コウリンタンポポ(紅輪蒲公英)が花を咲かせています。明治時代の中期に観賞用として渡来し
たヨーロッパが原産地の帰化植物です。すらりと伸ばした花茎の先端部に、鮮やかな赤橙色の花
を咲かせる。今では庭から飛び出し野生化、とても繁殖力の強い多年草です。
一瞬の出来事! 撮影時に、背後の草むらから飛び出してきたエゾシカです。エゾシカも 驚い
たでしょうが、こちらもビックリでした。
ブタナ。この植物もヨーロッパが原産地です。国内に持ち込まれたのは人為的ではなく、輸入さ
れた穀物や牧草の種に混入して渡来したそうです。
ブタナの自生地は、何故か コウリンタンポポと同じ場所。日当たりの良い場所を好む野花です。
南側に面した土手や道路脇の草むらで、タンポポによく似た花を咲かせています。