満月がのぼる東の山のふもとに、美しい桜の木があります。
春風にさそわれて、会いに行きました。
子どものころに遊んだなつかしいところです・・・。
桜の木はゆったりと枝をひろげて、
見上げると 空はふんわり一面の桜色。
足元には緑の草草が茂り 薄紫の花もすてきな彩り。
自然界の一体の営みのなかで、なんと豊かなことでしょう。
桜の木は水色の空と似合いますね。
どちらもやさしい色合いで、ふんわりと広がっています。
桜の花は光の精、「真善美」の光を静かに放っているようです。
また会いに行きましょう・・・、一年に一度のこの時ですから。