グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

屋内で育てる・・・

2025年01月17日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)


エロディウム・バリビアビレの流通名はヒメフウロ。わが国の固有種の
ヒメフウロ(姫風露)と混同しそうな花名です。
昨年の秋、庭から掘り上げ鉢植えで育てています。親株は、雪をかぶり
越冬中。
ようやく鉢植えに慣れたのか、日一日と花数を増やし始める。これから、
春まで花を絶やすことなく咲き続けてくれます。




ポトス・ライム。艶やかなライムグリーンの光沢のある葉が魅力的です。
茎を切り取り、水を入れた容器に挿しておくだけで発根しますので株を
増やすのは容易。寒さには弱く、冬の間は温度管理が特に必要なポトス
です。



昨年、挿し木を行ったカランコエが花を咲かせ始めました。
花茎は 少々徒長気味、園芸店の店先に並んでいるカランコエのような
形の良い 株姿に育てる事は無理ですが、このカランコエの花色が好み
で数年来の付き合いです。



黄金花月、多肉質でふっくらとした葉には黄色の斑が入る。
なにわともあれ、鉢の置き場は日の当たる場所。耐寒性は低いので、
冬場は室内温度の管理が重要。一方、鉢土を乾かし気味に水やりを
行えば、あとは手がかからない 生育旺盛な観葉植物です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

我家の 庭にも冬がやって来た・・・

2024年12月07日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)


我家の庭も、すっかりと枯れ葉色の冬モードに変身。その中、庭の片隅で育て
ているヤブコウジ、密に茂る深緑色の葉と赤い艶やかな実とのコントラストが
鮮やか。赤い実を葉で覆い隠すように吊り下げる、ややカメラを中腰に構えて
の撮影です。



アラビス・プロクレンス、夏の暑さと乾燥、さらに冬の寒さにも極めて強い
オールラウンド植物。この時期になると、一部の葉を赤柴色に紅葉させます。



ベニシタン(紅紫檀)が、今年も小さな赤い実を鈴なりに稔らせる。
山野に雪が積もり、野鳥の餌が乏しくなるとベニシタンの実を食べ
に野鳥たちが庭に飛来、 実を一つ残らず食べ尽くします。



フユシラズ〈冬知らず)、キリッとした葉と赤オレンジ色の蕾が清々しく
目に映り込む。この時期、庭でフユシラズのほかに花を咲かせている草花
はありません。耐寒温度は氷点下15℃ほど、寒さにとても強い植物です。



寒さが訪れる前の11月中旬ごろに、室内に取り込み 育てている鉢植えの草花です。


カランコエ、1月中旬頃の開花時期に併せて 蕾を膨らませ始める。
このカランコエの花色が気に入り、毎年挿し茎を行い 新たな株を
育て上げ 花を咲かせています。



夏を越してきたシクラメン。株姿は園芸店のように整えることはできませんが、
元気ハツラツと花を咲かせ始めています。



ゴールデンポトスとライムポトス。生育環境を保つと、冬でも 旺盛に茎を
伸ばし葉を茂らす。さらに、茎をもぎ取り水に挿しておくだけで発根、株
を増やす事も容易な植物です。



シャコバサボテン、株を 数年ごとに挿し茎で更新 三十数年間育て
続ける。今年も、株を覆うように独創的な花を咲かせています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本格的な寒さが来る前に・・・

2024年11月18日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)


今年は、秋から初冬にかけて近年まれにみる穏やかな陽気が続いています。
一方 季節は着実に進み、庭の一角に植えているドウダンツツジが紅葉した
葉を散らし始めています。



ヒデンス・ゴールデンフレンズ。初夏の頃に開花してから 今も盛んに花を咲かせ
続ける。
株は、とくに手を加えなくてもコンパクトにまとまります。
茎を切り取り、水を入れた容器に挿しておけば発根。株を増やすことが たやすい
キク科の多年草です。



キリンソウ(麒麟草)、 例年に比べて 葉を鮮やかに染める。



ホスタの黄葉、シャッキとした枯れ葉を色付かせる。毎年、あえて枯れ葉を
刈り取らずそのままに。陽にかざされた枯れ葉は、庭に不思議な存在感を醸
し出しています。



ヒメキンギョソウ(姫金魚草)の紅葉、葉や茎をを朱色に染める。



カレンジュラ、和名は「冬知らず」。今の時期になると、庭で咲く草花は
ほとんどありません。これから季節が進み、寒さがマイナス10℃を超す
冬になっても、花を咲かせ葉を茂らせ続ける貴重な植物です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立秋の庭に咲く・・・

2024年08月07日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)


今日は暦の上では立秋だが、週間天気予報では 例年になく当分気温は高めの
日が続くとの事。

画像は 、2~3日ほど前から花を咲かせている ホスタ(ギボウシ)ジューン
です。

     
ギボウシの
草名の由来は、蕾の形が和式橋の欄干の装飾金具を連想させることから。

我家の庭では4種類のギボウシを育てる。品名が分かっているのは、
このスジギボウシと冒頭の画像のホスタ(ギボウシ)ジューンだけ
です。
スジギボウシ(筋擬宝珠)は野趣あふれる。茎を長く伸ばした先端に、
赤紫色の筋が入る 花を咲かせています。
 



マルバアサガオ、毎年 こぼれ種が発芽し花を咲かせます。
アサガオは、我国が原産地の植物かと思っていましたが、意外
にも熱帯アメリカ原産、江戸時代に観賞用として渡来した帰化
植物とのこと。   



マリーゴールド。春になると園芸店に苗が並びますが、我が家では毎年、
種を採集して、初夏になると庭に種をまき育て上げています。

 結果、7月下旬から8月初旬頃から花が咲き始め 秋遅くまで花を咲かせ
る奥手です。



ツユクサ、当地では今が花の時期です。清々しい 青い花は 夏の朝に良く似合う。
庭に生えるツユクサは抜き取りますが、 一部は、そのままにして花を楽しんで
います。



ブラキカム。正式名はブラキカム・アングスティフォリアと覚えられないほど
長い花名。キク科の植物、夏場の高温多湿が苦手な常緑多年草です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7月の庭に咲く・・・

2024年07月16日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)


近ごろ、夏の陽射しが強まり始める。
庭で育てている草花の中で、特に コーカサスキリンソウ類は乾燥や高めの気温を
ものともしない。その中で、ドラゴンズ ブラッドやトリカラーが一際鮮やかな花
を咲かせ始めています。



当地では、今の時期が紫陽花の季節です。我家の庭のガクアジサイ(城ケ崎)が、
満開に花を咲かせています。
咲き始めは、黄白色、開花が進むに連れて、赤みをおび青系へと花色が変化する
紫陽花です。



ヒューケラ、和名はツボサンゴ。本来は、葉を観賞する カラーリーフ植物。
花は小さく地味ですが、花数が集まると一見の観賞価値がある多年草です。       



白花タイトゴメ(大唐米)、白い小花を株全体を覆い隠すように花を咲かせています。




ハタザオギキョウ(旗竿桔梗)、野鳥が種を運んで来た今年から庭花の仲間入り。
大正時代に海外から観賞用に持ち込まれる。今では、繁殖力が強すぎて庭から飛び
出し野生化している植物です。



キリンソウ(麒麟草)、今年の気候が適しているのでしょうか、例年になく、
花を咲かせ続けています。レモンイエローの花と、薄緑色の葉との取り合わ
せが、絶妙な雰囲気を醸しだしてくれる耐寒性の宿根草です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月の庭に咲く・・・

2024年06月28日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)


6月の我が家の庭は、一年の内で最も花数が多い季節です。
キリンソウ(麒麟草)が、小さな星形の花を密に集めて咲かせ始めました。
レモンイエローの花と淡い緑色の葉との取り合わせが、目に清々しく映り
ます。



フェンスに這わせ 仕立てる スイカズラ(吸い葛)。先日から周囲にここち良い
芳香を漂わせながら、純白の花を咲かせています。


開花から日数が経つ連れて、花の色は純白から黄色へと徐々に変化させます。
そのことから、金銀花(きんぎんか)と 優雅な別名を持つ半蔓性の植物です。



ラミウム・ピンクパール。
咲き始めたのは5月の中旬、秋が深まる頃まで 花を咲かせ続けます。
多年草の特性に加え、こぼれ種でも挿し茎でも苗を増やせる手の掛
からない庭花です。



ハイコウリンタンポポ(這い紅輪蒲公英)。一年前に知人からの頂き物、当初は草名は
全く分かりませんでしたが、スマホのアプリを駆使し一年がかりで判明。


似た花にキバナコウリンタンポポが存在しますが、花弁の裏側の薄紅色の縦線模様と
20センチと低い背丈が決めて。葉の形は 異なりますが、タンポポにそっくりな花を
咲かせています。



ミヤギノハギ(宮城野萩)、夏に花を咲かせることから別名では「夏萩」と呼ばれる。
ヤマハギに似ていますが、花の色が鮮やな花を咲かせます。



ヒデンス・ゴールデンフレンズ。花名の通り 太陽光を受けると黄金色に、
株は、特段手を加えなくてもコンパクトにまとまる。キク科の多年草です。



ジャーマンカモミール。一年草のハーブですが、毎年こぼれ種が芽ばえ
可憐な花をさかせます。わが家ではハーブとしては利用していませんが、
庭花として育て続けています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨上がりの庭に咲く・・・

2024年06月18日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)


昨日の午後から降り始めた雨、今朝早くには降り止む。庭の草木が朝日を受けて
瑞々しく目に映る。
当地にもサツキの季節が到来、庭で 一番初めに花を咲かせるのは、この八重咲き
のサツキです。



ヒダカミセバヤ、白緑の葉の上に雨の雫をのせる。真夏の頃になると、細い茎先に
紅色の小さな星形の花を咲かせます。ヒダカミセバヤは、道内の太平洋側の海岸の
岩場に自生するベンケイソウ科の多肉植物です。



アネモネ・バージニアナ、和名では「春咲きシュウメイギク」。菊と花名が付きますが、
菊とは全く異なる
キンポウゲ科の宿根草です。



セダム ドラゴンズブラッド。赤銅色の葉色が特徴で茎は半立性、茎を摘み取り
庭土に伏せておけば発根、株を増やすことは容易。手がかからない 生育旺盛な
セダムです。
   



クレマチス・ドクタールッペル。淡い桃色で8枚の萼片の中央には赤桃色の筋が入る。
今年は例年に比べて花の数が多い。花は大輪咲き、雄しべと雌しべとの 絶妙な取り合
わせが美しいクレマチスです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月の庭に咲く・・・

2024年06月04日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)


当地では、ツツジの季節は一週間ほど前に過ぎる。一方、このツツジは遅咲きで
今の時期が見ごろ。品種不詳、おそらく咲く時期から考え ツツジの改良種かと。
庭のサツキ、蕾を膨らませ始めた。あと半月ほどすると開花、同じツツジ属の花
の時期を取り持つ貴重なツツジです。



アンドロサセ。和名は、トキワハナガタ(常盤花形)。臙脂色の細い花茎の先に、
小花を球状に集め花を咲かせています。元々の原種は、ヒマラヤの高山帯の礫地
に自生する 耐寒性常緑多年草です。                                      



日陰の庭のグランドカバーといったらアジュガ。
日向でも日陰でも生育旺盛。全てに手がかからない半常緑多年草(宿根)です。 



アルメリア、淡紅色の小花をボール状に束ねて花を咲かせ続けています。
和名ではハマカンザシと可憐な名を持つ、生育旺盛な常緑多年草です。
           



シラー ヒスパニカ、淡青柴色のベル形の端正な花を穂状に付け咲き始めています。 



ブラキカム・アングスティフォリア。薄紅色の花の径は2cmほどと小さく、
葉は菊の葉を小さくしたような形、可憐な花を咲かせる多年草です。



アケボノフウロ、赤紫色の花と深緑色の葉との取り合わせが、初夏の庭に爽やかさを
醸し出してくれる多年草です。



マーガレット、初夏から秋遅くまで花を咲かす。わが家の定番の庭花です。
この株は、昨年の春に園芸店で購入。秋に室内に取り込み冬を越してきた鉢植え。
数年前から、冬越しに挑戦してきましたが都度失敗の連続でした。何が功を奏し
たか 今シーズンは大成功
今は 鉢植えのまま屋外で栽培、株を覆い隠すように花を咲かせています。
                                         (6/5 マーガレット追加記事です)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初夏の庭に咲く・・・

2024年05月21日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)


当地では5月になると、庭の草花や野山に自生する草木が一斉に葉を茂らせ花
を咲かせ始めます。今年は、我家の庭で育てる草木も例年になく勢いを感じる



3種類のプリムラ、 ジュリアン・ポリアンタとベリスを育てています。
今月の初旬ごろから 花を咲かせ始めたジュリアンは早々花を咲かせ終
わる。一歩遅れて、べリスやポリアンサが花を咲かせ始めています。



アルメリア、庭で育て始めから30数年の時が過ぎる。和名は、ハマカンザシと
美しい草名を持つ。


  
イリス・クリスタータは、花径5センチ・草丈は15センチほどとすべてが
小型の植物。
薄い花びらは雨が苦手。一方、乾燥や寒さに強い生育旺盛なアヤメ科の植物。



マーガレット、始めて冬を越し花を咲かせる。鉢植え栽培、秋に屋内に取り込み、
何度も冬越しに挑戦してきましたが失敗の連続。
今年の冬は、暖冬気味に経過 それが功を奏したのでしょか。冬を越し早々、花を
咲かせています。



サラサドウダン(更紗灯台)。黄白色の花弁に、紅柴色の模様を付けた釣鐘形の
花を枝に吊り下げる。ツツジの仲間の寒さにとても強い落葉低木です。



イベリス(トキワナズナ)とミヤマオダマキが、庭の一角で花を咲かせ続けています、

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月の庭に咲く・・・

2024年05月13日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



ミヤマオダマキ、この時期を待ち構えていたかのように独創的な花を咲
かせ始める。花弁のように見えるのは萼片、中央の白い円筒形の部分が
本来の花です。
  
毎年、秋に
採取した種は庭の適当な場所に直播にしておけば株は増える。
生育旺盛で、全く手間の掛からない耐寒性の宿根草です。 


。       
アラビス・プロクレンス、Webで検索をかけてもてヒット件数は僅かな植物。
和名はハタザオ、細くしなやかな花茎の先端に純白で4弁の小さな花を咲か
せています。

冬でも、常緑の葉を付けたまま、雪の下で冬を越す極めて耐寒性の強い植物。



アンドロサセ・スターダスト。ロゼット状の株から立ち上げた細い花茎の先端に、
花の径1センチ程の小さな花を付ける。元々は高山性の植物、夏の暑さには弱い
が、寒さには極めて強い植物。そのことから、和名は深山カスミ草とも呼ばれて
います。



ドウダンツツジ'が、壷形の純白な小花を枝に吊り下げる。新葉と純白な花の
取り合わせが清々しく目に映ります。また、季節が進み秋になると橙黄色に
葉を染める。季節ごと、庭に風情を醸し出しくれる樹木です。



ムスカリ、当地では 初夏定番の花です。
小さな壺型で青紫色の花を房状に付け咲かせています。草丈も低く全体的に
地味な感じがします。一方、ムスカリの花は逆光で撮影しますと別の表情を
見せてくれる植物です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする