今日、天気予報では曇り。一転して、上空に6月の空が広がりました。
カメラアングルは、室蘭港の一角、絵鞆臨海公園の近傍からの眺望です。
爽やかな風がそよぐ、室蘭岳のすそのに広がる牧草地からの眺望です。
近頃、晴天の日が続く。今年一番目の牧草の収穫作業が行われています。
牧草地に点々とする物体は、牧草を刈り取り成型したロールベールです。
牧草地は、ノビタキの専用フイルド。
牧草地の脇に立つ道路標識の反射板が、常用の止まり木です。
収穫された牧草ロールは、牧草地から牧場の敷地内に・・・。
そこで、特殊なフィルムで梱包され屋外で貯蔵されます。
コムクドリ、夏が近づくと本州方面から繁殖のために道内に飛来。
今の時期、忙し気に飛び交う コムクドリが目に止まります。
6月は、コムクドリの繁殖期。
偶然、見つけた子育て中のコムクドリのつがいと幼鳥。
毎回繰り返す、巣のすぐ傍のトチノキの梢から周囲を確認。
さらに、巣の傍の止まり木替わりの電線に。
巣から顔を出している幼鳥を見定める。
建屋の外壁をくちばしでくり貫いた巣。中には、巣立ちの日が近い幼鳥が2羽。
お見事‼ 外壁に足の爪をかけて幼鳥に餌を与える。
有珠山は標高737mの活火山です。
2000年に大噴火を起こす、現在は火山活動は小康状態。
付近一帯は、火山の恵みで肥沃な畑作地が広がっています。
有珠山の裾野に広がるジャガイモ畑。
今、一斉に華やかな花を咲かせ始めています。
畑の傍の木梢に止まるアオジ。
さえずる美声が、周辺に響き渡る。
農道の両脇では、ノイバラが満開に花を咲かせています。
ジャガイモ畑と隣り合う「秋まき小麦畑」、穂を黄金色に色づかせ始める。
もうしばらくすると、収穫の時期をむかえます。
室蘭港の初夏の風物詩、海霧が発生しました。
海霧は、白鳥大橋の橋げたを潜り抜けるように港の奥へ奥へと・・・。
カメラアングルは、室蘭市祝津展望公園からの眺望です。
海霧は 絵鞆半島の最先端に佇む家々を霞めながら、
噴火湾の大海原から室蘭港内に流れ込んできます。
町の公園の歩道を除く一面、今年もブタナが花を咲かせています。
ブタナは、ヨーロッパ原産の帰化植物。繁殖が強く、生育が適する場所を得ると
瞬く間に群落を作る。雑草に分類されるが、タンポポモドギの花が群がり咲く様
は壮観です。
ブタナの花が咲く公園の一角で、
コウリンタンポポ(紅輪蒲公英)も花を咲かせています。
コウリンタンポポは、文献によると明治中期に観賞用として国外から持ち込まれる。
赤オレンジの花色が強烈すぎためでしょうか、
今では野に飛び出してしまった帰化植物です。
一週間ほど、曇りや小雨、晴れても時間限定のスッキリとしない天気が続いていました。
今日は一変、朝から夕方まで 爽やかな空が広がりました。
ニセアカシヤは、当地の初夏の山野を彩る花木です。
樹形を覆い隠すかのように、花を咲かせています。
ニセアカシヤの枝に止るコムクドリ?
子育て中の巣に戻る途中、嘴に捕獲した虫をくわえる。
ノイバラ(野茨)。
周辺に心地よい香りを漂わせ、白や薄紅色の花を咲かせています。
朝から霧雨が降り続く、今の時期 特有の天候です。
毎年、本州方面に梅雨前線が停滞する頃。道内の太平洋側では、オホーツク海高気圧の
影響で、冷たく湿った大気が流れ込み、曇りや雨の日が多くなります。気象学的な梅雨
ではありませんが、『蝦夷梅雨』と呼ばれる季節が訪れて来ました。
※ 新型コロナワクチン接種に行ってきました。
次は3週間後に2回目の接種です。
1回目の接種でも相当の効果が、さらに2回目の接種で完全なる中和抗体の獲得。
『自らもかからない・人にも うつさない‼』を信条に。
3密の回避は元より、マスクの着用 / 手洗い / 人との適正な間合の確保。
もう数ヶ月間、気を緩ませることなく継続する事を肝に銘じています。
昨夜から今朝にかけ、まとまった雨が降る。久しぶりに、雨を浴びた庭の草花が瑞々しさを増す。
手前に斑入りヤブランとギボウシ。さらに奥に、ホスタ・ジューン。
シコタンハコベ(色丹繁縷)、純白な花びらと紅色の葯が絶妙なコンビネーションを醸し出す。
花径は約2cmほど、併せて草丈も低い。白緑色の葉をドーム状に茂らせ花を咲かせ始める。
毎年、開花を楽しみにしている 清々しさ溢れる宿根草です。
ダイアンサス ラ ボーボワール。
花径は約2cmと小さい。花茎は針金の様に細く草丈は10cm程で葉の色は、
シルバーグリーン。花も葉も可愛いらしいナデシコ科の耐寒性常緑多年草で
す。
ウラハグサ(裏葉草)。
葉の付け根がよじれ、見えているのは葉の裏側 この事が草名の由来です。
わずかな風にも、細くしなやかな葉を靡かせる事から別名『風知草』と
呼ばれる。我国が原産地のイネ科の宿根草です。
クレマチス・ドクタールッペル。
花びらに見える、八枚の萼片の中央には赤桃色の筋が入る。さらに、雄しべと雌しべとの
バランスが絶妙なクレマチスです。
マスイチ浜の展望台に立ち、視線を遥か遠くに向けると太平洋の大海原が広がる。大気が
澄んだ日には、噴火湾を隔てた対岸の渡島半島の山並みを望む。
マスイチ浜は「名勝ピリカノカ絵鞆半島外海岸」として 国の名所に指定される、道内を
代表する景勝地です。
マスイチ浜の展望台の直下の海域は岩礁地帯。
ウニの餌となる海藻類が豊富。今、ウニ漁は最盛期を迎えています。
ウニ漁は資源の保護から、時期・採集時間や量などの厳しい規制の中で行われる。
漁が制限時間に達すると、
ウニを満載した磯船はエンジン全開で漁港に戻ります。
マスイチ浜の周辺は、
海面から100メートル前後の切り立つ断崖が連なる。
断崖は、アマツバメや猛禽類の絶好の営巣地です。
アマツバメの乱舞。
毎年、繁殖のために列島の南の地域から飛来します。
獲物を求めて、猛禽類も上空を滑空。