オモト。江戸時代から縁起物の植物。古典園芸として栽培は奥が深いが、
我が家のオモトは素人仕立て。数年前に知人から頂いた一株。今では、10株
程にも増える。自生地は温暖な地方、必然的に当地では 室内での栽培。
オモトは、通年 深緑色の光沢がある葉と勢いのある葉姿が魅力的な植物です。
今年も残すところ一日。当ブログにアクセスして頂き、ありがとうございました。
2012年もよろしくお願い致します。皆様、良いお年をお迎えください。
夕日。太古から常しえに続く、悠久の大自然が織りなす壮大なドラマ。
久しぶりに穏やかな黄昏、明日へと 夕日が西の空を茜色に染める。
今日、当地の日の入り時間は16:11。カメラアングルは、室蘭市崎守埠頭
からの西空の光景です。
冬の追直し漁港に、北からの渡り鳥が訪れ始めた。海藻や貝類の豊富な
港内は、カモ科の水鳥の越冬地です。
マガモ 、♂の頭部の緑色の羽が日射しを受けると、金属的な光沢を放す
美しい水鳥です。キンクロハジロ(金黒羽白)、愛称は、ガンクロ。頭部から胸にかけて黒い
羽と、目の周りの黄色とのコントラストが特徴的。シノリガモ(晨鴨)、水鳥の集団の中で、派手な羽模様が一際 目立ちます。
波風の静かな港の一番奥、餌も豊富。数種類の水鳥が冬の陽だまりで、
羽根を休めています。
マスイチの上空を冬の太陽がまぶしく輝く。道内の日本海側や内陸部では、
まとまった雪が降り続く、当地は、道内の中では温暖な太平洋側。
遥か彼方、東の洋上を目掛け雲が吹き飛ぶように流れる。雲の群れが途絶え
ると、澄み切った大気を突き抜けて冬の陽がまぶしく 光線を放す。 寒波を運んで来た北西の風が、マスイチの展望台を強烈に吹き抜ける。
マスイチは室蘭八景の一つ。地名の語源はアイヌ語、市内の地名には、アイヌ
語の音を基にした地名が数多く存在する。
一帯は、渡り鳥や留鳥などの野鳥が数多く生息する。ここは、道内有数
のバードウォチャーのメッカ、特にハヤブサの営巣地として有名。
マスイチは、海からそそり立つ断崖絶壁と太平洋の大海原が 目の前に広が
る風光明媚な景勝地です。
低気圧が集団を成して、強烈な風と雪を運んで来た。一団は足早に通り過
ぎたようだが、余波の暴風警報は発令のまま。今日は、朝から吹雪・晴れ間・曇
り空と、天気がめまぐるしく変わる。
室内では、秋に庭から掘り上げた鉢植えの エロディウムが花を咲かせ始めた。
花の大きさは1.5cm程、花弁には紅色の筋が入る。花と葉色のコントラストが
鮮やかな花。庭植えの株は早くも雪の下で越冬中です。エロディウム、別名では
ヒメフウロ、暑さにも寒さにも強い育て易い耐寒性の多年草です。
遥か対岸の渡島半島は、海上直線距離で40Kmほど。薄墨で描いたか
のように 山並が横たわる。夕映えが、噴火湾の波間と空に低く たなびく雪雲を
黄金色に淡く染める。
天気予報では、明日から全道各地では大雪。それにしては、限りなく穏やかな
夕暮れ時。カメラアングルは、室蘭市崎守埠頭西端からの夕映えの光景です。 残照が、海と空を 淡い黄金色から ラベンダー色に染め替える。
今日、当地の日の入り時間は16:06分。
中旬の頃に比べると僅かだが日の入り時間が徐々に遅くなり始めて来ました。
撮影の帰りに立ち寄った 同じ埠頭の東側からの港内の夜景です。
関東以北最大規模の JX日鉱日石エネルギー室蘭製油所の夜景です。
装置に装備されている保安灯が海面に光の影を映す。さらに、製油所の沖合
の海上桟橋に接岸中の大型タンカーの作業灯が花を添える。
港を挟んで 対岸や港内の夜景クルーズ船から眺める製油所の夜景の光景
は、市の新しい観光ターゲットの一つです。
秋に行う庭の整理でも刈らずに残すウラハグサ(裏葉草)、別名は風知草。
今の季節になると、秋の草姿そのままに、葉と稲穂を金色に染め庭の一角に彩り
を添えている。この時期になると、たわわに実ったツルウメドキ(蔓梅擬)を毎年ブログ に
投稿。横幅7mほどのフェンスに蔓を絡ませていたので、道行く人が立ち止 まり
眺めていたが、今年は25年ぶりに大胆に剪定。結果、赤い実は僅か。ツルニチニチソウ(蔓日々草)。当地ではヒメツルニチニチソウは、よく見
かげるが、ツルニチソウは稀。広島の知人の庭~我が家の庭に移住して6年。
耐寒性のとても強い植物です。キリンソウ(麒麟草)。5弁の固い花柄と雪とのコントラスト、渋さが何とも言
えない。秋に花が咲き終わっても、毎年、茎は刈り取らない。この時期を楽しみ
にしている植物です。冬枯れの雪が積もった庭、小さな葉を散らしたベニシタン(紅紫檀)。赤い
実が一際、鮮やかさを放しています。
室蘭岳の裾野、標高300メートルほどの高台。周辺には薄っすらと雪に覆われた
広大な牧草地が広がる。
眼下に室蘭の市街地、さらに、遠く噴火湾の海面を、雲間から毀れる冬の日差しが
照らし出しています。彩雲。近ごろ頻繁に冬の空に出現ているが、久々に見るスケールの大き
な彩雲です。
撮影時に、突然遭遇したキタキツネ。警戒心が強い動物だが、短い時間
ポーズを・・・。この時期のキタキツネは、夏場に見る姿とは大きく異なりふくよか
です。
12月に入り、カメラに夕日を撮り込もうと挑む夕暮れの西空。陽の傾く位置に、
陣取る雪雲のディフエンスが例年に増して強硬。
それでもと・・・。 一瞬、雪雲を掻い潜るように輝きを放す今日の夕日です。
12月も中旬、寒さも一段と厳しさを増し始める。このところ、日中の気温
は氷点下の真冬日。
冬晴れの夕空に、大陸発・日本海経由の雪雲が群れを成して、遥か彼方の
東の洋上に飛ぶように流れて行きます。