銀屏風を後に半島を西に進むとU字型の地形の間から、噴火湾の大海原の眺望が目の前に
広がります。
地名のハルカモナイは、元々はアイヌ語「ハル・カル・モイ」を語源としています。2012年には、
国指定名勝「ピリカノカ」にも選ばれている景勝地です。
左側の断崖の中腹はヤマツツジの自生地。新緑の木々を背景に、荒々しい岩肌とヤマツツジ
とのコントラストが鮮やかに目に飛び込んで来ます。
断崖に自生するヤマツツジを詳細にレンズで捉えるのは やや困難。平地で撮影しましたヤマ
ツツジの花です。
測量山観光道路は木々が生い茂る緑のトンネルと、新緑の枝葉の隙間から射す木漏れ日の
道を行く。
絵鞆半島の先端まじか。道路わきの灌木が途切れた場所から望む半島の内側の景観です。
絵鞆岬は絵鞆半島の最西端。海にせり出す展望台に立つと、噴火湾の大海原が目の前に広
がります。天候に恵まれると、北の方角には活火山の有珠山や羊蹄山。さらに、噴火湾を隔てた
対岸には駒ヶ岳などの大パノラマが望めます。岬は 室蘭八景にも選ばれている市内屈指の景勝
地です。