オキザリス トリアングラリス、一ヶ月程前に徒長気味の葉茎を全て株元から刈り
取った。生育は至って旺盛、鉢の置き場所の室温は日中は約23℃、夜間17℃ほど。
今は鉢全体を覆うかのように葉を茂らせ、4~5日前から、三角形の紫色の葉の姿から
は想像し難い、淡いピンク色の優しげな花を咲かせ始めている。
さらに、赤紫色の葉が太陽の光を浴びると、葉裏がワインレッド色に・・・。観葉植物とし
ても目を楽しませてくれる植物です。
流通名:オキザリス トリアングラリス
半耐寒性多年草(球根草)、カタバミ科カタバミ(オキザリス)属
ヒヨドリは、冬の我が家の庭にやって来る野鳥の常連。けたたましい囀り声を
響かせ忙しげに飛んで来て餌を啄ばみ人の気配を感じると、くもの子を散らすように
何処かへと飛んで行く。
フェンスに絡ませているツルウメモドキの熟した実が好物。毎日、夜が明けると同時
に庭にやって来る。同じ群れか定かではないが、一日の内に何度も庭に飛んで来る。
陽が西の空に傾き始める頃になると、塒を求めて山の方向に一斉に飛び去って行き
ます。
キレンジャク、頭部の冠羽を吹き付ける北風に靡かせている。風で揺れる電線に
並んだキレンジャクの3兄弟、実際はカメラを引けば50~60数羽。いつも群れを作って
行動する、羽色の美しい野鳥。
キレンジャクは尾羽の先端は鮮やかな黄色、良く似るヒレンジャクの尾羽の先端は赤色。
野鳥の体形は流線型が多いが、ツグミは少々小太り。枝に止まる姿も丸みのある
愛らしい姿の野鳥です。
※赤い実は、ツルウメモドキとベニシタンです。
シメは、不定期に庭にやって来るスズメより一回り大きな野鳥。嘴が太いことが
大きな特徴、止まっているのはオンコの木の枝、好物は木の実の種、嘴を小刻みに動
かしながらオンコの種を噛み砕いて食べる。食べ終わると他の実には目もくれずに、次
の餌場を目指し飛び立って行きます。
家から徒歩で僅か10分程、約9000人の人々が暮らす住宅地に隣接するゴルフ
場の敷地内に、エゾジカが餌を求めて山から下って来た。愛くるしい瞳で、じっとカメラ
に視線を傾け、どうぞ!、写真を・・・・・不動のポーズ。
明治時代には、絶滅を危惧されたが手厚い保護により、ある調査では現在の推定生息
数は60数万頭以上との事。近頃、農林業への被害や自動車、列車との衝突事故など
で物議を・・・。挙句の果てには、エゾシカが聞いたら卒倒しそうな鹿肉の食品利用が進
められている。話題の絶えない北の大地に生きる野生動物です。
朝から爽やかな冬の青空が広がる。近頃の天候は晴れていても、雪雲の塊が空
の大部分を占領していたが、今日は雪雲は見当たらない。対岸までの海上直線距離は
40kmほど。渡島半島に君臨する北海道駒ケ岳が、久し振りに雪を抱いた優美な山容
を現してくれました。
室蘭市や近隣の街の水産物供給基地、追い直し漁港からの駒ケ岳の眺望です。
絵鞆半島の最先端、絵鞆岬展望台からの駒ケ岳の眺望です。
大沼国定公園の一角にそそり立つ渡島半島のランドマーク。標高は1131mの活火山。
大沼から眺める山容とは大きく異なるが、当地から見る山容は、高さこそ低いが富士山
に瓜二つの美しい山です。
朝から冬の青空が広がる、風もなく久々の穏やかな天候。洞爺湖の湖畔を縫うよ
うに国道を登りきると、湖を一望する丘の上に到達する。標高は250メートル程、ここまで
来ると限りなく蒼く澄み渡る冬の空が広がっています。
眼下に、洞爺湖の静まり返る湖面を望む。後方には、標高737mの有珠山が、
噴煙をたなびかせている。2000年に大規模な噴火を起こした活火山。
冬の空を背景に頂から裾野まで雪を抱く羊蹄山。標高は1898m、北海道を代表
する秀峰、円錐形の山容が富士山に似ている事から別名、蝦夷富士と呼ばれています。
稀に見る穏やかな夕暮れの空と海。対岸、渡島半島の西の空に海と空を分け隔
てるように、郡青色の雪雲が横に長く広がっている。
さらに、その上空には茜色の薄雲が夕陽を挟むかのように群青色の雲と同じく横に広が
る。このところ、気象条件の影響で様々な夕日の光景が出現しています。
群青色の雲の厚さは、画像の左端に薄っすらと写っている1000m弱の山並みの4~
5倍の高さです。
夕日が雪原を茜色に染めている。この2~3日、夕方になると天頂域には青空が広がる。一方、
地上と空の境には、夕陽を遮るかのように雪雲が低く横に長く垂れ込める。
今日も、日の入りの高度よりやや高い夕暮れの空に、夕日と雲が様々な光のページェントを繰り広げてくれました。
夕日に照らされて黄金色に輝く雲を背景に、落葉樹のシルエットが美しく浮かび
上がる。
夕日が放す光線が、向かい合うように たなびく雪雲を淡い赤桃色に染め上げま
した。
シンビジュームの蕾が、だいぶ膨らみを増してきた。昨年の12月の初旬に蕾を付けてから、
蕾の大きさは5cmほどに成長。このまま順調に生育すれば、開花は2週間後と推測。洋蘭の栽培
は全くの素人だが、鉢を置いてある場所の室温だけは小まめに管理している。シンビジュームは、
ほどほどの耐寒性があるだけに、あまり高い気温は好まない。
当地では、この時期になるとストーブをほぼ一日中、作動させたまま。温度設定は、行っているが、
如何しても室温は高めになりやすいので、鉢の置き場は暖房を止めている2階の部屋。間もなくす
ると、心地良い香を放しながら可憐な花を咲かせ始めます。
シンビジューム・非耐寒性多年草(ラン科シンビジューム属)
暦の上では大寒、春分を起点に二十四節気のしんがり。寒さが底を突く季節だが、
当地ではこの時期から2月初旬に掛けて寒さが一段と厳しさを増す。
大寒の今日の日中の気温は-2℃。先日、寒波の洗礼を受けた身体には暖かさえ感じ
る。
カメラアングルは室蘭八景を代表する景勝地の一つ、マスイチ浜の展望台からの眺望。
雲間から漏れる太陽の光線が、帯状となって太平洋の海原に降り注ぐ。大寒の空と海の
光景です。
市街地の北側に屏風を立てたように山塊が連なる、室蘭岳はその中央で山容を
際立たせ、裾野を室蘭港の近辺まで緩やかに広げている。
山麓には、広大な室蘭総合運動公園がある。冬はスキー場、今の時期は雪で覆われ
ているがテニスコート、グランドゴルフ場、多目的的広場などの施設が整い、市民に親し
まれている山麓公園です。
公園に通じる道路沿いには、防雪ダンパー壁が設置されている。山麓一帯には
西風が強く吹き抜ける。風に運ばれて来る雪を道路と隔てる為、冬になるとダンパー
は閉じられ、夏にはダンパーは開かれる。
標高は約400メートル、平地より気温は3℃ほど低い。ロッジの屋根に積もった
雪が、照りつける陽射しに溶けツララを垂れ下げている。
積もっている雪が強く吹き付けてくる西風に舞う。公園の眼下には市街地と絵鞆
半島が望める。さらに、遥か彼方に太平洋の海原が冬の陽射しを浴びて鈍い輝きを放
しています。