君は銀河の青い風  八木真由美 岡山

自然に沿って、自分につながって、
心地のよい光とともに。
竪琴ライア 自然農 ライトワーク ヒンメリ

  

山桜と般若心経

2012年04月16日 | 宇宙と潜在意識

 

ふたたび、みたび・・、

山のふもとの桜の木に会いに出かけています。

可憐に舞うソメイヨシノのとなりに、

さらに大空に 気高く咲きにおう山桜、

時空を得て、この時この空に 

静寂のかおり放ちながら、

光の花を咲かせ 

清らなしらべたおやかに 

宙とうたっているようにもみえます。  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここは真言宗のお寺の境内。

娘とふたりで会いに来ました。

ムクちゃんのお散歩・山コースの近くですが、

今日は桜ひとすじです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このやわらかな下草。

草花を踏まないように、

それはもうそっとそっと、

身体を浮かせるようにして、

山桜の足元にふんわりと佇ませていただきました。

 

言葉にあらわせれないほどの世界というのでしょうか・・・。

山桜の呼吸のなかにいながらにして、

そのお花を愛でさせていただく

不思議な感覚。

 

そしてもっともっと大きなものにつながってゆくような、

それは山桜の木がつながっている宇宙・・・。

そのような感じもしてきます。 

   

今年の春はいつもよりずっと、桜の木とお話をしたくてなりません。

大好きな人に会うように、桜に会いに出かけます。

この山のふもとの数本の桜の木は身近なこともあり、お話がはずみます。

 

宇宙・自然界のしらべは、わたしにとって一番のお手本・・・、

今まで以上に確かに、そう思われるのです。

    

 時を経て、

無意識の領域にあったものがふわりと表にあらわれ、

これまでの流れが一瞬にしてわかってしまうことがありますね。

今日の私は、少しだけそのような感覚を味わっています。 

 

12年も前のことです。

般若心経を夢の中で伝授していただくことがありました。

それだけでも不思議ではありますが、

目が覚めて、はじめて般若心経をひらき、

ピアノにむかうと周りの時空にすでに音楽が在る・・

ということがわかりました。

 

音を観ている感じです。

そして、そのままに奏でる、という体験でした。

 

両手の指も完成された曲を知っているような感じです。

メロディーを紡ぎはじめると、

最後のフレーズまでひといきに、

一音の手直しをすることなく・・・・。

途中で転調が二回あるのもすぐにわかりました。

 

こうしてわずかな時間に生まれてきたメロディーですが、

奏でるたびによろこびにあふれます。

そして、だれかが一緒に歌ってくれている・・・

そのような気持ちがするのです。

あたりを見渡しますが、

目に見えるというわけではないので、

天使さんたちかな・・・と。

 

夢の中では高僧のようなお方が、

一対一で向かい合って「伝授しますよ。」

という雰囲気でした。

全文を教わった後、

額と額をくっつけてくださって終了。

では、そのお方なのでしょうか。

直感的にはそうではないように感じます。

 

では、どなた・・・?

今日はその答えがわかった、

と思いました。

 

あの時、奏でてくれたのは、

それからずっとずっと一緒に歌ってくれているのは、

そうです、山桜・・・。 


きっとそうです。

B♭majorで始まるあの感覚は、

桜の精のささやきにも思えます。

 

生まれてきた曲を楽譜に書きおこして

山桜の絵を貼りました。

水色の空に光る山桜です。

 

どのような時にも喜びの中で生きていくようにと・・・、

幼い頃から見守ってくれているあの山桜の木が授けてくれたのでしょう。

 

このような話をすると、

以前でしたら

「まゆみさん、ファンタジーの世界だね。」

なんて言われたかもしれません。

 

それがいつのまにか

「すてきね、きっとそうね。」

と、言ってくださる方が周りにふえていることも

うれしいなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なにもかも いのちの世界の いのちのできごと・・・・、

しあわせな桜の季節を過ごしています。

 

 

 

 

コメント
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