遠くの景色がぼんやりと霞む。今日も気温が高め、冬から早春へと季節の移ろいに
とまどう。こんなに冬が短く早春の訪れが早いのは希です。毎年、このよう穏やか
な2月であればと思う天候が続いています。
今日の日照時間は10時間、陽射しがあふれる。暦の上では春ですが、風がやけに
冷たく感じる一日でした。元々暦は、本州方面の季節に即したもの。
当地での早春は3月中旬頃から。今年はまだ2月と言うのに、季節を先取りしたか
のような陽気が続いています。
室蘭岳の山腹から頂きにかけて、雪の白さが日毎に減り始める。室蘭岳は北海道百名山
に選定されている、端正な稜線を抱く山塊です。
先日まで雪に覆われていた場所。まさかと思っていましたが、福寿草の花が・・・。
昨年の開花は3月中旬、半月ほど早い開花です。福寿草は山野草のシーズンの開幕を
知らせてくれる「春告草」です。
2月下旬にしては穏やかな天気が続く。例年、この時期の西空は日本海側から流れ着
く雲で覆い尽くされる。今年は希、室蘭港崎守埠頭からの眺める夕日の光景です。
平地部にも野鳥が飛び交う季節が訪れてきました。雪が解けた広大な草原に
ムクドリの群れ。全国的に広く生息していますが、当地ではあまり見かけない
野鳥です。
ツグミ。秋から冬にかけてシベリア方面から大群で渡ってくる冬鳥の代表です。
一方、この季節まで何処に生息していたのでしょうか。当地では雪が 解け始め
ると突如として現れる野鳥です。
3月中旬頃の陽気です。庭に積もっていた雪も日毎にとける。アラビス・プロクレ
ンスが雪の下から常緑の葉をまとい姿を現わしました。アラビス・プロクレンスは、
とても寒さに強いアブラナ科の常緑の多年草です。
ヤブコウジ(藪柑子)も長い間、雪に埋もれていました。このところの暖かさで雪が解
け、コントラストの鮮やかな深緑色の葉と赤い実を見せてくれました。
室内で育てているムラサキオモトです。本来の名はロエオ。株姿が乱れたので思い
切って剪定。2週間ほど経過、一斉に若葉が芽生え始めました。生命力がとても強い
熱帯アメリカが原産の植物です。
室蘭市追直漁港、そよぐ風が和らいできました。今年は早い冬明け、漁港の一角の小型漁船の船着
き場の一コマです。
漁港から中心市街地までは至近距離。今日は気温が上昇、薄っすらとモヤで霞む室蘭市の中心部で
す。
周辺の景色がモヤで霞む。このところ3月中旬の暖かさが続いています。暖かさで、一挙に雪解けが
進む。週間予報では、これからしばらく気温の高い日が続きそうです。今日も日中の気温が上昇、急
ぎ足で歩くと身体が汗ばむほどの陽気です。
夕日に照らし出された室蘭港崎守埠頭です。今日は、気温が一挙に上昇3月上旬並みの陽気の一日で
した。
連日、日本海方面から流れ着く雪雲に覆われていた西空。数ヶ月ぶりに、見事に晴れ上がる。
今日、当地の日没時間は17:09分。噴火湾を挟み37キロメートル離れる対岸渡島半島の山並
みに沈む夕日です。
日の入りから15分ほどが経過。残照のなか茜色のグラテーションに染まる、室蘭港の入口方面の
夕景です。
バロータ・スペシオサは開花が不定期。本来の開花期は8月から9月です。何が影響するのか分か
りませんが、今年のように1月から2月に花を咲かる年もあります。
バロータ・スペシオサの原産地は南アフリカ。わが国に持ち込まれたのは明治時代と意外と渡来歴が
古い球根植物です。
バロータの球根はタメネギにそっくり、太陽光が当たると艶やかなワインレッド。今年は分球も盛ん、
新しい球根が誕生しています。
今日も日中の気温は氷点下3℃、一週間続きの日中も氷点下の真冬日。今冬は少雪、牧草の切り株
が顔を出す。一方、2月も中旬ゆっくりだが太陽光が強さを増し始めた。この時期の空の蒼さと白
い雲のコントラストは鮮やか。北国の空の色です。