エゾニワトコ(蝦夷接骨木)は、夏に赤い実を付ける珍しい樹木。紅色の小さな実は陽射しを受
けると一層 鮮やかさを増します。この時期に、近くの道沿いの草むらに咲く野花々のご紹介です。
ノリウツギ。おそらく、野に咲く花木の中では一番遅い開花。やや日陰になる道路脇
の土手で白い花を咲かせています。
クサフジは、つる性の多年草。道路際の草むらで、群がるように赤紫色の独創的な
花を咲かせる。
イケマも、つる性の多年草。白い小さな花を寄り集めるように咲かせる。ヤマイモに
似た葉と花のコントラストが美しい野花です。
オニグルミ。早々、薄緑色の実をたわわに付けている。実と葉の色合いが目に清々
しげに映る木の実です。
オオハンゴソウ。これから当分の間、夏の野に咲く花の主役。もう暫くすると道路沿
いの草むらや、雑草の茂る遊休地は黄色のオオハンゴソウ花で埋め尽くされます。
「むろらん港まつり」の季節が訪れた。 まつりの開幕を飾る納涼花火大会。2000発の
花火が、室蘭港中央ふ頭の沖合いから、次々と打ち上げられた。
カメラアングルは、会場から港を挟み5キロメートルほど離れた対岸の崎守埠頭。少々、迫力
は欠くが 花火と白鳥大橋の重ね撮りは、この場所をおいて他には無い。
今年は、東日本大震災の復興!。花火師の方々が願いを込めて創作された花火が、真夏の
夜空に大輪の光の花を咲かせました。
ガクアジサイ 城が崎は、気候温暖な伊豆半島が原産地。我が家の庭に移住して
から4回目の開花です。装飾花は八重、咲き始めは白黄色、開花が進むにつれて徐々
に淡い青柴色に変化する、見る目にも涼しげなガククアジサイです。
ヒソップ オフィシナリス ネクター フォーミュラ ミックス。
長く伸ばした茎に薄いピンク色の小花を沢山咲かせている。葉には微かだがハッカに似た
、清々しい香りがある。耐寒性・耐暑性が共に強く栽培に手の掛からない花です。
スカシユリの特徴は、上向きに花を咲かせる。山百合のような香りはないが清楚な
花姿のユリです。
ゲラニューム ストラータム。我が家では3種類のゲラニュームを育てている。
ストラータムは、一番遅れて花を咲かせる。薄ピンク色の花弁には、独特の皺と紫色の脈
が入る、可憐なフウロソウです。
室蘭岳の山麓に広大な牧草地が広がる。この場所は、年間を通して風の通り道。
今、敷地内には5基の風力発電機が建設中。支柱の高さ80m、羽の長さは40mと巨大。
発電能力は、10,000kw、約6,600世帯分の年間使用量をまかなえる電力を生み出
す。間もなくすると、国内に、また一つ自然エネルギーの発電基地が誕生します。
電信浜は、市街地に隣接する太平洋に面した波静かな小さな入江。沿海はウニ・アワビ
・イガイ・ツブ・エムシ・タコ・ワカメ・コンブ・フノリ・マツモ・ナマコなど海産物の宝庫。
今朝の海は、うねりもなく穏やかだが波打ち際を覆い隠すように多量のコンブとワカメが流れ
着いている。稀に見る光景です。
室蘭岳は標高911メートル、稜線の美しい山。港や市街地のすぐ北側に屏風を立てたようにそそり
立つ。標高400メートルほどの中腹には、室蘭岳山麓総合公園がある。多目的広場・キャンプ場・野外ス
テージ・宿泊研修施設・スキー場などが整えられており、四季を通して市民の いこいの場です。
山麓に咲く野花
室蘭岳の登山口のヤブの中、エゾアジサイ(蝦夷紫陽花)が薄水色~薄紫色の
清々しい花を咲かせています。
オカノトラオの花は独創的です。
ノコギリソウが、道脇の草むらで薄ピンク色の花を咲かせている。
オニシモツケ(鬼下野)の花は純白な綿菓子のよう。今の時期になると市内のあちら
こちらで、見る事の出来る 山野草です。
このところ、天候が安定しない日が続いていたが今日は夏の陽射しが戻って来た。夕方になって
も風もなく穏やか。静かに暮れて行く夏の日の夕空です。
カメラアングルは、室蘭市祝津町 親水緑地からの夕日の光景です。
この浜は家から3キロほど離れ、度々 夕日の撮影に訪れる何の変哲もない小さな砂浜。
砂浜の陸側、道路の護岸沿いの砂地。規模は小さいが、数種類の海浜植物が自生している浜
です。
浜辺で、花を咲かせている海浜植物。
ハマベンケイソウ(浜弁慶草)、蕾のうちは淡紅色、開花すると青紫色。葉は肉質で
白緑、花も葉も浜で生育する植物の中では独創的です。
当地では、この時期になると道路沿いの空き地に、ヤブニンジンの白い花が咲き乱
れる。本来は、陸地で花を咲かせる植物と思っていたが、自生地を砂浜にまで広げる逞し
い植物です。
ナミキソウ、主に海岸部に自生していることから漢字での表記は、波来草。この花の
大きな特徴は、2個が同じ向きに花を咲かせる。この浜は、市内で唯一知るナミキソウの
自生地です。
トッカリショは、室蘭八景の一つ。展望台は海抜80m程、急勾配の坂道を下り降
りると浜に辿りつく。この小さな入り江は凝灰岩質の断崖絶壁に囲まれ、潮騒だけが聞こ
える静寂な浜辺。奇岩が織り成す室蘭を代表する景勝地です。
トッカリショに咲く野花
エゾノキリンソウ(蝦夷麒麟草)。黄色の花と薄緑色の葉が夏の日差しを受け輝いて
いる。
純白な花、一瞬 オニシモツケと見間違える。花名は全く不明です。
エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子)。この時期になると、海岸近くの草むらに小群落
を作りく咲く。ピンク色の花は、草むらの中で際立つ。
エゾニュウ(蝦夷ニュウ)。草丈2m程にも成長する、ニュウはアイヌ語。
今日の日中の最高気温は19℃、夏としては少々涼しすぎる。陽射しと涼やかな潮風を受け
てエゾニュウが花を咲かせています。
ジャコウアオイ。花と葉の形はコスモスを思わせる。先日から、涼やかな薄ピンク色の花を
咲かせている。本来の花名はムスクマロウ。
和名の由来は、葉に微に麝香の香りがある事から。ジャコウアオイ(麝香葵)は、アオイ科の耐寒
性常緑多年草です。(21日写真更新)