日の出から一時間ほど経過した 南の方角の空景色です。秋が深まりにつれて、空が高くなっ
てきました。高層雲が、天空に向かって湧き上がるように緩やかに流れる。カメラアングルは、
海岸線からほど近い、小高い丘の上に広がる牧草地からの眺望です。
牧草地を取り囲む林の縁で、ツルウメモドキが傍の木に弦をからませ、赤橙色の実をたわわに
稔らせています。秋の空を背景にした赤橙色の実と黄葉は、枯草色の野で一際鮮やかな彩を放し
ています。
日の出から一時間ほど経過した 南の方角の空景色です。秋が深まりにつれて、空が高くなっ
てきました。高層雲が、天空に向かって湧き上がるように緩やかに流れる。カメラアングルは、
海岸線からほど近い、小高い丘の上に広がる牧草地からの眺望です。
牧草地を取り囲む林の縁で、ツルウメモドキが傍の木に弦をからませ、赤橙色の実をたわわに
稔らせています。秋の空を背景にした赤橙色の実と黄葉は、枯草色の野で一際鮮やかな彩を放し
ています。
今日、当地の日の出時間は6時1分。起床は通常5時ですので、朝の撮影が楽になりました。
家から車で5分ほど、小高い丘の上に広がる牧草地から、日の出直前/直後の風景です。
エゾシカは、日が昇る前から動き始めます。好物の牧草を採餌中のエゾシカに出合う。今が、
繁殖期。夏の間は、雄と雌は別々に行動していましたが、この時期は、一夫多妻制のシフト中
です。
この牧草地の周辺は、道内でも有名な ヒヨドリの渡りの中継地です。10月は、渡りの季節。
周辺の林は、ヒヨドリの旅立ち前の宿泊地。夜明けとともに、大きな群れを作り本州方面に南下
していきます。
アカゲラは 森の中のドラマー。木を嘴で突く音が響きわたります。さらに、さえずり声も独特
のことから 居場所を見つけるのは容易です。ただ、幹枝の一ヶ所にとどまらずに忙し気に 動き回
るため、カメラに撮り込むのが少々困難な野鳥です。
近頃、朝の気温は一桁台。すっかり、周辺の景色が秋色に変わりました。紅葉の条件の一つ、
気温が8℃を下回ると・・・。近隣の雑木林でも木々が、一斉に紅葉を始めました。
家からわずかな場所にある雑木林。山モミジやカエデが、秋の陽射しに照らされ葉をさまざま
に色付かせる。紅葉の名勝のような華やかさはありませんが、自然の趣がいっぱいの紅葉を見せ
てくれます。毎年、この時期を楽しみにしている雑木林です。
雪虫は、小さな小さな虫です。身体全体に純白な綿毛を羽織り、雪が降るようにフワフワと庭
先で舞う。当地では、雪虫が飛び始めてから 間もなくしますと、初雪の季節が訪れて来ます。
※ 赤い実はベニシタン(紅紫檀)です。実の大きさは5mm程、雪虫の大きさを推測して頂け
ればと思います。
雪虫が飛び交い始めると、庭の佇まいは一挙に晩秋の雰囲気が漂い始めます。ツルハナガタが、
ロゼット葉の一部を薄紅色に紅葉させています。長年 育て続けていますが、紅葉した葉を見るの
は初めての事です。
我が家の庭では2本のオンコを植えています。今年は生り年なのか、口に含みたくなるような
実をたわわに付けています。
この樹木の本来の名はイチイ(一位)。騨高山地方の伝統工芸、一刀彫の材として有名な樹木
です。一方、北海道や東北地方ではオンコと方言で呼ばれています。
オンコの実は野鳥たちの大好物。これから季節が進み、野山に餌が乏しくなると。野鳥が庭に
飛来、全ての実を啄んで行きます。
コーカサスキリンソウ トリカラー。葉の色が鮮やかさを増してきました。緑色の葉に赤と白
の斑が入るセダムです。
ヒダカミセバヤの紅葉は、葉をサーモンピンク色に染めます。
夏に咲く花も見ごたえがありますが、紅葉も一見の価値があります。紅葉が終わると、地上部は
全て枯れて、宿根の状態で雪の下で冬を越します。
ギボウシの黄葉です。本来は、庭の冬支度を兼ねて葉を刈り取る時期ですが、あえて そのまま
の状態にしています。黄金色に枯れたギボウシの葉は、 庭の中で存在感を際立たせています。
連なり流れてゆく雲の切れ間から、夕日が放射状に光芒を放す。光芒は 雲の流れにより刻々と
変化します。神秘的な光景を眺めていると、ついつい時間が経つのを忘れてしまうほどです。
これから季節が深まるにつれて、噴火湾の上空は、西風に運ばれてくる雲の通り道、本格的な
光芒の季節が訪れて来ます。
測量山は、中心市街地に隣接した自然豊かな場所です。標高は199mほど、絵鞆半島で最も
高い地点です。頂には、展望塔やNHKを始め民放各社の電波塔が林立しています。
測量山と向かい合う女測量山の標高は160メートル。久しぶりに、周辺の散策路をを歩く。
付近一帯は、春夏秋冬を通して 200種類ほどの野鳥が生息するサンクチュアリです。
秋の陽射しに葉をきらめかせる、エゾヤマザクラ(蝦夷山桜)の紅葉です。
女測量山の外海側の散策路を行くと、太平洋の大海原の眺望が広がります。さらに、眼下には
度々記事を投稿しています 追直漁港方面の景観が望めます。
測量山観光道路は絵鞆半島の尾根部を走る。道路の両側には鬱蒼と木々が茂る雑木林が続く。
雑木林の中では、モミジやカエデが紅葉の最盛期を迎えています。
ホオジロです。鳥名は以前から知っていましたが、目にするのは初めて。少々、心が高鳴る中
での撮影でした。
秋の青空を背景に見る ガマズミの紅色の実と紅葉は格別。この時季のガマズミを目にすると、
毎年のことですが、繰り返しカメラに撮り込んでしまいます。
清々しい 秋の夕空が広がりました。当地では、このところ日中の最高気温は15℃を下回る。
一挙に、ヒヤッとした空気感が漂う季節が訪れて来ました。カメラアングルは、室蘭港の外防波
堤越しに眺める夕空の光景です。
サンピラー(太陽柱)。完璧な状態ではありませんが、夕日が放す光が天空に向かって垂直に
伸びる。
秋の日は釣瓶落としの如く、日の入り時間が早まって来ました。
当地の日没時間は16:55分。噴火湾を隔てた対岸、渡島半島の山並みに沈む夕日が、西の空
を茜色に染める。
マジックアワー、夕日が沈んでから15分ほどが経過。残照の中を、夜釣りの小舟が沖に向か
って出航、静ま返る海面に さざ波のような航跡を描き出しました。
当地の日の出時間は5:47分。秋が深まるに連れて、すっかり夜が明けるのが遅くなって来
ました。家から僅かな距離にある牧草地、日の出 直後の風景です。
朝日に照らされる、エゾシカの雌鹿と小鹿の集団です。
今の季節、野ばらの艶やかな赤い実は よく目に止まります。
牧草地の周りにを取り囲む雑木林。秋の気配が濃くなってきました。朝日を受けた木々の葉や
木の実が目に映り込む。
ムラサキシキブ(紫式部)。樹木の実の中では特異、紫色の美しい実をつけます。
カマツカ(鎌柄)が、ルビーのような紅色の実を付けています。もう暫くすると、葉を赤オレ
ンジ色に黄葉させます。
アオジです。野鳥の中でも特に警戒心が強く、草木の茂みに隠れる習性があります。地味な羽
根の色も、木々に紛れるためとの説もあります。
ツタウルシは、紅葉の季節の1番バッター。雑木林の中で葉を鮮やかに色付かせています。
夜半から降り続いた雨、早朝には降りやむ。ヘンリーヅタが、小さな地味な花を咲かせ始める。
間もなくしますと、ブドウのような小さい実を付け葉を紅葉させます。フェンスに這わせた蔓は、
15mほど。蔓の先端を止めなければ、気根で蔓を固定しながらどこまでも伸びる。生育旺盛な
ブドウ科の蔓性植物です。
マーガレットは、我が家の定番の鉢花です。初夏の頃から秋遅くまで花を咲かせ続けます。
、
先日も投稿しました、鉢植えのストレプトカーパスが満開になりました。生育条件が揃います
と、3ヶ月ほどの周期で花を咲かせます。一方、やや肉厚な葉は陽にかざされると、葉色の濃淡
と葉脈が際立ちます。
絵鞆半島の最西端、「絵鞆岬」からの眺望です。
画像のほぼ中央。室蘭港の入口に浮かぶ大黒島は、港のシンボル的な小島です。一帯は室蘭八景
の一つに指定されている市内を代表する景勝地です。
展望台は海にせり出すように造られています。眼下の海域は遠浅、噴火湾の大海原から打ち寄
せる波が、様々な波模様を描き出す。
今日は無風状態ですが、この時期から来年の春先頃まで、北西からの季節風が強く吹き付けま
す。植栽されている樹木が、長年西風を受けながら成長して 幹枝を風下の方向に傾ける。
『・・・岬』。一般的には、人家から離れた閑散とした場所を連想します。絵鞆岬は意外でし
ょうが、岬のすぐ傍の港側には家々が ビッシリと建ち並んでいます。
絵鞆岬を後にして僅かに坂道を下ると、室蘭港の入口付近の海岸線に行き着きます。港内を跨
ぐ白鳥大橋や対岸の室蘭岳方面の風景が目の前に広がります。絵鞆岬を訪れた時には必ず立ち寄
りレンズを向ける場所です。