グリーンフォレスト (歳時日記)

近隣の自然が織りなす、春夏秋冬の風景
と庭で育てる草花の今を発信しています。
 

6月の庭に咲く・・・

2024年06月04日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)


当地では、ツツジの季節は一週間ほど前に過ぎる。一方、このツツジは遅咲きで
今の時期が見ごろ。品種不詳、おそらく咲く時期から考え ツツジの改良種かと。
庭のサツキ、蕾を膨らませ始めた。あと半月ほどすると開花、同じツツジ属の花
の時期を取り持つ貴重なツツジです。



アンドロサセ。和名は、トキワハナガタ(常盤花形)。臙脂色の細い花茎の先に、
小花を球状に集め花を咲かせています。元々の原種は、ヒマラヤの高山帯の礫地
に自生する 耐寒性常緑多年草です。                                      



日陰の庭のグランドカバーといったらアジュガ。
日向でも日陰でも生育旺盛。全てに手がかからない半常緑多年草(宿根)です。 



アルメリア、淡紅色の小花をボール状に束ねて花を咲かせ続けています。
和名ではハマカンザシと可憐な名を持つ、生育旺盛な常緑多年草です。
           



シラー ヒスパニカ、淡青柴色のベル形の端正な花を穂状に付け咲き始めています。 



ブラキカム・アングスティフォリア。薄紅色の花の径は2cmほどと小さく、
葉は菊の葉を小さくしたような形、可憐な花を咲かせる多年草です。



アケボノフウロ、赤紫色の花と深緑色の葉との取り合わせが、初夏の庭に爽やかさを
醸し出してくれる多年草です。



マーガレット、初夏から秋遅くまで花を咲かす。わが家の定番の庭花です。
この株は、昨年の春に園芸店で購入。秋に室内に取り込み冬を越してきた鉢植え。
数年前から、冬越しに挑戦してきましたが都度失敗の連続でした。何が功を奏し
たか 今シーズンは大成功
今は 鉢植えのまま屋外で栽培、株を覆い隠すように花を咲かせています。
                                         (6/5 マーガレット追加記事です)

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初夏の絵鞆半島を行く・・・

2024年06月02日 | 室蘭の景色


絵鞆半島の最西端、絵鞆岬の海にせり出す展望台に立つと磯の香が沸き立つ。
目の前には、噴火湾の大海原と遠方の山々の大展望が広がります。
岬は、室蘭八景に選定されている 市内を代表する景勝地の一ヵ所です。

海にせり出す展望台の真下の海域は、海藻が生い茂り魚介類が豊富。
この浅瀬はアオサギの餌場 不動の体勢で獲物を待ち構える。




岬の展望台の駐車場のすぐ脇には、絵鞆半島を東西に縦走する観光道路が走る。
道路の港側には 岬の景観から想像できないほどの家々が佇む。一帯は大自然と
人々の日常が隣り合わさる稀な場所です。




岬を後に、 半島の尾根部を縦走する 観光道路を東側に走る。道の両脇に、手つかずの
樹木が 鬱蒼と生い茂る 木漏れ日の中を行く。
          

道路沿いで、コンロンソウが純白な花を咲かせる。



絵鞆半島一帯には栃の木が多く自生する。今、蜜いっぱいの花を咲かせ始めています。



室蘭八景の銀屏風。海面から垂直にそそり立つ断崖絶壁は、センダイハギの自生地。
岩の隙間に根を張り、鮮やかな黄色の花を咲かせています。

展望台から花が咲いている場所は50mほど離れる、レンズを引き付けての撮影です。




センダイハギは、本州中部以北から道内の海岸部に自生する多年草です。



今日の絵鞆半島の散策の最終地点はマスイチマ展望台。
奇岩が、連なる海岸線と追直漁港を前中景に太平洋の大海原が果てしなく広がる。
一帯は、市内は元より道内を代表する景勝地の一つです。

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