今年も当ブログに多くの方々からアクセスして頂き、ありがとうございました。
来る2024年、良い年をお迎え下さい。
一年の漁を終え、沖合底引き漁船が大漁旗を潮風になびかせる。
新しい年を待つ、室蘭市 追直漁港からの年の瀬の風景です。
この時期にしては穏やかな陽気、市の郊外チマイベツ川の河口付近。一帯の海域は水鳥
の餌となる魚貝類や海藻などが豊富。
この場所は一年を通して数種類の水鳥が姿を見せる、市内屈指の水鳥の撮影ポイントで
す。
ほとんどの水鳥は 本州方面の越冬地へ移動を終える。その中、シノリガモは この場所
が気に入ったのか、のんびりと羽を休めています。
オスの色彩は水鳥の中では飛び切り鮮やか‼ 一方、メスの色彩は地味ですが共に泳ぐ姿
は玩具のように愛らしい水鳥です。
※12/27に記事の再編集を施しています。
数日ぶりに、日中の最高気温が0℃と真冬日を脱出。併せて吹き荒れていた北西からの
風も吹き止まり、穏やかな冬の空が広がりました。
上空は、地上と異なり強く冷え込む。氷の微粒子をたっぷりと含む高層雲が極彩色に
染まり 流れて行く。
彩雲をカメラに撮り込めるタイミングは、撮影者の立ち位置と太陽光を遮り流れる
高層雲の高さなどが微妙に関係します。
室蘭岳が頂から中腹にかけて雪を抱く、今シーズンは このまま根雪状態となりそうです。
この2~3日、断続的に降った雪が 周辺一帯を雪景色に変貌させる。
家から僅かな距離に広がる牧草地から、今シーズン初めての雪景色です。
東の天空に浮かぶ白昼の月です。
南の方角、噴火湾を隔て37kmほど離れる対岸の渡島半島に君臨する蝦夷駒ケ岳を望む。
室蘭岳は標高911m、牧草地帯の北側後方に屏風を立てたようにそそり立つ。
雪を抱く山容は、冬山の様相を見せ始める。北海道の百名山に指定されている
道南の名峰です。
早朝から まとまった雪が降る。今朝の最低気温は氷点下6℃。日中も氷点下3℃と
真冬並みの一日。時折、強い風と雪が舞うホワイトアウト気味の天候。TVの天気
予報では不要不急の外出を控えよう‼。
我が家の二階からの空模様、雪雲が北西の風に押され東の方角に連なり流れて行く。
強い冷え込み。玄関前に設置している無暖房の風除室のガラス窓に、「窓霜」が様々な
模様を描く。「窓霜」は、ガラスに付着していた水分が氷結して出来る霜の結晶です。
ベニシタンの赤い実と雪の対比、清々しさイッパイです。
つい先日まで 紅葉していたドウダンツツジ、葉を散らした小枝に雪が降り積もる。
紅色の冬芽と雪とのコントラストが、一際鮮やかに目に映ります。
雪が薄らと庭に降り積もる。当地で初雪が観測されたのは11月11日。
それから半月あまり、ようやく雪らしい雪が降りました。
すでに、道内の内陸部では「日最深積雪」が61cmを記録する地域も‼。
一方、昨日降った雪は瞬く間に解け 現在の当地の積雪量は気象台の発表
では0cm。画像は、屋内で育てる鉢植え栽培のオタフクナンテンと庭植
えのヤブコウジです。
この時期になると。当地では庭で育てる植物たちは冬ごもり。変わって、室内で育てる
草花が主役となります。
10月に挿し芽をしたビデンス(別名ウインターコスモス)が根付き、葉を生き生きと
させ蕾を膨らませ始める。
同じ時期に挿し芽を行った エロディウム(流通名はヒメフウロソウ)も、順調に根付き
花を咲かせ始めました。
ミニセントポーリア、次から次へと花を咲かせ続けています。
シクラメン。今年は夏の暑さを乗りきる事は出来ず、秋口に新たな鉢植えを購入。室内の
生育環境が適したのか、元気ハツラツ花を咲かせています。
ポトスライム、日差しを受けると葉の色が一際鮮やかさを増す。伸びすぎた茎を切り取り、
水に差しておけば容易に発根しますので、つど株を更新しながら育て続け10数年が経過。
生育旺盛で手間がかからないな観葉植物です。
早朝から日中にかけて 強い風が吹く。
当地では毎年恒例、11月の下旬頃から来春3月の上旬にかけて、北西の方角から季節風
が吹きつける。地域特有な冬の気象です。
前面には噴火湾の大海原。風に運ばれて来る波が、砕け散りながら波飛沫を舞い上げる。
クロガモ。果敢にも吹き付ける風をものともせず、白波が立つ海面を泳ぎ回る。
室蘭港はコの字型の地形、外海の影響を受けづらく波静か。
さらに港内には、小型船舶の船着き場が点在する。穏やかな港内には遥か彼方の
繁殖地から飛来する水鳥の越冬地です。今年も、スズガモなどの水鳥が飛来し始
めています。
港内で越冬中の水鳥の主役はスズガモ。眼光が鋭く厳つい風貌を持つ水鳥です。
オスの頭部は陽射しのあたり具合で暗緑色の光沢を放つ。メスは全身が褐色で、
くちばしの付け根の白斑が特徴的。
スズガモは潜水が得意なカモ。港内の海底には好物の海藻や貝類が豊富・・・。
スズガモの群れに交じるホオジロガモ。オスの頬には円形の白斑がトレードマーク。
頭部から背中にかけての金属的な光沢の深緑色と黄色い目が特徴的な水鳥です。
夕日が空を茜色に染め抜く。撮影時は無風で外気温は6℃、この時期にしては格別、
穏やかな夕暮れ時です。
今日、当地の日没時間は16:04。室蘭港外防波堤越しに眺める西空の光景です。