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コーヒー豆の空き袋

30kgの小ぶりな袋(ビニールの内袋だったのできれいです)


昨日コーヒー豆の空き袋が出ました。今月の産地紹介豆の「ザンビア・カサマ」です。ということは残り少ない!
そうなんです、あと数キロしか残っていません。

この豆は売れ行きが良く評判が良いというだけではなく、実はロスも多くあります。
というのは、焙煎する前と後の二回、悪い豆の取り除くべき作業”ハンドピック”をしていますが、その時のロスが多くある豆です。以前のウガンダナチュラルほどではありませんが・・・・。

通常の豆であれば、炒り豆3kgを作るには生豆で3.6~3.8kgほど必要となります。(仕上げの火入れぐらいで前後します。)
大体600gのロスと考えます。
今月のザンビアナチュラルは、3.6㎏の生豆であれば出来上がり(ハンドピックを二回施す)2.6kgとなります。
1kgの目減りになります。ここまでのロスが出る豆は、焙煎業者としては敬遠するでしょうね。

このコーヒー豆の仕上げに出てしまうロスというのも、どこまでするかで随分と変わります。

僕のハンドピックの基準は、”一粒の不良豆は20粒のおいしい豆の味を殺す” です。何かの本で読んだことをいまだに心構えとしています。



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