グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

近くの野で・・・

2014年08月31日 | 室蘭・四季の野花&花木



 朝晩はすっかり初秋モード、今日の朝の最低気温は17℃大気が涼しさを増して来ました。さらに、空は
澄み渡り流れる雲からも、夏と初秋が入り交ざったような季節が訪れて来ました。





 牧草地と農道の境の草薮で、エゾノコンギクやユウゼンギク・ネバリギクなどの初秋の野を飾る花々が
次々と、咲き始めています。














 ナンテンハギが一斉に青紫色の花を咲かせ始めています。草名に、ハギと付きますが本来はソラマメ
の仲間です。和名の由来は、葉の形が南天(ナンテン)に似ていて、花の形が萩(ハギ)に似ていることか
のようです。 








 サルナシ(猿梨)、当地ではコクワの名で親しまれています。熟した果実は、果実酒や生食にも適する秋の
山野からの贈りものです。





エゾゴマナ(蝦夷胡麻菜)が菊を小さくしたような純白な花を咲かせている。エゾゴマナは、道内から東北
地方の北部に自生するキク科の野花です。


 


 雑木林の中の道を塞ぐように、立派な角を持った2頭のエゾシカと遭遇。エゾシカは人を見ると動きを止
めて、ジーッと見詰めて来ます。その僅かな数分間がシャッターチャンスです。その後は、足早に藪の中へ
駆け込み姿を消します。今の季節、住宅地の近くでエゾシカを見れるのは稀な事です。

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朝の追直漁港

2014年08月29日 | 室蘭の景色



 追直漁港の朝景色です。ウニ漁の小舟が全速力で、次々と港に戻ってきます。ウニ漁は、採取時間や
採取量に一定の規制があります。そのため、漁の開始から漁の終了は
一斉に行われます。
  ※ 追直漁港は、市街地に隣接する風光明媚な漁港です。スケソウダラ・鮭・イカ・ウニなどの漁獲量は、
  近郊の漁港の中では屈指。さらに、高級魚のクロソイやホタテ貝・ウニの養殖も盛んに行われている海
  産物の一大
流通拠点です。



 朝の漁を終え、エンジン全開で港に戻って来たウニ漁の小舟です。積載物はエゾバフンウニです。



 小舟は、採取したウニを積載したまま、陸に引き上げられます。その後、ウニを小舟から下し選別作業
が行われます。






 追直漁港の西端。Mランドに渡る連絡橋が海と空に突き出るように架かる。この橋の上に立つと、絵鞆
半島の一部、外海側の断崖絶壁が連なる景観を眺める事が出来ます。
                     ※ Mランドは、ホタテ・ ウニ・クロソイなどの養殖関連設備が備わる人工島です。






 測量山は海面からの高さ199m、絵鞆半島の最高地点です。頂きにはNHKを始め、民放系の電波塔
が林立しています。さらに、頂上の展望台に立つと360°の大パノラマが広がります。








 



 絵鞆半島は、画像の右端から 一挙に標高を上げ西の方向に延びる。半島の内側には市街地や室蘭港
が広がっています。
 ※ 絵鞆半島は、室蘭港を抱き込むように外海の太平洋と隔てる。下の画像の先端は、室蘭八景の一つ
 マスイチ浜です。さらに半島は、マスイチ浜先端部から右側に折れる曲がるように絵鞆岬まで続いていま
 す。


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8月の夕映え

2014年08月28日 | 室蘭の夕日&夜景

 
 祝津公園展望台から、穏やかに暮れていく西空の光景です。祝津公園展望台は絵鞆半島のほぼ先端
の小高い丘の上にある。今日、当地の日の入時間は18:18。秋の季節が近づくに連れて、日の入り時間
が一挙に早まり始めて来ました。





 画像の上部を流れる雲の先端部が突如、薄紅色に彩る。正確な大気現象は分かりませんが、彩雲の
一種類かと思います。





  夕日の残照が、絵鞆半島の最西端に佇む町並みを影絵のように浮き上がらせました。
   



 祝津展望公園は白鳥大橋のビューポイント。日没と共に、橋に取り付けられたイルミネーションとスポット
ライトが
点灯、夜の港内に彩りを放します。

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イタンキ漁港とイタンキ浜

2014年08月26日 | 室蘭イタンキ浜



 イタンキ漁港の防波堤の上からイタンキ浜方向を望む。イタンキ漁港は、浜の東端に位置する太平洋に
面した風光明媚な漁港です。
毛ガニ・スケトウダラ・宗八カレイやエゾバフンウニなど、水揚げの魚種は豊富。
      ※ イタンキ浜は、半島
のように見える丘の下を沿うように1.7キロほど連なる長い砂浜海岸です。 







 潮風に羽根を広げ乾かすウミウです。





 先日、ハマナスの実が赤く色付き始めた画像を掲載しましたが、この時期を迎えますとすべての実が完
熟状態になります。









 垂直にそそり立つ断崖絶壁の下の草地で、カセンソウ(歌仙草)が鮮やかな黄色い花を咲かせています。





 イタンキ浜の後方、垂直に切り立つ高さ60mほどの岩崖の上からの眺望です。この場に立つと、眼下
に西の浜と東の浜の対象的な景観が広がります。
 ※日付印字の下に小さな黒点が浜を歩く人です。さらに、下の画像の浜と草地の境に人影が見えます


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低気圧が通り過ぎて・・・

2014年08月23日 | 室蘭の景色



 絵鞆岬展望台からの眺望です。画像のほぼ中央。室蘭港の入口に浮かぶ大黒島は、周囲700メートル
海面からの高さ35メートル、港のシンボル的な小島です。一帯は、室蘭八景の一つに指定されている風光
明媚な景勝地です。
 ※下の画像は、岬の直ぐ眼下の海域に浮かぶ岩礁、恵比寿島。島の周辺は浅瀬で海藻や魚介類が豊富。
 海鳥の絶好の餌場です。島の上で、ウミウが甲羅干しならぬ羽根を乾かしています。









 
 港内でのセーリングを終えて、ヨットハーバーに戻る室蘭工大クルー艇です。





 絵鞆臨海公園からの眺望です。公園の一部には、海水にじかに触れて楽しむことができる親水公園が
備わっています。さらに、公園は 道の駅「みたら室蘭」
に隣接した市内屈指の夕日のビューポイントです。

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撮り置き(8/16)の風景です。

2014年08月21日 | 室蘭の景色



 当地では、今週に入ってから陽射しが途絶え、曇りや小雨模様のスッキリしない天候の日が続いていま
す。あいにくの天気で、当ブログは開店休業状態。画像は、先週の土曜日の朝景色です。
 我家から散歩道を2Kmほど行くと、「牧草地の中の一本桜」で一躍名を馳せた室蘭岳の裾野に広がる広
大な牧草地に行き着きます。
牧草地の縁を巡る道路の法面には、早くも初秋を知らせるかのように数種類の  野花が咲き始めています。

             ※ 黄色い花はクサレダマ、漢字表記では「草連玉」。朝日を受けて、黄色いの小花を咲かせています。


 


 エゾノコンギク(蝦夷野紺菊)は、主に道内に自生している我国固有種の野菊です。初秋の季節の到来
をいち早く知らせてくれるかのように、可憐な淡い紫色の花を咲かせ始めています。





 道路の法面の藪の中で、ヨツバヒヨドリも淡紫色を咲かせています。道内から本州中部以北の山地の
草原に自生するキク科の多年草です。





 ツリガネニンジン(釣鐘人参)が、 長く伸ばした枝先に淡紫色の小さなベル形のを咲かせています。
ツリガネニンジンは、昔から山菜や薬草として人との関わりのあるキキョウ科の野花です。





 秋の七草の一つ。ヤマハギ(山萩)が細い枝を風にそよがせながら、紅紫色の小花を咲かせています。
当地では、ヤマハギの花が咲き始めると、季節は一歩一歩と緩やかに秋へと向かい始めていきます。

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大気が澄み渡る

2014年08月16日 | 室蘭の景色



 8月も中旬、当地では夏から秋への狭間の季節が訪れ始めています。今日の日中の最高気温は22℃。
まだ、気温の高い日は続くが、どこか秋の気配を感じる涼やかな風が流れる一日でした。 カメラアングルは、
室蘭港の入口付近から眺める港内の風景です。



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庭に咲く

2014年08月14日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



 カラマツソウ・デラバイがほぼ満開になりました。細く、しなやかな茎の頂点は2メートルを優に超える程、
 小低木と見間違えそうな
草姿です。
 デラバイは、小さな可憐な花と薄緑色の葉とのコントラストが夏の青空にとても似合う耐寒性宿根草です。










 キクイモモドキ(菊芋擬き)の別名は「姫ヒマワリ」。花径5cmほどの鮮やかな黄色の花を咲かせていま
す。明治時代に、原産地の北アメリカから渡来したキク科キクイモモドキ属の帰化植物です。





 ギボウシ(擬宝珠)、品種は不明ですが葉の縁に白い斑が入る覆輪種です。生育旺盛で、種からでも根
 分けでも
株を容易に増やす事が出来ます。清々しい草姿が好きで我家の庭では、品種不詳の3種類のギ
 ボウシを育てています。

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8月のイタンキ浜

2014年08月13日 | 室蘭イタンキ浜



 太平洋の大海原の彼方から、ゆるやかに波が打ち寄せる。潮風に運ばれて来る磯の香が浜に漂う。
イタンキ浜は、「日本の渚100選」に指定されている風光明媚な砂浜海岸です。






 イタンキ浜は、市内は元より近郊地域で最大のハマナスの群生地です。早くも、実を赤く色付かせ始め
ています。


 



 浜の後方には100m前後の断崖が屏風を立てたように迫る。太古の火山活動により出来た溶凝灰岩と
集塊岩の地層が、独特の横縞模様を断崖に描き出しています。





 浜の西末端。砂浜に鎮座する巨石群と高さ140mほどの断崖絶壁がそそり立つ。東側の浜と大きく異
なる荒々しい景観美を見せてくれます。




 浜に大量のコンブが打ち上げられています。先日の台風11号により、海が底荒れ海底のコンブが波に
もぎ取られて浜に流れ着く。沿岸は岩礁地帯、コンブやワカメなどの海藻が豊富な海域です。 
  「室蘭イタンキコンブ」は、ほどよい肉厚と手ごろな大きさで扱いやく、味も抜群な海の幸です。ただ、浜に
打ち上げられたコンブにも漁業権が設定されています。もったいないと思いますが、原則持ち帰る事は出来
ません。

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温帯低気圧が通り過ぎて・・・

2014年08月11日 | 室蘭の景色



 久し振りに、清々しい夏の青空が広がりました。この時期に、列島を縦断した台風は2003年以来11年
振りとの事。
 列島の南端から北端まで、ゆっくりとした足取りで進んだ
台風11号。今日の午前中に道内の西の海上で
温帯低気圧に変わりました。


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