グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

室蘭港は「BLUE WIND」の母港です・・・

2025年01月26日 | 室蘭港寄港・クルーズ客船&練習船・船舶など


室蘭港 崎守ふ頭に、世界最大級の洋上風力発電の建造船「BLUE WIND」が

停泊中です。


船上には、吊り上げ能力が2500Ton、最大高さ158mのメインクレーンと
250Tonクレーンの2基を搭載。船尾にはクレーンの駆動部が備わる。



さらに、船首と船尾には船を自由に操船できる推進システムなど数々の
ハイテク機能を装備した船舶です。



この船舶の大きな特徴は、4本の脚を海底に着床させ船体を海面から
持ち上げ、波の影響を受けずに洋上で 風力発電の建造作業が行える
機能が備わる。「BLUE WIND」は、洋上風力発電建造の担い手です。

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室蘭港に豪華客船が入港・・・

2024年10月12日 | 室蘭港寄港・クルーズ客船&練習船・船舶など


秋晴の室蘭港に今シーズン最終の豪華客船クァンタム・オブ・ザ・シーズが
10月10日入港しました。



室蘭港は、外海の影響を受けずらい天然の良港。一見すると大河、港内を滑るように
祝津埠頭に向かう。



祝津埠頭に、166,666ton、全長348mの巨大な船体がほぼ定刻9時に
接岸。元々、客船が着岸できる中央埠頭は、白鳥大橋のさらに奥に位置する。
通過できる船舶は、海面から橋桁の高さの54.45m以下。

クァンタム・オブ・ザ・シーズなどのように、近年建造された超大型な客船
は白鳥大橋の下をくぐり抜ける事ができません。よって、白鳥大橋の手前の
祝津埠頭に・・・。



運航会社は、アメリカのロイヤルカリビアン・インターナショナル社。
ファンネルカバーに 取り付けられているのは「王冠と錨」のエンブレム。






乗員、乗客は約4,000人。9月30日にシアトを発ち室蘭港への直航クルーズ。

祝津埠頭には、市内観光をはじめ 札幌や登別温泉方面へ運行する観光バスが並ぶ。



クァンタム・オブ・ザ・シーズが着岸している祝津埠頭は、「室蘭の道の駅」に
隣接する全国でも特異な埠頭です。

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海王丸、室蘭港に2年ぶりの寄港です・・・

2024年08月02日 | 室蘭港寄港・クルーズ客船&練習船・船舶など


練習船 海王丸、総トン数2556tonが 室蘭港中央ふ頭に停泊中です。
寄港は通算10回目、今回は、東京海洋大の学生60人ほどを乗せて
の航海実習途中、乗組員の休養と物資の補給を兼ねての寄港です。



船首像、航海の無事を見守る笛を吹く女性象が輝く。




29日から5日間、室蘭港中央ふ頭に停泊中。

海王丸の乗降タラップの木製扉に、就航 年月日の 「SEPT・1989」の文字が
刻まれたプレートが取り付けられています。



4本のマストには、数えきれないほどのロープが張られている。
さらに、各ロープの要衝要衝には木製の滑車が取り付けられています。
滑車は 帆の上げ下げの労力を軽減する重要な部品。木製の滑車は帆船
ならばの拘り、木材は耐水性が高いチークなどが使われる。



海王丸の船尾、金色に彩られた唐草模様の飾りが優美な船体にアクセントを付ける。

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室蘭港は、SEP船「柏鶴」の母港です・・・

2024年07月23日 | 室蘭港寄港・クルーズ客船&練習船・船舶など


洋上風力発電所の建造船「柏鶴」が室蘭港 崎守ふ頭に接岸中です。

⁅柏鶴」の大きな特徴は、本船をジャッキアップできる4基のレグ(脚)を装備した
自己昇降式作業台船。
海面上に船体を持ち上げ。波浪の影響を受けずに 洋上風力発電所の風車の基礎から
組み立てまで一貫して建設する事が出来る作業台船です。



もう一つの特徴は、超大型のクレーンを搭載しています。
最大吊り上げ能力1.250tのクレーンはオランダのHuisman製。



船名の「柏鶴はっかく」は、所有する大手建設会社の創業者の家紋に関連する「柏」の
一文字と本船を共有する大手建設会社の発祥地「鶴見」を組み合わせる。



室蘭港崎守ふ頭に「柏鶴」が船体を海面から浮かせて停泊中です。

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今シーズン 4隻目のクルーズ客船が入港しました・・・

2024年05月30日 | 室蘭港寄港・クルーズ客船&練習船・船舶など


探検クルーズ客船ヘリテージ・アドベンチャラーが、定刻7:00に室蘭湖中央ふ頭に
接岸しました。
最近大型化しているクルーズ客船に比べ、総トン数8,445Ton・乗客定員と百数十人
と規模は小ぶり。世界に類を見ない高性能な、ポルトガル船籍の探検クルーズ客船です。

 
キリッとした船体形状とカラーリング・・・、「極地探検の貴婦人」と呼ばれる
クルーズ客船です。



室蘭港中央ふ頭、寄港歓迎の のぼりが五月の風にはためく。




船尾最上部のデッキには、アドベンチャー用の14隻のゾディアック ボートを搭載。
北極や南極の近海を航行できる、耐氷性能を装備する 特殊な探検クルーズ客船です。



ヘリテージ・アドベンチャラー、次の寄港地の秋田港に向けて出港準備中です。

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今シーズン2隻目のクルーズ船が入港しました

2024年05月04日 | 室蘭港寄港・クルーズ客船&練習船・船舶など


大型クルーズ豪華客船、ロイヤル・プリンセスの巨大な船体が室蘭港 祝津ふ頭に接岸。
今年の室蘭港に寄港予定の大型クルーズ船は7隻。先日入港した、ウエステルダムに
次いで
ロイヤル・プリンセスは2隻目、春の観光シーズンの開幕です。


船長330m、海面からメインマスの先端までの高さは69mと巨大な船体。
船に接近した ふ頭でカメラのアングル取りは少々困難。
200mほど離れ、隣接する「エンルムマリーナ室蘭」近傍からの撮影です。


※ カメラを90°左側に振った、海洋センター「エンルムマリーナ室蘭」近郊の風景です。




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今シーズン1隻目の大型クルーズ船が入港しました

2024年04月30日 | 室蘭港寄港・クルーズ客船&練習船・船舶など


春靄が漂う室蘭港に、オランダ船籍のウエステルダム(8万2500トン)が入港。
今シーズンに入って 初めての大型クルーズ船の寄港です。



ファンネルマークは船体のシンボル。
二対のファンネルカバーには「客船」の図柄が描かれた独創的なデザインです。

メイーンマストに掲げた、船籍のオランダ国旗と海運旗が潮風にたなびく・・・



出航時間は17:00、室蘭祝津ふ頭から離岸直前の風景です。



17:00、ウエステルダムが室蘭港祝津守埠を離岸。茜色に染まり始め、静まり返る
海面に285mの船体が航跡を描き、次の寄港地に向けて船首を外洋に向ける。

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今年最終 12隻目のクルーズ客船が入港しました

2023年10月25日 | 室蘭港寄港・クルーズ客船&練習船・船舶など


クルーズ客船「レガッタ」、 室蘭港にかかる白鳥大橋をくぐり抜け港内を滑るように
中央ふ頭に向かう。


室蘭港の地形はコの字型、眺める場所によっては大きな河川のようにも見えます。



標高199メートルの測量山の山頂から、眼下に室蘭港中央ふ頭方面と市街地を望む。

マーシャル諸島船籍のクルーズ客船「レガッタ」、室蘭港への寄港は初めてです。
総トン数30,277ton、全長181メートルの優美な船体が、中央ふ頭に着岸しました。


10月4日にロサンゼルスを出航。日本の秋を巡り、北海道や東北地方さらに到着地の
東京港への長い船旅の途中での寄港でした。
2023年の室蘭港に寄港したクルーズ客船は12隻、今シーズンの最終を飾る船舶です。

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室蘭港に超大型クルーズ船が入港

2023年08月09日 | 室蘭港寄港・クルーズ客船&練習船・船舶など


超大型クルーズ「MSCベリッシマ」が室蘭港祝津ふ頭に着岸。過去には16万Ton級
の大型クルーズ船が入港した実績があるが、17万Ton級のクルーズ客船の入港は初め
てのことです。




船舶のシンボル、メインマストの形状は斬新的。

なにしろ大きい。海面からの高さ65m、19階建てのビルとほぼ同じ高さ。港内に架か
る白鳥大橋の下をくぐり抜け、港内の奥まった位置にある室蘭港中央ふ頭に着岸すること
はできません。



今回は、台風6号を避けてのツアールート変更による非公式な寄港。接岸桟橋内には立ち
入り禁止、歓迎のセレモニーなどは一切ありませんでした。次に来る時には正規のツアー
としての寄港を・・・‼ 
クルーズ客船「MSCベリッシマ」は、昨日21:00室蘭港を離岸、目的地の横浜港に
向かい出航して行きました。

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飛鳥Ⅱが室蘭港に入港・・・

2023年07月31日 | 室蘭港寄港・クルーズ客船&練習船・船舶など


飛鳥Ⅱの入港は今シーズンに入り2回目、通算17回目の入港です。
桟橋に着岸直前。大きな船体を滑らせるように、船首と船尾の位置変え180°の回頭を
行う。待ち構えていた、シャッターチャンスです。          






飛鳥Ⅱの巨体が中央ふ頭に着岸、タッグボートは港の仕事人‼ 
室蘭港には毎年多くのクルーズ船が入港します。その中、飛鳥Ⅱの優美さは格別です。
クルーズ船を見るたびカメラを向けたくなるのは、メインマストとファンネルカバー。

ファンネルカバーに描かれたマークは、クルーズ船のシンボル。
飛鳥Ⅱはグループ船舶会社の日本郵船と同じ、白地に赤色の2本線が描かれています。
                 (飛鳥Ⅱの撮影日は7月28日、3日遅れの記事投稿です)

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