ダイナミックな夕日が西の空を照らす。夕日、大自然が織りなす悠久の営み。だが、何時
も、見る目に静かな感動を受ける。 カメラアングルは、室蘭港崎守埠頭の西端。大気が限りなく澄み渡り、秋の気配を感じる
風が流れる。噴火湾を隔て遥か彼方、対岸の渡島半島の山並に沈む夕日の光景です。
レンゲローズ、八女津姫が今年2回目の開花を始めました。一番花が咲いたのは初夏の
頃。この時期になって、再び多くの蕾を付け花を咲かせ始めています。
我が家の庭では、3種類のギボウシを育てています。その中で一番最後に花を咲かせる
ギボウシです。このギボウシの花が盛りを過ぎる頃、当地の季節は秋へと移り始めます。 ヒダカミセバヤ。あと半月ほどすると、濃桃色の小花を多数集めて球形に咲かせます。葉
は多肉質で白緑色。花も葉も美しい、道内の日高地方を原産とするベンケイソウ科の宿根草で
す。 ニワゼキショウ(庭石菖)、数年前に本州から我が家の庭への移住組です。アヤメに似た
小さな葉と1cmにも満たな小さな赤紫色の花。全てが小ぶり、毅然とした草姿がすがすがしい。
本州方面では雑草ですが、我が家では庭花として育てています。 マルバアサガオ、どこか野趣味を感じる。我が国には、江戸時代に観賞用として渡来した
歴史の長い植物。マルバアサガオは、一般的なアサガオと比べて遅咲き。今、花を咲かせ始め
ています。
ヒメコスモス(ブラキカム・イベリディフォリア)。花も葉もコスモスのミニ版。この花は一年草
タイプ。秋、地上に落ちた種は翌春に芽生え花を咲かせてくれます。
下の画像は、同じブラキカム属の多年草のヒメコスモス(アングスティフォリア)です。葉の形が
イベリディフォリアと大きく異なり、菊に似た小さな葉を茂らせ花を咲かせます。
ゼラニウム・アメリカーナがサーモンピンク色の花を咲かせています。生育旺盛で多花性、
丈夫で育てやすい、何拍子も揃った健康優良児のようなぜラニウムです。
イタンキ浜に緩やかに潮風が流れる。真夏の頃とは異なり、浜の上空に広がる空と流れ
る雲が透明感を増して来ました。
イタンキ浜の砂は石英の結晶を多く含む。空気が乾燥するこの時期、乾いた砂浜を靴の踵を
滑らすように歩くと キュッ・・キュッと砂が軽やかな音を奏でます。イタンキ浜は北海道で唯一の
鳴り砂海岸です。
今の季節になると、浜を飾っていた海浜植物の花々のシーズンは終了。入れ替わるように
ハマナスの実が赤く熟し始めています。彩りの乏しい浜にハマナスの赤い実と海・空の青さが鮮
やかに目に映り 込みます。
穏やかな夏の朝です。今日、当地の日の出時間は4:50分。7月の初旬頃に比べ朝の明
けるのがすっかり遅くなり始めて来ました。カメラアングルは、室蘭港崎守埠頭から再々投稿し
ています港の朝景色です。
港からの帰り道、どうしてもこの高台の牧草地に立ち寄ってしまいます。いつもの変わらな
いアングルですが、牧草地の朝の風景です。
室蘭岳の裾野には広大な牧草地が点在する。牧草地の道路際で、ヤマハギが雛やかな
枝を風に揺らし花を満開に咲かせています。
アメリカオニアザミの原産地は北米。以前に、北アメリカから輸入された牧草に混入して
国内に定着した歴史の浅い野花です。
エゾニュウは、草丈が2メートルを超すジャンボ植物です。高く伸ばした太い茎の先に、
純白なレース状の花を咲かせています。 ハナガサギク(花笠菊)は、北米原産の多年草です。もともとは、明治時代に園芸植物とし
て渡来。現在は、この場所のように野生化しています。
トッカリショの周辺は、80m~100mほどの断崖絶壁が海からそそり立つ。地名の由来
はアイヌ語のアザラシ岩 「トカル・イショ」を語源とする。太平洋の大海原と白い奇岩が織りなす
景観は市内を代表する景勝地、室蘭八景の一つです。
エゾゴマナ(蝦夷胡麻菜)は、北海道から東北北部の草地に自生する。キク科の多年草
です。当地では、この野花が咲き始めると季節は秋へとゆっくりと移り始めます。 断崖絶壁の上に広がる草原。ツリガネニンジンが花を潮風になびかせながら、青紫色の
釣鐘形の花を咲かせています。
トッカリショの西側には地球岬、東側はイタンキ浜。一帯は、市内はもとより道内を代表
する景勝地です。
洋種カラマツソウ、本来の草名はタリクトラム・デラバイ。細く伸ばした花茎の先端に1cm
ほどの可憐な花を咲かせ始めました。
花や蕾と、涼やかに風にそよぐ小さな葉から風情を感じる植物です。今年、近所の方から頂い
た我が家の庭のニューフェースです。
牧草地に足を踏み入れると、靴もズボンの裾も朝霧で濡れる。撮影時の気温は19℃、
涼やかな風が緩やかに流れる。室蘭岳の裾野、標高170mほどの場所に広がる牧草地の
朝景色です。
早くも、秋の季節に いざなう野花が咲き始めています。下の画像は、今シーズン初めて
見るエゾノコンギク(蝦夷野紺菊)です。 (14日:画像を追加しました)
夏イカ(スルメイカ)のシーズンが到来。昨日の集中豪雨をもたらした天候とは一変、追直
漁港に夏の爽やかな潮風が流れる。この季節になると大漁旗をマストに掲げたイカ釣り漁船で、
漁港は賑わいます。
噴火湾の夏イカ漁は、今の時期から10月頃まで。その間、漁港には道外や函館方面からの
イカ釣り漁船が接岸する。 陸揚げされた夏イカは、市内は元より札幌方面に陸路で輸送されま
す。
先日、投稿しましたMランド。前方に見える半島の先端部の岬は、当ブログで再々記事を
投稿しています 室蘭八景の一つマスイチです。 Mランドが完成する前までは、マスイチをこの
アングルで眺める事は不可能でした。
下の画像は、Mランドの前方に広がる噴火湾と37kmほど離れた対岸、渡島半島の遠望です。