グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

10月の庭に・・・

2018年09月30日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



 クジャクソウ(孔雀草)。長く伸ばした茎の先端に、淡いピンク色の可憐な花を数えきれないほど
咲かせています。10数年前に本州方面から持ち帰り庭に移植。今では、秋に咲く庭花の定番です。










斑入りヤブランが、一斉に花茎を伸ばし始めました。





日本の秋を代表する花と聞かれたら、間髪を入れずに菊 !。凜とした花形が目に清々しく映ります。







 マリーゴールド。我家では毎年、秋に種を採集し初夏の頃に路地に種をまき、苗を育てています。
一方、園芸店では春になると蕾を付けた苗が売り出されます。我家のマリーゴールドは夏の終盤から
秋遅くまで花を咲かせる奥手です。





 フウチソウ(風知草)、草名の通り僅かな風にも葉をなびかせます。葉の付け根がよじれ、表に見
ているのは本来は葉裏、その事が別名のウラハグサ(裏葉草)の由来です。





 変わり咲きの朝顔です。種をまいても発芽率は極端に低く、今年もこの一株だけが花を咲かせてく
れました。





 秋明菊が、一斉に花を咲かせています。当地では、この花が咲き始めると秋本番の季節の到来です。
花名に菊と付きますが、英名ではJapanese anemore。さらに、科目分類では菊とは全く異なるキンポ
ウゲ科の耐寒性多年草です。

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朝景色

2018年09月29日 | 室蘭の景色



 撮影時の気温は13℃、日一日と気温が下がり始める。今日、当地の日の出時間は5:30分。日の出
から30分ほど過ぎた牧草地からの朝景色です。







 夏の間は山中に姿を隠していたエゾシカ。10~11月の繁殖期を目前に、春先に落角した角も立派に
生えそろった雄鹿です。

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港の朝景色

2018年09月28日 | 室蘭の景色



 今の時期は天候の変動が激しく、天気予報士も天気の予報が難しい時期。それにしても天気予報
の外れ方は見事すぎる。早朝から風がピッタと吹き止まり 爽やかな初秋の空が広がる。
海面が鏡の
ように静まり返り、空と港を取り囲む風景を映し出す。
   カメラアングルは、「エンルム
マリーナ室蘭」の
近傍から室蘭港の入口付近の朝景色です。








 室蘭港の一番奥まった一角。小型船舶の船溜まりと港に隣接する工場の光景です。

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コハマギクの花が咲く季節です

2018年09月26日 | 室蘭・四季の野花&花木



追直(おいなおし)漁港は、市街地に隣接する風光明媚な漁港です。漁港の一角にある小さな入り江
の断崖では、今、コハマギクが花の時期を迎えています。







海面を挟み20mほど離れる断崖は、初夏から初秋にかけて数種類の野花が花を咲かせます。今、
断崖ではコハマギク(小浜菊)が競うように花を咲かせています。









コハマギク(小浜菊)、草丈は低く地面に張り付くように生育します。草丈にそぐわない5センチ
ほどの清楚な花を咲かせます。




コハマギク(小浜菊)が、生育している場所は堅い岩石が露出した断崖。わずかに堆積した表土や
岩の隙間に根を張る。なぜ、このような過酷な環境下でと思うような場所で花を咲かせています。
 因みに、コハマギクは関東以北から北海道の太平洋側の海岸部の岩場や崖に自生する、キク科の
多年草です。




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雨上がりの朝

2018年09月24日 | 室蘭の景色



昨日から降り続き、特に夜半には雨足を強めていた雨。早朝には降りやむ。近年の天候の変化は、
激しすぎる。今朝は一変。雨で洗い流された、周辺の景色が清々しく目に映り込んで来ます。








朝日に輝くノイバラの実です。 









今年は、行く先々でたわわにみのるヤマブドウが目にとまります。





休耕地の一面に咲くコスモス。秋空のもと、風に花びらを揺らせながら咲き誇っています。

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秋晴れの絵鞆半島縦走

2018年09月21日 | 室蘭の景色



今日も日中の気温は高めで大気はカラッと乾き気味。初秋の清々し風が吹き抜ける。マスイチ展望所
からの眺望です。
 前方には追直漁港、遥か彼方には太平洋の大海原が広がります。マスイチは、市内屈指の景勝地は
もとより、「名勝ピリカノカ絵鞆半島外海岸」として国の名勝に指定されています。




ちょっぴり秋色のマスイチ第2展望所から、噴火湾越しに対岸の渡島半島の山並みがシルエットで連
なる。





鞆半島の東から西先端の絵鞆岬へと。両側には、うっそうと樹々が生い茂る木漏れ日の道が続く。





ツリバナ、絵鞆半島に多く自生しています。細く長い柄先に実をぶら下げる。弾けた種殻の中から
赤オレンジ色の種がのぞく。特に、ツリバナは実をつけたこの時期とこれからの紅葉が美しい樹木
です。






初秋の日差しを浴び、紅色に輝くガマズミの実です。





絵鞆半島の最西端の絵鞆岬からの眺望です。





絵鞆岬の沖合は良両漁場は、エンジン全開で漁船が漁場に向かう。





絵鞆岬の港側には、測量山観光道路を挟んで家々が密集しています。







絵鞆岬を後に曲がりくねる坂道を下る途中。眼下に絵漁港と白鳥大橋方面の眺望が広がります。

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朝の海と空

2018年09月20日 | 室蘭の景色



大気が限りなく澄み渡る。今日も早朝から、清々しい初秋の空が広がりました。カメラアングルは、
室蘭港崎守埠頭から 朝の6時台の景色です


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家の近くをぶらっと・・・・

2018年09月19日 | 室蘭の景色



 この時期にしては日中の気温は24℃とやや高め。一方、空気が乾燥しているため涼しさを感じま
す。家から2キロメートルほどに広がる牧草地からの初秋の空景色です。









 毎年、この時期を迎えると道路際の法面でネバリギクやユウゼンギクの花が咲き競います。
特に、ネバリノギクは花びらの色が多彩です。紫、ピンクなどがあり同じ紫でも株によって濃淡が
さまざま。元々は、園芸植物とし大正時代に海外から持ち込まれた帰化植物です。今では旺盛な繁
殖力から庭を飛び出し野生化、爽やかな秋空にアクセントを添えています。
 







キクイモ(菊芋)は 初秋の青空に似合う野花です。原産地は北アメリカ、古い時代に飼料用や加工
食品として導入されました。今は野で元気に花を咲かせる、ヒマワリの仲間のキク科の多年草です。








このところ、晴天が続いています。方々の牧草地で牧草の収穫が行われています。

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夕空と夕焼け雲

2018年09月16日 | 室蘭の夕日&夜景



日の入り時間の20分ほど前。宮古航路のカーフェリーが、西日に照らされながら室蘭港に入港。
後方には、対岸の渡島半島に君臨する駒ヶ岳が茜色に染まる。数日振りに見る 穏やかな夕空です。


 

珍しい雲が夕空に浮かぶ。カメラアングルは、室蘭市臨海道路からの西空 の光景です。





度々投稿していますチマイベツ川の河口。鮭が釣れるのは、日没ごろと早朝の時間帯です。暗黙
のルール、投げ竿の操作から
釣り人のシルエットが等間隔に並ぶ。



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9月の庭花・・・

2018年09月14日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



ヒダカミセバヤ(日高見せばや)の花が咲くと秋も本番です。3~4日前から、淡紅色の星形の
小花を咲かせ始めています。原産地は道内の日高地方。花と白緑色の葉とのコントラストが美しい
耐寒性の宿根草です。








 フイリヤブラン(斑入藪)が花を咲かせ始めました。ヤブランは近所の庭でも育てられていますが、
フイリヤブランはあまり見かけません。
このフイリヤブランは十数年前に本州から持ち帰り育て続けています。元々の生育適地は、関東以西
の温暖な地域。今では当地の気候にも順応し、株は年々大きく生長しています。





エロディウム・バリビアビレの流通名はヒメフウロ。我が国の固有種のヒメフウロとは全く異なる
植物です。
   
株はロゼット状に成長します。やや匍匐性です、伸びた茎を切り取り土に挿しておけば容易に発根
します。花径は2センチほどで、淡い紅色の花びらに濃い紅色の脈が入る可憐な花を
咲かせます。夏
の暑さと過湿は少々苦手な植物です。一方、寒さにはとても強く雪の下で冬を越せる耐寒性宿
根草で
す。



マーガレットは暑い夏の間は花数を減らしますが、今の時期になると再び花数を増します。
花は小ぶり、
淡いピンク色の丁字咲きです。マーガレットは、
この季節から
秋遅くまで花を咲かせ
てくれる、我家の秋の定番植物です。


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