グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

今シーズン 4隻目のクルーズ客船が入港しました・・・

2024年05月30日 | 室蘭港寄港・クルーズ客船&練習船・船舶など


探検クルーズ客船ヘリテージ・アドベンチャラーが、定刻7:00に室蘭湖中央ふ頭に
接岸しました。
最近大型化しているクルーズ客船に比べ、総トン数8,445Ton・乗客定員と百数十人
と規模は小ぶり。世界に類を見ない高性能な、ポルトガル船籍の探検クルーズ客船です。

 
キリッとした船体形状とカラーリング・・・、「極地探検の貴婦人」と呼ばれる
クルーズ客船です。



室蘭港中央ふ頭、寄港歓迎の のぼりが五月の風にはためく。




船尾最上部のデッキには、アドベンチャー用の14隻のゾディアック ボートを搭載。
北極や南極の近海を航行できる、耐氷性能を装備する 特殊な探検クルーズ客船です。



ヘリテージ・アドベンチャラー、次の寄港地の秋田港に向けて出港準備中です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月の空景色

2024年05月29日 | coffee break;(etc )


午後になると午前中の天候から一転、透き渡る5月の空が広がりました。

牧草の上を、この時期にしては希な涼冷な空気が ゆるやかに流れる。
我が家から、わずかな距離にある 小高い丘の上に広がる牧草地からの空景色です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

絵鞆半島の断崖に咲くヤマツツジ・・・

2024年05月26日 | 室蘭の景色


初夏の風がゆったりと流れる。市内屈指の景勝地、マスイチ浜の展望台からの眺望
です。前景に奇岩が連なる海岸線と、追直漁港方面を中景に太平洋の大海原が果て
しなく広がる。

マスイチ浜は、「ピリカノカ 絵鞆半島外海岸」として、国が定める名勝地です。



一帯には、海からそそり立つ100m前後の断崖が連なる。

マスイチの展望台を後に・・・、両側を古木が鬱蒼と生い茂る、アップダウンが
続く散策路を行く。




散策沿いの断崖。過酷な環境の岩場に自生する ヤマツツジ。毎年見るたびに、
逞しい生命力に感動を受ける。





マスイチ浜の展望台に隣接する ローソク岩。清々しい潮風が、100mほど下の
海面から緩やかに吹き寄せる。





海からそそり立つ ボンズ山の標高は約150m。噴火湾の彼方には、対岸の渡島半島
の山並が連なる。
本来ヤマツツジの生育適地は 岩石が露出したこのような場所。今、花の時期真っ只中
です。
                  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハマエンドウの花が咲く浜・・・

2024年05月23日 | 室蘭の景色


初夏の季節を迎えたイタンキ浜の光景です。ゆるやかに潮風が浜に流れ、清々しい
磯の香が漂う。イタンキ浜は、日本の渚100選に指定されている風光明媚な砂浜
海岸です。



鳴き砂海岸としても全国的に有名な浜です。
乾燥した砂の上を靴底を滑らすように歩くとキュッ・キュッと砂が音を奏でる。
砂に不純物が多く含まれると音がしなくなります。鳴り砂海岸は「自然環境の
バロメータ」、定期的に市民が参加して浜の清掃が行われています。




ハマエンドウの花が咲き始めると、イタンキ浜は初夏の季節へと移り始めます。



干潮の時間帯、浜が沖合に広がる。海中で生育していたコンブが・・・。
浜一帯は 漁業権の規制区域内。味の良いコンブですが、採取する事はできません。




浜の前面には、太平洋の大海原が果てしなく広がる。



薄らと海水が残る浜に周辺の景色が映り出る、対照的な景観の西側と東側の
浜の光景です

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初夏の庭に咲く・・・

2024年05月21日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)


当地では5月になると、庭の草花や野山に自生する草木が一斉に葉を茂らせ花
を咲かせ始めます。今年は、我家の庭で育てる草木も例年になく勢いを感じる



3種類のプリムラ、 ジュリアン・ポリアンタとベリスを育てています。
今月の初旬ごろから 花を咲かせ始めたジュリアンは早々花を咲かせ終
わる。一歩遅れて、べリスやポリアンサが花を咲かせ始めています。



アルメリア、庭で育て始めから30数年の時が過ぎる。和名は、ハマカンザシと
美しい草名を持つ。


  
イリス・クリスタータは、花径5センチ・草丈は15センチほどとすべてが
小型の植物。
薄い花びらは雨が苦手。一方、乾燥や寒さに強い生育旺盛なアヤメ科の植物。



マーガレット、始めて冬を越し花を咲かせる。鉢植え栽培、秋に屋内に取り込み、
何度も冬越しに挑戦してきましたが失敗の連続。
今年の冬は、暖冬気味に経過 それが功を奏したのでしょか。冬を越し早々、花を
咲かせています。



サラサドウダン(更紗灯台)。黄白色の花弁に、紅柴色の模様を付けた釣鐘形の
花を枝に吊り下げる。ツツジの仲間の寒さにとても強い落葉低木です。



イベリス(トキワナズナ)とミヤマオダマキが、庭の一角で花を咲かせ続けています、

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

五月晴れです・・・

2024年05月19日 | 室蘭の景色


5月の澄み渡る空が広がる「エンルムマリーナ室蘭」近傍からの眺望です。
港内に架かる白鳥大橋や対岸の室蘭岳方面の景色が 目の前に広がる。
撮影時の外気温は19℃、風も吹き止まり、静まり返る海面に周辺の風景
が映り込む。


     
「エンルムマリーナ室蘭」の前面の海域では、毎年 初夏の季節を迎えると学生やジュニ
アーを対象とし たヨット操船講習会が行われる。今日も、数隻のヨットが、波静かな海
面を滑るように行き来する。


                 



「エンルムマリーナ室蘭」は、道内では数少ない通年型のマリーナ。 
  海上に収納できる艇数は約60数艇。その他の プレジャーボートは、
  クレーンで吊り上げられ陸上で保管されます。
           

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

公園に咲く八重桜・・・

2024年05月16日 | 室蘭・四季の野花&花木


居住地の中にある公園の 八重桜が見ごろを迎えています。園内に植栽されて
いる八重桜は約400本。
今年は例年に比べて、どの木も花数が多く枝をたわませながら 花を咲かせて
います。


ほぼ 満開です。



アカハラが公園のすぐわきに生える松の木の梢で囀る。朝の静けさの中、
透き通るさえずりが、周辺に響きわたる。



コムクドリも 桜の花の蜜が大好物です。



当公園は、市内有数の八重桜の名所。19日には、桜の季節のしんがりを飾る
22回目の『白鳥台桜まつり」が開催されます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シラネアオイの花が咲く季節です・・・

2024年05月15日 | 室蘭・四季の野花&花木


市の郊外の雑木林の林床で、シラネアオイ(白根葵)が 花を咲かせ始めました。
本来の生育適地は、標高1500mを越す亜高山帯。この自生地の標高は僅かに
30mほど。緯度が高い当地では、このように標高が低い場所でもシラネアオイ
が自生しています。





花色は淡い赤紫色がほとんどですが、株によって微妙に濃淡が異なります。



株数は少ないですが、ほぼ純白な色をしたものも。



咲き始めです、ほのぼのとした可憐さを感じる山野草です。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月の庭に咲く・・・

2024年05月13日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



ミヤマオダマキ、この時期を待ち構えていたかのように独創的な花を咲
かせ始める。花弁のように見えるのは萼片、中央の白い円筒形の部分が
本来の花です。
  
毎年、秋に
採取した種は庭の適当な場所に直播にしておけば株は増える。
生育旺盛で、全く手間の掛からない耐寒性の宿根草です。 


。       
アラビス・プロクレンス、Webで検索をかけてもてヒット件数は僅かな植物。
和名はハタザオ、細くしなやかな花茎の先端に純白で4弁の小さな花を咲か
せています。

冬でも、常緑の葉を付けたまま、雪の下で冬を越す極めて耐寒性の強い植物。



アンドロサセ・スターダスト。ロゼット状の株から立ち上げた細い花茎の先端に、
花の径1センチ程の小さな花を付ける。元々は高山性の植物、夏の暑さには弱い
が、寒さには極めて強い植物。そのことから、和名は深山カスミ草とも呼ばれて
います。



ドウダンツツジ'が、壷形の純白な小花を枝に吊り下げる。新葉と純白な花の
取り合わせが清々しく目に映ります。また、季節が進み秋になると橙黄色に
葉を染める。季節ごと、庭に風情を醸し出しくれる樹木です。



ムスカリ、当地では 初夏定番の花です。
小さな壺型で青紫色の花を房状に付け咲かせています。草丈も低く全体的に
地味な感じがします。一方、ムスカリの花は逆光で撮影しますと別の表情を
見せてくれる植物です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風薫る・・・

2024年05月10日 | 室蘭・四季の野花&花木



爽やかな 風がそよぐ、家からわずかに離れる広大な牧草地からの眺望です。

今日、日中の気温は19℃と 一挙に春を飛び越し初夏の陽気の一日。

先日記事を投稿しました、牧草地の西洋タンポポがほぼ満開になりました。



近頃の気温の上昇に伴い、雑木林の木々が一斉に若葉を萌えたたせる。つい先日まで、
花を咲かせていたヤマザクラの大木も葉桜の状態に・・・。当地にも、新緑の季節が訪れ
て来ました。



ヒヨドリ、木の新芽を啄む。



今年初めて目にしたシラネアオイ(白根葵)の花。例年に比べて、だいぶ早い開花。
元々の生育適地は亜高山地帯から低山。一方、本州方面より緯度が高い当地を含む
道内では、標高の低い平地部でも自生しています。

 この場所は、牧草地に隣接する雑木林の林床。身近にシラネアオイの花を見る事が
出来る貴重な場所です。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする