樹木希林と黒木華の2018年の映画「日日是好日」を先日観る。
二人の演技力は素晴らしい。
茶道の世界を通じて、人の心の有り様をさりげなく語りかける。
日日是好日とは、毎日が晴天のような事で無く、寒い日も暑い日も悲しい日も嬉しい日も、それぞれに意味があって好日なのだとか。
今解ることと解らない事があるが、今解らない事は、時間をかけて解れば良いとか。
まずは形から入って、後から心を入れれば良いのとか。
この緊急事態宣言の間、しょっちゅうお休みを貰っているクアトロは、日日是休日だ。
意味のある休日にしなくてはと思う。
休み明けには、クアトロの父家元の点てる抹茶オレはいかがだろう。
※クアトロは、勝手ながら、この火水木連休させていただきます。
樹木希林主演の2015年の映画「あん」を先日観る。
樹木希林の演技力、表現力に感動させられたクアトロの父。
それにしても作中のどら焼きは美味しそうだった。
樹木希林演じる主人公は、小さなどら焼きのお店に、あんこの作り方を教える。
「あそこに咲いている桜の花にも、そこに吹く風にも耳を澄ますと声が聞こえるのよ」
「ここにある小豆にも、ここに来るまでの物語があると思うの」
「その話を聞いてあげないと、美味しいあんこは出来ないと思うのよ」
便利で、そこそこの味の出来合いのあんこを使っていた店長は、そのあんこの美味しさに打ちのめされる。
そうだよなと思うクアトロの父。
早速、小麦粉やタマゴの声を聴きながら手打ちパスタを仕込む。
今日の小麦粉やタマゴは、暑い夏が終わり伸び伸びとしてパスタになろうとしているようだが・・・。
※クアトロは、勝手ながら、この火水木連休させていただきます。
※緊急事態宣言中のクアトロは、平日の夜の営業を休ませていただきます。
開店以来、干支の絵が付いたワインを探してきたクアトロの父。
過去の干支ワインを振り返るとそれぞれに美味しかった記憶が蘇る。
未年には、南フランスから黒羊の“グラン・ノアール/ソーヴィニヨン・ブラン”。
申年には、黄金の猿の赤ワイン“アーフェン・ターラー”と云うドイツの赤ワイン。
酉年には、フランス・ボルドーから、コケケッコーなワイン“シャトー・ベルビュー・ラ・ランデ”。
戌年には、犬のエチケットのイタリア・エリーゼ州の“ディ・マーヨ・ノランテ”。
亥年には、イタリア・ピエモンテ州のテッレ・デル・バローロの造る“ピエモンテ・バルベーラ”。
子年には、ピノ・ノワールとグルナッシュという、珍しい組み合わせフランス・ローヌの“ラ・スリシエール”。
丑年には、果実味が濃厚でスパイシーさのある肉料理に最適なフランス・ローヌの“ドメーヌ・ダンデソン”。
来年寅年には、樹齢90年古樹による、トラのように力強くしなやかな赤ワイン、南フランス・ラングドックから“ル・ティグル”。
ご予約受付中。
※緊急事態宣言中のクアトロは、平日の夜の営業を休ませていただきます。
※緊急事態宣言中のクアトロは、お酒の提供を自粛します。