ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

パルミ32

2024年11月11日 | チーズの話

クアトロの入口にパルミのハーフ・カットが置かれている。
正式名は、パルミジャーノ・レジアーノだが、クアトロでは略してパルミまたはパルミジャーノと呼んでいる。
ゴンドラ型のパルミの穴の中で仕上げるメニューがパルミ・ペンネとパルミ・リゾットというクアトロの人気パスタ。
しかし、それだけでなくクアトロの色々な料理に活躍するパルミジャーノ。
パルミジャーノは、イタリアの味の素といったところだ。
さて、そのパルミジャーノだが、イタリアの法律でパルマ市とレッチーノ市の決められた地域で決められた作り方をしないと、その名前を名乗れない。
その法律を作られたのは1955年のこと。
チーズの回りに刻印をして、その品質を保証する。
生産量も調整され、作りすぎたものは出荷調整する。
出荷できない業者は資金繰りにこまるので銀行が買い取って預かる制度が出来たようだ。
パルミジャーノを銀行へもっていくとお金を貸してくれるという話はこういったところからくるのだろう。
品質維持のためにも、色々なルールを作っている。
少々価格の高いチーズだが、納得出来るものだと思う。
クアトロ開店以来32代目のパルミジャーノが今日入荷した。

クアトロのホームページ

クアトロのおせち2025


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