君は銀河の青い風  八木真由美 岡山

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心地のよい光とともに。
竪琴ライア 自然農 ライトワーク ヒンメリ

  

自然農稲作教室  冬から初夏にむけての実習 2022年2月~5月 

2022年05月17日 | 自然農稲作教室2022年
自然農教室 2022年実習風景

二月に全員で竹取に行きました。
主に支柱に使います。



お米を天日干しする時に使う稲木用には長い竹を切りました。
それを支える支柱は190㎝を数本。
その他、鳥よけ用には165㎝数本。
用途に合わせて寸法を測りながらです。


竹取の季節は冬・・・、
この時期から稲作の準備が始まっています。


三月 籾まき用の苗床を作りました。
草を刈り、宿根草の根を除き、
鎮圧をして、藁を被せます。


周囲にモグラよけの溝を掘っておきます。


溝の土はスコップで四角いブロックに掘り上げます。


掘り上げた土は、田植えが始まると元に戻します。


三月になると草草が緑の絨毯のよう。


畑では、大麦・小麦が育っています。


麦畝の草取りも始まりました。


四月です。
気温が上がり始めると、麦の背丈もぐんと伸びてきます。


大麦の穂がふくらみ、なんとも美し光景ですね。



こちらはライ麦です。
風になびく姿はやさしげですが、茎はなかなかたくましいです。


同じ頃、お米作りの実習田では冬草の全盛期が少し過ぎて、夏の草たちがチラホラと姿を見せ始めています。


四月末から五月のはじまりに、籾まきをいたしました。


三月に準備しておいた苗床に、お米の種を降ろします。



被せておいた藁をよけて、この間に生えた草を取ります。


そして、モグラやオケラよけのために、また湿り気を保つためにもしっかりと鎮圧をして、土を平らにしておきます。籾の同時期発芽を促すこともできます。


さぁ、いよいよ種降ろしです。
小さな苗床ですので、約3㎝~4㎝間隔に並べてもいいですし、ばらまきをして間隔の修正をしてもいいですね。


種降ろしは素手で、大地と種を感じながら・・💗。


並んだ籾の上に、夏草の種が混じっていない土を被せています。


籾が隠れる程度に、薄く均一に被せています。


ランダムにばら蒔きされた籾たち。
満天の星空のような魅力がありますね。


そのステキなばら蒔きを「ほぉ~」なんて言いながら、うっとり眺めています。


覆土した上に刈草を被せて、スズメよけのネットをはって籾まき完了です。


六月の田植えまで、苗は田んぼの中の苗床で育てます。


苗床の手入れは基本的に水やりなしで田植えまでに二度ほど草取りをいたします。田の一角で育つ苗はとてもたくましく、親(稲)が生きた舞台(田)で子ども(苗)がその続きを生きます。いのちの歴史を耕さない、ゆえに自ずから然らしむるいのちの営みに生かされ生きる、その姿は真に豊かで美しく、私たちの心と身体を健康に養ってくれます。

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