シャスタの森と湖 1 の続きです。
静寂のなか 宙とつながり澄み渡ってきますと、意識が内へと広がり、
ひとりになって 今ここを 感じることに 自然に集中します。
聖地とよばれるような場所を訪れると 日常の雑念がすぅっ~と消えて
本来の純粋な感覚が自然に目覚めてくるのでしょう。
その静寂の中で 大地と宙の声にふれ さえぎるものなく光を受け抱き、
心のなかの様々に分離した壁が その透きとおる光にとけて 癒され統合されてゆきます。
豊かな地球の懐で 聖なる風に心をひらき 自らを癒す行いを 気がつかぬまにしているのでしょう。
その体験をふりかえると 聖なる空間である 大自然の中でこそ
人は健やかに 智恵深く生きられるのだ と思わずにはいられません。
この旅では 個々の想いが尊重され 一人の時間も大切にしました。
まずは 自分と出会う ・・・・、
居心地のよい自分自身にであい 表現する・・・、
その練習でもありました。
日常をはなれて 習慣からはなれて 自分を見直したり 新たなことに気がついたり・・。
そして その分 友との語らいも充実してきます。
マイクロバスでシャスタ山の広場まで連れて行っていただきました。
ふり返ると 山並みが遠くに見えます。 広々とした 空間が気持ちいいです。
私たちの他に人影はほとんどなく 雄大で清らかなシャスタの山は
すべてを包含し 静寂のかおりとともに 気高くおおらかな姿をあらわしていました。
自然の中を歩いていると 「いい感じ~」 と思う場所があります。
そんなお気に入りの場所をみつけて ちょっと休憩です・・・。
足元の植物にも 親しみを感じて話しかけたりします。
岩に腰をかけて 一人で少しゆっくり過ごすことにしました。
この木陰から 目の前にそびえるシャスタ山が 大きく美しく見えるのです。
次へ続きます。
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