通常の日本酒は、醸造後に一度火入れをし、貯蔵後出荷前にもう一度火入れをする。
お酒の腐敗や味の変化を抑えるためだ。
火入れにより酒質が一定するのだが、味わいのフレッシュ感や香りが損なわれる。
宮城の銘酒「伯楽星」は、生詰めで瓶燗火入れ、瓶貯蔵が行われ、酒質が少し若く、固い状態で出荷する一回火入れ。
そして冷蔵設備の整った、回転の良い酒販店を選んで出荷。
その理由は、流通の過程から消費者が口にするまでの時間経過を考えての事とか。
穏やかな酒質は、「究極の食中酒」と評価されている。
今話題の日本酒の品評会“SAKE COMPETITION 2017”でもGOLDの評価。
その「伯楽星・純米吟醸」と共に、「伯楽星・純米吟醸・ひやおろし」の飲み比べが明日とあさっての居酒屋クアトロの目玉メニューのひとつ。
ひやおろしは、夏の間に冷蔵貯蔵させたもの。
ひやおろしにすると、どう味わいが変わるのかも飲み比べてみましょう。
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