当地の5月は、庭の花々が待ち焦がれていたかのように一斉に花を咲かせます。
今、庭で花を咲かせている 主な植物たちの紹介です。
トキワハナガタ(常盤花形)。
花はピンク色で5弁、5cmほどに伸ばした細い花茎の先端に、
10数個の小花を束ね 花を咲かせ始めています。
臙脂色の細いランナーを旺盛に伸ばします。先端に付けた子株
を切り取り地中に軽く挿すだけで発根、容易に株を増やすことが
出来ます。
アルメニア。
和名は、ハマカンザシ(浜簪)美しい花名を持つ多年草です。
カーペットカスミソウ、正式な花名は オノエマンテマ。
株はマット状に広がる、花は1cmほどの小花。花弁に赤紫色の
アクセントが入る愛らしい花を咲かせています。
アジュガ。別名は、西洋十二単(セイヨウジュウニヒトエ)優雅な花名を持つ。
庭の方々で垂直に伸ばした茎に、赤柴~濃青色の小花が咲き始めています。
トキワハナガタと同じく、ランナーを旺盛に伸ばします。先端に付けた子株を
切り取り地中に挿すだけで発根。容易に株を増やすことが出来ます。
ヒメフウロは、あくまでも流通名、エロディウム・バリアビレが本来の花名。
花名は時として混乱します。本来、国内に自生していますヒメフウロ(姫風露)
とは全く異なる植物。ヨーロッパが原産地の寒さにとても強い多年草です。
ウラハグサ(裏葉草)。
別名はそよぐ風にも葉を なびかせることから「風知草」。
イワカラクサ、小さな薄紅色の可愛い花を群れを成すように咲かせている。
毎年、開花を楽しみにしている花です。花径は1cm弱、草丈は10cm
にも満たない小型の多年草です。
和の花名から、我国の在来種と錯覚します。本来の花名はエリヌス アル
ピヌス。原種は、ピレネー山脈の岩場などに自生する高山性の多年草です。
デージー、初夏の庭に咲く花の定番中の定番。
こぼれ種で年々株を増やします。あわせて、自然交配が行われているのか毎年花色の
異なる花を咲かせます。大写しした花は、花びらが白色と赤色が混じり合った新しい花
です。