室蘭港に豪華客船、サン・プリンセスが今シーズン初めて入港。静まり返る港内の海面を滑るように、
総トン数77,000、全長261mの巨体が中央埠頭に接岸しました。室蘭港への入港は、小樽港発着の
「北海道 サハリン クルーズ」の途中での寄港です。
室蘭港中央埠頭は港の一番奥まった場所に位置する。港の周辺には、JR室蘭駅や中心市街地が広
がっています。さらに、国や北海道の数々の行政機関が立地する官庁街エリアです。
室蘭港に豪華客船、サン・プリンセスが今シーズン初めて入港。静まり返る港内の海面を滑るように、
総トン数77,000、全長261mの巨体が中央埠頭に接岸しました。室蘭港への入港は、小樽港発着の
「北海道 サハリン クルーズ」の途中での寄港です。
室蘭港中央埠頭は港の一番奥まった場所に位置する。港の周辺には、JR室蘭駅や中心市街地が広
がっています。さらに、国や北海道の数々の行政機関が立地する官庁街エリアです。
道端の藪の中で、ノイバラ(野茨)が爽やかな香りを放しながら花を咲かせています。今、当地では、
ノイバラが花の季節を迎えています。
道端で花を咲かせるヒメフウロ(姫風露)。本来は、本州中部から四国方面などの石灰質の地域に
自生するフウロソウです。当地を含む道内各地で自生しているのは不思議に思いますが、一般的には
帰化説が有力です。
ツルアジサイ(蔓紫陽花)。ガクアジサイに似た花を咲かせ始めています。旺盛に蔓を伸ばし葉を
茂らせながら傍の樹木に巻き付きます。巻き付かれた樹木は何の木か分からなく程です。
湧水が流れ込む公園の池でオランダガラシ(和蘭芥子)が、雪をかぶったように花を満開に咲かせ
ています。オランダガラシの一般的な呼び名はクレソン。湿地や水際に生育するアブラナ科の多年草
です。
電信浜は、市の中心地に隣接しています。高さ20mほどの崖の上から 折れ曲がる急勾配の階段を下
ると浜に降り立ちます。電信浜は、波静かな入江に抱きかかえられた総延長は300メートルほどの小さな
砂浜海岸です。
浜に下る階段を背にした街並みです。左の方向に1kmほど行きますと、室蘭港や市街地の中心地が
広がっています。
※浜の名称は、明治時代に噴火湾を隔て32kmほど離れた対岸の砂原町との間に海底電信ケーブルが、
敷設された事から「電信浜」と呼ばれています。
浜の東端、岩肌が露出した崖でエゾスカシユリ(蝦夷透百合)が花を咲かせています。スカシユリの名
前の由来は、花びらの付け根が細く、透けて見える事からです。
ハマヒルガオが花を満開に咲かせています。当地では、ハマヒルガオが自生している砂浜が数ヶ所あり
ます。その中でも、電信浜は市内屈指のハマヒルガオの群生地です。
標高911mの室蘭岳の中腹に、広大な「室蘭岳山麓総合公園」があります。港や市街地から直線距離
で、6~7kmほどの至近距離。公園内には、登山・キャンプ・スキー場。さらに、テニスコートや多目的広場
・野外ステージその他の屋外レジャースポーツ設備などが整っています。
登山道入り口に隣接するキャンプ場の一帯にはシラカバ林が広がる。シラカバの木々の間を初夏の涼
やかな風が通り抜けて行きます。
草原で、ウツボクサ(靫草)が赤紫色の独創的な咲かせています。和名の由来は、花穂の太い部分が
弓矢の矢を収める靫(うつぼ)に形が似ている事からのようです。 当地では、セイヨウタンポポやエゾタンポポの花が咲き終わり、ブタナの花の時期を迎えています。緑色
の草地の中で、黄色の花を散りばめたように咲くブタナの花は見事の一声です。 ノイバラが花を満開に咲かせています。ノイバラの花は一般的には白花ですが、時として淡い桃色の
花を咲かせます。 コウリンタンポポ(紅輪蒲公英)は、明治時代にヨーロッパから観賞用として導入された帰化植物です。
今は野生化、庭花として育てられる事はほとんどありません。一方、この時期になると草地や道端など小
さな群落をつくり色鮮やかな花を咲かせています。
暦の上では夏至が通り過ぎる。一方、当地では今の時期から7月の初旬にかけて一年で一番、日没の
時間が遅い季節を迎えています。カメラアングルは、絵鞆臨海公園から夕日に照らし出された港内の光景
です。
今日、当地の日の入り時間は19:17。港外には噴火湾の大海原が果てしなく広がっています。対岸の
渡島半島までは、海上直線距離で50Kmほど離れる。夕日が海原と空を茜色に染め抜きました。、
夕日の残照が海と空を照らす。シルエットで浮かび上がる島影は、室蘭港の入口付近に浮かぶ大黒島。
島の頂には、明治24年(1891)から2009年までの長い間の任務を終えた灯台の建造物が佇む。
室蘭港を跨ぐように白鳥大橋が架かる。優雅な橋姿が日没と伴に、ライトアップされ夜の海と空に浮か
び上がります。ハンドロープに取り付けられた228個のイルミネーションライトと88個の投光器の電源は、
風力発電によるエコー電力です。
※ 白鳥大橋は、平成20年に「日本夜景遺産(ライトアップ夜景遺産)」に選定されています。 対岸の夜景です。室蘭港はU字型をした大河のような地形。工場の灯りを前景に、海岸線から100m程
の高さに広がる町の灯りです。
イタンキ浜の全面には太平洋の大海原が果てしなく広がります。一方、浜の後方には高さ100m
ほどの凝灰岩の断崖絶壁がそそり立つ。
砂浜の総延長は東西に約1.7キロメートル、「日本の渚百選」にも指定されている風光明媚な砂浜
海岸です。
浜の後方、50mほどの高さから眺める浜の東側の眺望です。この画像のように、浜は市街地と隣
接しています。イタンキ浜は、雄大な自然と街とが共存する特異な場所です。
浜の後方の海岸段丘に広がる草原で、今、エゾカンゾウ(蝦夷甘草)が花の盛りを迎えています。
一方、砂浜の土手ではハマヒルガオ(浜昼顔)が、淡紅色の花を咲かせ始めています。
イタンキ浜は道内屈指のサーフィンのメッカです。太平洋の彼方からサーフィンに適した大波が打
ち寄せて来ます。 さらに、浜の後方の草原は、パラグライダーの発着場。これから、シーズン本番を
迎えますと空に舞うパラグライダーがイタンキ浜の風景に華を添えます。
先日までの記録的な長雨の空模様と打って変わり、初夏の爽やかな空が広がりました。牧草の上
を清々しい風が流れる、室蘭岳の裾野に広がる広大な牧草地からの光景です。
周辺の牧草地では、好天を待ち構えていたように牧草の1番刈が一斉に始まりました。牧草の刈り
取り風景は初夏の風物詩です。
ツルアジサイが、道路沿いの高木を覆い尽くすように蔓を伸ばし葉を茂らせています。この時期を
迎えるとガクアジサイ似た純白な花を咲かせます。
道沿いを埋め尽くすように、ブタナが花を咲かせています。別名ではタンポポモドギ、色・形ともに
タンポポの花に瓜二つ。群がり咲く姿がとても鮮やかな、ヨーロッパが原産地の帰化植物です。
イタンキ浜の上空に、16日ぶりに青空が広がりました。月初めから続いていた雨や霧や曇り空。ようや
く、初夏の清々し空が戻ってきました。
道内では5月から6月初旬にかけての猛暑と日照りから一変。6日からは、連続降雨日数を積み重ねて
来ました。さらに、地方気象台の発表では、天候が崩れ始めてから今日までの日照時間は7.3Hr。平年
値の約10%ほど。あらためて、太陽光のありがたさと心地よさを感じた一日でした。
イタンキ浜はハマナスの群生地。今、ハマナスの花が満開の時期を迎えています。周囲に芳香を漂わ
せながら、赤紫色の花を咲かせています。
ハマナスは、浜辺より僅かに高い場所で自生しています。さらに、大小5ヶ所ほどの群落地が浜に沿う
ように点在しています。
当地では、6月5日から小雨・霧・曇りの日の連続です。今日で12日目、太陽も青空も見忘れてし
まいそうなほど、稀に見る天候が続いています。
気象庁の発表では、15日からさかのぼる10日間の日照時間の累計は5.2Hr。一方、週間予報で
は、ようやく金曜日頃から初夏の陽射しが戻って来そうです。
この時期、牧草地の中の道を行くと野鳥の囀りが耳に響く。ノビタキ(♀)が、忙しそうに牧草地の中
を飛び交う。なぜか、ノビタキは灌木の枝先や杭などの頂部によく止まります。
牧草地の道路わきの草むらで、帰化植物のセイヨウミヤコグサと野生化した赤紫色のフウロソウが、
霧雨の中で花を咲かせています。
6月1日に撮影、投稿遅れとなっていました我家の庭に咲く花々です。
撮影日から約10日ほどが経過しています。掲載しました花々は、今も長雨に茎をしならせながら花
を咲かせています。天候が回復しましたら、他の咲き始めた花と一緒に再投稿と思っています。
当地では今日も朝から霧雨の一日。先週の半ばから連日のように小雨や霧雨が入れ替わるように
降り続いています。
例年、今の時期は雨の日が多くなります。それにしても、今年は稀に見る天候です。週間予報では、
来週の月曜日頃から、ようやく初夏の陽射しが戻りそうです。
フウロソウ(ストラータム)が、淡いピンク色の花びらに赤芝色の細い筋が入る花を咲かせます。我
家の庭では、3種類のフウロソウを育てています。その中でストラータムは、一番始めに花を咲かせて
くれます。他のフウロソウに比べて、花びらが雨に打たれ弱い特性があります。
オーキントンブルーアイは青色系の珍しいシバザクラです。花びらの色彩から涼しげな印象を受け
ます。
下の画像のシバザクラは 「多摩の流れ」白い花びらに、ピンクの模様が入る可憐な花です。この2種
類は 一般的な赤紫色のシバザクラに比べると、茎がやや立ち上がるよう伸びます。そのため、株の広
がりが遅く花数も少な目ですが、可憐な花を咲かせるシバザクラです。
斑入りのアマドロコ(甘野老)です。
薄緑色の葉の縁に白い筋が入る葉と、茎のエンジ色の対比がとても鮮やかです。さらに、筒状の花を
垂れ下げるように咲かせます。アマドロコは、初夏の庭に爽やかさを醸し出してくれる宿根草です。
ミヤコワスレ(都忘れ)、野菊に似た清楚な花を咲かせています。別名では、「春野菊」や「東菊」と
呼ばれ江戸時代から人々に親しまれて来た我が国が原産のキク科の植物です。
セイヨウオダマキの原産地はヨーロッパ。本来は、岩場や砂質の場所に好んで自生する植物です。
国内原産のミヤマオダマキと比べ、萼の後ろに角のように突き出ている距(きょ)が特徴的なオダマキ
です。
「香りナデシコ」。花びらに、不規則な切れ込みが入るナデシコです。さらに、花びらは全開にならず
ややカップ状に花を咲かせます。草丈が低く、こんもりとマット状に株は成長します。さらに、花名に付く
香り・・・微かな香りを放しながら花を咲かるナデシコです。