

赤橙色の実と秋の青空のコントラストは清々しく華やかにも感じる。
ナナカマドは、当地では身近な樹木。春の芽吹き時の萌え立つような朱色の新芽、夏には枝先に
小花を集めて、白い可憐な花を咲かせる。
さらに、秋が深まるに連れて葉を紅色に紅葉させる。一年を通して季節の移ろいを知らせてくれる
樹木です。



赤橙色の実が際立ち美しい。これから秋が深まるに連れ、紅葉した葉の色
に、かき消されるように実の存在感は薄れて行きます。
コハマギク(小浜菊)が自生している場所は室蘭の景勝地トッカリショウ。
海面から切り立つ断崖絶壁の頂き。足元の直下は優に100メートル程。吹き抜ける
秋風に花びらを小刻みに靡かせ、白い端正な花を咲かせている。コハマギクは、自然環境の厳しい場所に自生している。海から吹き付けて
来る強い風に耐えるためか、草丈は花の大きさと不釣合いなほど低い。
コハマギクは、関東北部以北から北海道の太平洋側の海岸近くの砂礫地や草地
に、自生する野菊です。
秋の観光シーズン、2隻目の豪華客船ダイヤモンドプリンセスが室蘭港に入港した。今日の
入港予定時間は午前8時のところ台風12号を避けたのか、未明に入港。入港時のショットと思って
いた大勢のアマチュアカメラマンは見事に当てが外れたが、爽やかに,晴れ上がった秋の空を背景
に、白い優雅な被写体を存分に披露してくれました。 室蘭港崎守埠頭対岸の祝津公園展望台からの眺望です。
展望台のモニュメントが秋の日差しを浴びて輝いている。対岸は豪華客船
が停泊している室蘭港崎守埠頭。 ダイヤモンドプリンセスはトン数115.875t、船長290m。巨大な客船。
この展望台は、船の全体を真横から撮影が出来るビューポイントの一つ。
後方の山は、2000年に大噴火を起こした活火山、標高737mの有珠山と今
も活発に水蒸気を噴出している昭和新山です。 18:00。次の寄港地、ウラジオストックに向かい室蘭港崎守埠頭を離岸
するダイヤモンドプリンセス。
斑入りヤブラン、9月の初旬はバイオレット色の蕾を穂状に付け初めていましたが、2~3日前
から一つ、二つと蕾を開き始めた。ヤブランより約1ヶ月遅れの開花。目を凝らして見ないと見過ごして
しまいそうな、小さな小さなカップ状の薄紫色の花です。本来の生育適地は本州以西の暖地。当地は、厳寒期になると外気温は
-10℃を下る日もあるが、本州から我が家の庭に移植してから6年。株の広
がりは遅いが、北国の環境にも適応し順調に生育している。ヤブラン。斑入りヤブランに先行して実を付けている。数多くある草木の実
の中で何故か興味を抱く。特に、この時期の艶やか実の色は翡翠を思わせる。