遠方の景色がモヤで霞む。今日の日中の最高気温は11℃、3月下旬ごろの
暖かさ。この陽気で周辺一帯の雪解けが進む。例年当地では季節の変わり
ぎわは天候の変動が大きいが、それにしても気温の上下が少々激しすぎる。
日当たりの良い土手で、フキノトウが 早春の訪れを知らせるかのように
芽吹き始めています。
気温の上昇に連れて、道沿いの土手から雪解け水が湧き出す。
福寿草は、山野草のシーズンの開幕を知らせてくれる「春告草」。
昨年の開花は3月中旬ごろ、今年は 半月ほど早い開花です。
市の郊外、室蘭岳の裾野に広がる 雪解けが進む牧草地からの眺望です。
オジロワシ、ゆったりと上昇気流に乗って上空を滑空・・・
クマゲラが、嘴で木の幹を突っつく音が一帯に響く。目にするのは十数年ぶり、
1965年に 国の天然記念物に指定されている貴重な野鳥。
体長は45cm、翼を広げると65cmほど、全身が黒色で カラスを思わせる大型の
キツツキです。
雑木林の北側の斜面、先日降り積もった雪が解けずに残る。小動物の足跡が
点々と・・・、その雪面に日差しを受けた樹々の影がストライブ模様を描く。
この風景も間もなくすると、雪が消え来シーズンまでおあずけです。