明日は節分。
立春の前日が節分であり、立春が季節の始まりであり、節分が季節の締めくくりである。
この節分には邪気が入りやすいということで鬼退治の豆まきをしたり恵方巻きを食べたりといろいろな行事がある。
この行事への取り組み方には、おおよそ3つのタイプが見て取れる。
1つ目は、忠実に実行する生真面目タイプだ。
豆まきを行い、年の数だけちゃんと豆を食べる。
恵方巻きは磁石で方角を確認する。
2つ目は、アバウトないいかげんタイプだ。
豆まきは後片付けが大変だからエアー豆まきをする。
恵方巻きは、あれば食べるが方向はだいたいこの辺でといいかと思う。
3つ目は、クアトロがおすすめする応用タイプだ。
豆まきはそこそこに、クアトロの恵方巻き“カネロニ・グラタン”を買って帰り、自宅で電子レンジで調理し、恵方を向いて黙々と食べる。
※この恵方巻きカネロニ・グラタンは、パスタの神様の宿るクアトロの父が作る生パスタでベシャメルとミートソースとモッツァレラチーズを包み、さらにベシャメルで覆って焼いたグラタンであり、黙々と食べると邪気を払い満腹をもたらすといわれているとかいないとか。
※毎週火曜日の夜と水曜日全日は、クアトロの定休日になります。
以前、原田マハの「キネマの神様」を読んで、クアトロの父のようなロートル映画ファンからすると、とても面白い話だった。
いずれ映画化されるだろうと思っていたが、山田洋次監督で映画化され、その作品を先日鑑賞した。
話は、山田洋次監督らしい映画制作のノスタルジーが盛られ原作とも違う趣があって良かった。
原田マハの方では、シネマの神様は、映画館に住んでいるが、山田洋次監督の方では、フイルムの駒と駒の間にいるらしい。
どちらでも良いのだが、クアトロの父もシネマの神様を信じているが、映画館でフイルムの映画をこのところ観ていないので、キネマの神様に申し訳ない思いだ。
クアトロにも、パスタの神様が宿っており、お店に住んでいるのか、パスタに練り込まれているのかは、確認されていないが、今日も生パスタの仕込みに励み、パスタ神様を呼び込むクアトロの父である。
※毎週火曜日の夜と水曜日全日は、クアトロの定休日になります。