この時期にしては雪が少ない。冬枯れ色の牧草が見え隠れするほど、
太平洋側に位置する当地は 道内の中では小雪地帯。
一方、これから2月中旬ごろにかけてはドカ雪の季節。帳尻合わせ
のように降る雪が少々気になります。
撮影の立ち位置は、室蘭岳の裾野に広がる 牧草地からの雪景色です。
クマザサが 葉の上に雪を積もらせる。しなやかな細い茎に付けた緑葉は見る目に、
生命の息吹を感じる。
ふぁっと‼ 降り積もった雪の上に、冬の陽射しをあびた クマザサの葉が影を・・・
遥か北側の方角、頂から裾野まで雪を抱く羊蹄山が冬の空を背景に姿を見せる。
標高1898m 道内を代表する秀峰、円錐形の山容が富士山に似ている事から
別名、蝦夷富士と呼ばれています。一帯は 道内有数の豪雪地帯、気象台発表の
現在の積雪量はすでに160センチほど。
当地の現在の雪深さは3cmほど、農道でもこの程度の積雪です。
住宅地内の庭や露地などにも僅かに雪がありますが、交通量が多い
国道などには 全く雪は積もっていません。