ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

新着ワイン~ルー・ディモン/ボージョレ・ヌーヴォー2019

2019年11月23日 | ワインの話

ルー・ディモンの今年のボージョレ・ヌーヴォーが、二日遅れでクアトロに到着。
早く飲めば良いだけのボージョレ・ヌーヴォーではないので、遅れても良さそうなものだが、気を揉んで到着を待っていたクアトロの父だ。
以前、NHKの仕事の流儀と云う番組の「いつだって、人生は楽しい~ワイン醸造家・仲田晃司」を観た。

「人生って楽しく生きていたいじゃないですか。暗いことを考えたら、その日1日、ブルーになってしまうじゃないですか。常にポジティブに考えていると、毎日が楽しく感じられるんですね。ポジティブに考えていると、すべてがうまくいきます」

そう語る仲田さん。

仲田さんは、ワインの聖地とも云うべきフランス・ブルゴーニュでルー・デュモンと云うワイナリーを開き、そのワインの評価は高い。
クアトロでも度々扱っている。
彼は、自分の手で「造り手の体温を感じることのできるおいしいワインを造りたい」という夢を抱き、1995年に渡仏。
そして、フランス各地のワイン生産者のもとでワイン造りの修行をしながら、ワイン学校にてワインの勉強に励み、学位を取得。
その後、さらに有名な造り手さんの元で修行を重ね、2000年に念願であったワイナリー、ルー・デュモンを設立とのこと。
ルー・デュモンのワインのエチケットにはどこかに必ず「天地人」の文字が書かれている。
「天地人」と云っても、「愛」を重んじ、「義」を貫き通した武将・直江兼続の子孫ではないようだ。
彼の「天地人」という信念は、天候などの“自然条件”、葡萄を栽培する“土地”、ワイン造りに関わる“人”、どれ一つ欠くことのできないということ。
昔からの伝統的なワイン造りを模範として、とても基本に忠実なワイン造りをモットーとしている。
そのワインは、子供を育てるように愛情が注がれているのが、この取材の映像からも伝わる。

クアトロも、こう云うワインを楽しく伝えていきたいと思う。
売りたい売りたいではなく、自分が気に入ったものを愛情込めて伝えたいと思ったクアトロの父だ。
ルー・ディモンの今年のボージョレ・ヌーヴォー、愛情込めて今日からお伝えします。

 

 

 

 

 

 

コメント (1)
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