短時間に12センチの降雪量。4月を直前に、時ならぬドカ雪が降りました。湿った雪が木々の幹枝を
白く縁取る。 木々に張り付いた雪が、朝日に照らされまぶしく目に映り込んできます。
先日来、記事を投稿しています福寿草。どうにかして 雪とのツーショットと思っていました。福寿草は、
日中になると花を開き 陽が落ちると花を閉じる。花が開くのを待ち撮影を始めたのは 午前10時頃。陽
射しが強まり、雪が解け始める微妙なタイミングの中での撮影でした。
短時間に12センチの降雪量。4月を直前に、時ならぬドカ雪が降りました。湿った雪が木々の幹枝を
白く縁取る。 木々に張り付いた雪が、朝日に照らされまぶしく目に映り込んできます。
先日来、記事を投稿しています福寿草。どうにかして 雪とのツーショットと思っていました。福寿草は、
日中になると花を開き 陽が落ちると花を閉じる。花が開くのを待ち撮影を始めたのは 午前10時頃。陽
射しが強まり、雪が解け始める微妙なタイミングの中での撮影でした。
森の中に、高さが20mほどのヤチダモの大木が自生する。幹にできた樹洞はエゾリスたちの快適な
居住空間です。3月に入り、森に足を運んだのは三度ほど。ようやく、エゾリスに遭遇する事が出来まし
た。 ※ お分かりになるでしょうか。中央、横に延びる枝の上にチョコンとしているのがエゾリスです。
エゾリスの体長は約25センチ、さらに 尾は20センチほど。樹上で俊敏に動き回る小さなリスです。
体長とほぼ同じ長さのフサフサとした尾は、樹上で機敏に動き回るためのバランサーです。
両手に持って、食べているのはオニグルミです。殻は固いですが、強力な歯で噛み砕きます。
手に持っていたクルミを 地上に落とした直後のエゾリスの表情です。
エゾリスの住みか、ヤチダモの大木の周りには森が広がっています。さらに、傍には湧き水が流れる
小川がある。小川はエゾリスや野鳥の絶好の水飲み場です。
アカゲラも森の中を飛び交い始めました。嘴で木をつつく、ドラミングの音が 静かな森の中に響き渡
ります。
南部藩モロラン陣屋跡に隣接する林の中。適度な陽射しと日陰があるこの広葉樹林は福寿草の生育
適地です。先日来、記事を投稿してきましたが、ようやく、福寿草の花が満開になりました。早春の陽射し
を受け、金属的な光沢を放しながら花を咲かせています。
イタンキ漁港の入口から眺めるイタンキ浜です。遠くに、半島のように見える丘の下を沿うように砂浜
が東西に長く広がっています。
イタンキ漁港は、イタンキ浜の東端に位置する。太平洋に面した風光明媚な漁港です。季節を通 して
毛ガニやスケトウダラ、カレイやエゾバフンウニなどが水揚されています。
漁港から市の中心街まではほぼ隣り合わせの距離。規模はけして大きくありませんが、何時も活気み
なぎる漁港です。
漁港内を滑るように泳ぐシノリカモです。
春を待つイタンキ浜です。先日まで海岸段丘に積もっていた雪もすっかり解け。朝から清々しい空が
広がりました。
イタンキ浜は、「日本の渚100選」に指定されている風光明媚な砂浜海岸です。さらに、鳴り砂海岸と
しても有名な浜です。 鳴り砂海岸は全国に30ヶ所余り存在するそうですが、大規模な工場や 市街地が
隣接するのは、国内ではイタンキ浜だけのようです。
イタンキ浜は、西側と東側の景観が、同じ浜と思えないほど大きく異なります。上の画像は東側の浜、
下の画像は西の浜の光景です。
浜の直ぐ後方には、海抜80mから100m前後の海食岩の断崖がそそり立つ。冬の間は 雪や氷を貼
り付かせ、荒々しい光景を見せていた断崖。春の訪れに連れて、穏やかさを取り戻し始めています。
今日は西風が強く吹き付け、時折、風花が舞う季節外れの一日でした。晴れ上がる空を雪雲が足早
に通り過ぎて行きます。画像の右、遠方の山沿で小規模のダウンバースが発生したかのように、雪雲が
地表まで降下。短い時間でしたが、自然が見せてくれました壮大な光景でした。
帰路立ち寄る。周辺の牧草地は未だに冬枯れ色ですが、この牧草地の牧草は早くも芽生え始める。
数か月ぶりに目にする緑色の牧草地です。
2017年、セイヨウ タンポポの一番花です。
近頃の気温の上昇で、蕗の薹が一斉に雪の下から姿を現し始めました。厳しい冬を越してきながら、
なぜ、このように瑞々しいのか不思議に思う。
道路際の土手。雪が解け地中に染み込んだ水が湧水となって噴き出す。今の時季だけに見れる
光景です。下の画像は、湧き水が流れる湿地に自生するクレソンです。
室蘭市と隣町の伊達市との境を流れるチマイベツ川の河口付近です。水鳥の餌が豊富なこの場所
は、数種類の水鳥が日替わりメニューのように、入れ代わり立ち代わり飛来する場所です。
水鳥はとても警戒心が強い。人影を察知すると瞬く間に飛び立ちます。撮影距離は 50m~60m
ほど離れる。撮影時には、全く気が付きませんでしたが、モニターを確認してカルガモの群れの中に
オシドリが一羽いるのが気が付きました。
オシドリは、カルガモと同じ仲間です。自分をカルガモだと思っているのでしょうか。カルガモの後を
追うように動き回っていました。
※ オシドリは初めて目にする水鳥です。感激のあまり、撮影しました枚数は相当。その中から選んだ
画像をベタ貼りにしてみましたのでご覧ください。
近ごろ、すっかり寒さも和らぐ。撮影時の外気温は2度、本州方面では 真冬の朝の気温かと思いま
す。当地の冬、最も寒い日には氷点下10℃近くになる事もありました。厳しい寒さを体験してきた身体
には、この気温でも心地よく感じます。
朝日が昇り始め間もない、室蘭港崎守埠頭から早春の朝景色です。
釣り人の朝は早い。場所取りを兼ねて午前5時の日の出前から釣り糸を垂れ下げている人もいます。
手前、釣り竿を固定している金属製の箱の中にはバッテリー。最初に誰が考えたのか、手作りの釣り竿
「自動あおり機」です。釣り人は、車の中から釣り竿のしなりに目を凝らしています。
※ 釣りの対象魚は「チカ」です。キスやワカサギによく似た、三陸以北の北の海に生息する小魚。
天ぷらやフライにしますと、とても美味しい魚です。
ホタテ漁の漁船です。早朝から 港内の一角の養殖場で、海中に吊るしている養殖籠の手入れが行
われています。埠頭の前面に広がる、噴火湾はホタテの養殖が盛ん。道内でも屈指のホタテ貝の主産
地です。
今日は、朝から気温が上昇。陽気に誘われて、久しぶりに絵鞆岬の展望台の上に立つ。絵鞆岬は、
室蘭港を抱きかかえるように噴火湾に突き出る絵鞆半島の最西端。岬の展望台に立つと、噴火湾の
大海原を前面に大パノラマが広がります。一帯は、室蘭八景の一つにも指定されている、市内を代表
する景勝地です。
早春の風物詩、ウニ漁が始まりました。展望台の前面の海域は岩礁地帯。ウニの餌となる、ワカメ
などの海藻類が豊富な良漁場です。
採取しているのは エゾバフンウニ。濃厚な味わいのウニの代表格です。ウニ漁は資源の保護から、
漁期は元より採取時間・量などの厳しい規制が行われています。
漁は、一人で巧みに小舟を操ります。箱メガネで海底を覗き込み、長い竿の先に付けたタモでウニ
をすくい上げます。ウニ漁は熟練を要する漁法です。
展望台からほど近い海域ではナマコ漁の漁船が操業。遥か遠方には、噴火湾を隔てた対岸に君臨
する蝦夷駒ヶ岳と渡島半島の山々の眺望が広がります。
絵鞆岬を後に港側に曲がり下った高台からの景観です。眼下には絵鞆漁港。さらに、白鳥大橋港や
や対岸の室蘭岳などの眺望が目の前に広がります。なぜか、市内でも好きな風景の一つ。岬を訪れた
時には、必ず立ち寄り レンズを向ける場所です。
市内陣屋町の雑木林の林床。山野草の一番バッター、福寿草が本格的に花を咲かせ始めました。
先日、今シーズンの一番花を見つけ記事を投稿しました。それから、福寿草の開花は足踏みの状態。
このところの暖かな陽気に誘われて、待ち構えていたかのように花を咲かせ始めました。
快晴の一日でした。早春の陽射しを受け、気持ちよさそうに花を咲かせる。春告げ草の福寿草の花
を目にすると、新しいシ-ズンの到来に心が高ぶります。
厚く積もった落ち葉をはねのけ、蕾を付けた花茎を立ち上げています。
この林床の福寿草は、あと3~4日ほどしますと満開に花を咲かせそうです。
追直漁港は、この景色から想像しがたいでしょうが中心市街地と隣接しています。一方、漁港の前面
には 太平洋の大海原が広がっています。沖合の海域は好漁場、スケトウタラの沖合底引き網漁業など
を主とする。追直漁港は、室蘭市内は元より周辺市町村への水産物の供給基地です。
磯船の陸揚場から漁港の眺望です。沿岸には岩礁地帯が広がり、ウニ・コンブ・ワカメ・カレイ漁など
が盛に行われています。追直漁港は、室蘭を代表する風光明媚な漁港です。