む遠方の山々の展望が広がります。
岬は、室蘭港を外海と隔てる絵鞆半島の最先端。一帯は室蘭八景の一つです。
室蘭港の入口に大黒島が浮かぶ。
後方、左側から有珠山、中央に昭和新山、右側に残雪を抱く羊蹄山 。
今日は空気が澄む、活火山3山の揃い踏みです。
南の方角、噴火湾を隔てた対岸に君臨する 駒ヶ岳の山容が目の前に広がる。
灌木の梢に、ミヤマカケスが止まる。陸部では頻繁に姿を見せる野鳥。
海岸縁で見かけるのは初めてのことです。
春の風物詩、ウニ漁が始まる。
展望台の真下の海域は岩礁地帯。ウニの餌となる海藻類が豊富な漁場です。
ウニの採取は、磯船を手足で巧みに操船。
箱メガネで海底を覗き、長い柄の先に付けたタモ網でウニをすくい上げる。
資源保護から、採取時間や量などの厳しい制約のもとで、ウニ漁は行われます。
周辺の景色が、日毎に青々しさを増してきました。
春の息吹を感じる、隣街、伊達市の郊外に広がる畑作地帯からの眺望です。
サンシュウの木、
小花を密に付けた枝々が春風にそよぐ。
北国の春本番を告げる、キタコブシも開花。
青空を背景に咲く 花姿は清々しさがいっぱいです。
野鳥たちも活発に樹々の間を飛び交う。ヤマガラは、ドロノキの雄花が大好物。
カワラヒワが梢高く止る。持ち前の美しい囀りが周辺に響き渡る。
今日は、朝から好天に恵まれる。
春の山野草を求めて、絵鞆半島を東西に縦走する測量山観光道路沿いを散策。
カメラアングルは絵鞆半島の内側、朝もやに霞む室蘭港側の眺望です。
例年に比べて一週間ほど早く山野草が開花をはじめました。
絵鞆半島縦走道路わきでは、
キバナのアマナ(黄花の甘菜)が春の陽射しを浴び満開に花を咲かせています。
アオバナキクザキイチゲ(青花菊咲一華)。
神秘的な雰囲気を漂わせる。自生場所は限定、毎年開花を楽しみにしている山野草です。
出会った野鳥たちです。
ゴジュウガラ、シジューガラ、コガラ。
ニリンソウ(二輪草)、花茎を二本スッーと伸し可憐な花を咲かせます。
間もなくすると道路の両脇はニリンソウの花で縁取られます。
エゾノエンゴサク(蝦夷の延胡索)。
花の色は水色や青紫色系、花の色のバリエションが豊富な山野草です。
周辺に漂う、朝の大気が清々しく感じる。
エゾシカの朝は早い、採餌の時間は 日の出と同時です。
南の方角。
まだ夜が明けやらない、左に室蘭港・右遠方に噴火湾越しに蝦夷駒ケ岳を望む。
朝の静寂の中、
遠く近く ヒバリのさえずりが響き渡る。
朝日を浴びて、はい~一列に
エゾシカの記念撮影です ‼
住宅地の周囲を巡る生活道路のすぐ脇に、雑木林が広がる。
この林床には、カタクリ・キクザキイチゲなどの山野草が自生する。
今年は山野草の開花が早め、ボチボチとカタクリなどが花を咲かせ始めました。
カタクリ、ほとんどの株は蕾を膨らませ開花直前。
間もなくすると、赤紫色のカタクリの花で林床は埋め尽くされます。
ナニワズ(難波津)、どこか沈丁花に似た花を咲かせています。
大きな緑色の葉の上に小さな花を付けるのは、エンレイソウ(延齢草)。
キクザキイチゲ(菊咲一華)も 清楚な花を咲かせ始める。
あと、一週間ほどしますと山野草の本格的なシーズンが開幕します。