グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

マスイチ浜の断崖に咲くエゾヤマツツジ

2020年05月30日 | 室蘭の景色



 マスイチ浜の展望所からの眺望です。
   一帯は、室蘭八景の一つにも選ばれている市内を代表する景勝地です。
     さらに、「名勝ピリカノカ絵鞆半島外海岸」として国が定める名勝に指定されています。







         マスイチ浜の展望所を離れ、古木が鬱蒼と生い茂るアップダウンの散策路を行く。       



     マイズルソウ(舞鶴草)が、散策路沿いで独創的な花を咲かせています。
          艶やかな葉を両側に広げ、真ん中に花茎を伸ばす。
      その草姿が鶴が舞っているかのように
見えることが草名の由来です。      



           断崖でエゾヤマツツジが、紅色の花を咲かせています。
 


  
           

   エゾヤマツツジ(蝦夷山躑躅)は道内や本州の北部に自生する。花は小ぶりで紅色。
            日本各地に分布する、ヤマツツジの一つです。

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断崖に咲くエゾヤマツツジ

2020年05月28日 | 室蘭・四季の野花&花木



   今日は気温が上昇。絵鞆半島、銀屏風の展望所に初夏の風が流れる。
      一帯には、海からそそり立つ1
00m前後の断崖絶壁が連なっています。
          噴火湾越しに対岸の渡島半島を望む、銀屏風は市内屈指の景勝地です。




           断崖で、エゾヤマツツジが花を咲かせています。
            土壌・自然環境のどれをとっても過酷な条件下。
                ツツジは、このような場所が本来の自生地です。




        センダイハギ(千代萩)も、この断崖は生育適地です。
            岩の隙間に根差し、鮮やかな黄色い花を咲かせ
始めています。     





     断崖の岩場に止まったイソヒヨドリです。 美しいさえずりが周辺に響き渡る。
            背面の青色と腹部の赤オレンジ色が際立つ
野鳥です。




        
           新緑の木々の枝葉が落
とす 木漏れ日の中を行く。
                  道路沿いでは、コンロンソウが純白な花を咲かせています。


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爽 風

2020年05月28日 | 室蘭の景色



  絵鞆岬の海にせり出す展望台に立つ。
     ゆるやかに寄せる風に、磯の香が海面から沸き上がる。

        岬は、室蘭港を外海と隔てる絵鞆半島の最先端。一帯は市内有数の景勝地です。         



      展望台の真下には、 海藻や魚介類が豊富な浅瀬が広がる。
             シラサギが朝の採餌の時間帯、不動の姿勢で餌の小魚を狙う。







       絵鞆岬を後にして 港側に下る坂の途中。
            目の前に絵鞆漁港、白鳥大橋や室蘭岳方面の眺望が広がります。         

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5月の庭に咲く・・・

2020年05月26日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



    モンタナ・ルーベンス、出番を待ち焦がれていたように一斉に花を開かせ始める。
       例年、数えきれないほどの花を咲かせますが、今年はさらに・・・。
          モンタナは、花数が多く生育の旺盛なクレマチスです。





 イリス・クリスタータは、花径5センチ・草丈は15センチほどとすべてが小型の植物です。
 少々、花びらは雨が苦手。一方、乾燥や寒さにとても強い生育旺盛なアヤメ科の多年草です。



   ミヤマオダマキ(深山苧環)。独創的な形をした花を咲かせています。
        中央の筒状の部分が花で、花びらを広げたように見える部分は萼。
            ミヤマオダマキの花の形は独創的。庭の方々で花を咲かせ始める。 

  

            昨夜未明から今朝にかけてまとまった雨が降りました。
                5月27日、画像を追加しました。
       






     ウラハグサ(裏葉草)の別名は風知草。わずかな風にも葉をなびかせます。



    バロータが長く伸ばした花茎の先端に、鮮やかな赤オレンジ色の花を咲かせる。
             開花時期は一般的には8月から9月ごろ。
     花を咲かせる時期は不定期な傾向が強く、毎年 開花日が大きく異なります。



    リシマキア、冬の間は室内で育てています。
       画像は日差しを受けた葉を撮影。本来の葉の色はブロンズ。
          初夏の頃に、小さな黄色で星形の小さな花を咲かせます。

              暑さや寒さに強く生育旺盛な サクラソウ科の耐寒性多年草です。 

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近頃・野山で出会った野鳥たち

2020年05月22日 | 室蘭・野鳥&水鳥

  朝から曇り空が広がる、併せて東の方角から冷たいヤマセの風が吹く一日。
           ヤマセは、この時期から初夏にかけて道内の太平洋側 特有の気候です。

  
  今日は手持ち無沙汰、5月に出会った野鳥の未投稿画像をミニ図鑑風に編集してみました。
  愛鳥家ではありませんが、野山を散策中に 野鳥の囀りに足を止めカメラに撮り込んだもの
  です。
ブログ始めて10年が経過、野鳥だけでの 記事投稿は初めての事です。




               アオジ、胸や腹は緑かかった黄色が鳥名の由来です。
           木の梢にとまり、周囲に心地よいさえずりを響き渡らせる。





           キビタキ。広葉樹の新緑に最も似合う野鳥です。
              特に、オスの羽の配色は見事の一言。
             
華やかな囀りが5月の森の中に響き渡る。


            

    ホホアカ、頬の赤茶色が特徴的。
         頭部は灰色、喉は白く、胸に赤茶色と黒色の模様が目立つ野鳥です。

.





          シジュウガラ、ジ~ッと見つめる視線の先にはコガラ。
    一見同じように見えますが、コガラの特徴は頭部の黒いベレー帽のような模様。

         シジュウカラは、腹部の中央に黒い縦線模様があります。
             







                    クロツグミの爽やかな さえずりが一帯に響き渡る。
                野鳥の中、際立つ美声の持ち主です。
      通常 なかなか姿を見せませんが、道脇に降りて餌を探すクロツグミに遭遇。







               アカゲラ。羽色のコントラストが際立ちます。
       およその居場所を探し当てる方法は、枯れ木をつつくドラミングの音が頼り。
        木の幹や枝をラセン状に動く習性から、姿を見つけるのが少々困難です。

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5月の庭に咲く

2020年05月21日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



       5月も下旬、例年に比べて気温が低め。庭の花々もいくぶん開花遅れです。
          その中、多年草の植物は、元気ハツラツ花を咲かせています。




      イベリスが、純白な可憐な花を咲かせ始めました。
               和名はトキワナズナ、アブラナ科の耐寒性多年草です。



  クモマグサ(紅小町)は流通名、元々はヨーロッパ原産の野生種からつくられた園芸品種。
          国内の高山に自生する雲間草とは全く異なる植物です。 



   3種類のプリムラ、ベリス・ポリアンタ・(ジュリアン)を育てていす。       

      アラビス・プロクレンス。わずかな風にも細くしなやかな茎をなびかせる。
         純白の小花を沢山つけて咲く草姿は 清々しさを感じます。
         
雪の下で常緑のままで冬を越す、寒さにとても強い多年草です。





                         ムラサキナズナの正式な草名はオーブリエチア。
          ヨーロッパが原産地、
我国に渡来したのは明治時代。
                                             4弁の青紫色の小花を群がるように咲か
せています。





          アンドロサセ スターダスト。
           
もともとの自生地は、ヒマラヤの岩場や砂れき地。
                       しなやかで強靭な茎先に、小さな花を咲かせています。  
                    寒さにとても強いサクラソウ科の多年草です。





 アジュガ。当地の真冬は-マイナス10℃にもなりますが、ほぼ宿根の状態で冬を越し春になると、
芽吹き葉を茂らします。暑さ寒さに強く生育旺盛な多年草です。

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測量山の散策路を行く

2020年05月18日 | 室蘭・野鳥&水鳥



 一帯は自然とのふれあいや、バードウォッチング用の散策路が幾筋も走る。
さらに、四季を通して
多くの植物に出会える場所です。 




                 キビタキとヤマガラの出迎えです。







              トレッキング状態、アップダウンの道を行く。





 散策路の片側は、海面から立ち上がる断崖。海風が吹き抜ける自然環境が厳しい場所。ほかでは、
花の時季を過ぎたニリンソウ(二輪草)が、散策路の両側を縁取るように咲き競っています。 



  珍しい‼ ミドリニリンソウです。
     ニリンソウの群落の中で、ミドリニリンソウの株を見つけるのはとても困難です。 





 エンレイソウ、花の形状や色が豊富です。





  和種のタンポポです。普通に目にする洋種のタンポポは、花を支える総苞が外側に反りかえる。
 一方、和種のタンポポの総苞は上向きに張り付いてい
ます。







    女測量山の頂は、海面からの高さ160メートルほど。
        眼下に
追直漁港一帯の風景と、遥か遠く太平洋の大海原が広がる。  

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入江総合運動公園のツツジの花

2020年05月16日 | 室蘭・四季の野花&花木


 
 室蘭市入江運動公園は、全天候型の本格的な陸上競技場やサッカーグランド、温水プールなどを
備える。今、公園内の散策路を縁どる8種類3000本のツツジが、色とりどりの花を咲かせてい
ます。


    
   当市の指定花木はツツジ。
        昭和47年に開港100年と市制施行50周年を記念して制定される。
 









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牧草地に咲くタンポポと雑木林の中で花を咲かせるシラネアオイ

2020年05月14日 | 室蘭・四季の野花&花木



         牧草地の上空に、五月の爽やかな空が広がる。
                                  今の季節、牧草地はタンポポの花で埋め尽くされます。

            
   牧草地の周りは雑木林が取り囲む。五月も中旬、木々や草が一斉に新葉を萌えたたせる。
             野鳥のさえずりが響く、雑木林の中の道を行く。  



     梢高く囀る野鳥を見つけるのは困難。
          偶然、地上に降りたったアカハラ?。夢中で撮り込んだ2枚です。







       雑木林の中で、シラネアオイ(白根葵)が花を咲かせ始める。この雑木林は住宅地の近く。
 毎年、今頃になると可憐な花を見せてくれる シラネアオイ自生地です。
            

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測量山近傍の新緑

2020年05月14日 | 室蘭・四季の野花&花木


  
   測量山は、中心市街地から一気に急こう配の曲がりくねる道路を登る。
             途中、太平洋の大海原を背景に追直漁港方面の眺望
が広がります。 







     道路わきの草むらでは、タチツボスミレやキジムシロが花を咲かせる。







                新緑が目にまぶしく映り込みます。



   シナノキ。薄緑の新葉と、新芽を包んでいた薄紅色の芽鱗とのコントラストが際立ちます。



       トチノキ(栃の木)、独創的な花の蕾が目に止まる。
               下旬ごろにはたっぷりと蜜を含んだ花を咲かせます。









                                                     道路の両脇を、ニリンソウの花が縁取る。



    ヤマガラ(山雀)は羽根の色が鮮やか。警戒心が少なく人慣っこい野鳥です。       





           ハウチワカエデ (葉団扇楓)の若葉と花です。



   絵鞆半島の尾根状の場所を東西に走る。測量山観光道路の両脇は新緑の真っただ中です。

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