ドアの向こう

日々のメモ書き 

国宝への旅

2008-09-19 | 道すがら
最終日 9月18日 午前…東大寺・大仏殿、春日大社、興福寺・国宝館など見学。 次いで 若草山・ 春日山原始林ドライブ。馬酔木の森が続く。 (新若草山・春日奥山ドライブウェイ)下りる途中、 眼下に大和盆地を一望し、遙か左手から大和三山、右手に二上山まで窺える。 柳生街道も垣間見る。


午後… 奈良国立博物館 「西国三十三所観音霊場の祈りと美」 と 常設展。 
     重要文化財  千手観音坐像  国宝 法華経序品(竹生島経)
おみやげ (碁石の根付 紅牙撥鏤棊子をもとにデザイン) 
       他に 橿原神宮で拾ったマテバシイの実 
          マグネット 絵柄(万葉歌)↓

  舒明天皇の御歌。 絵  絹谷幸二   
 大和には 群山ムラヤマあれど とりよろふ 天アメの香具山 登り立ち 国見クニミをすれば 国原クニハラは 煙ケブリ立ち立つ 海原ウナハラは かまめ立ち立つ うまし国ぞ 蜻蛉島アキヅシマ 大和の国は (万一・2)
        (オンマウスでストップします)

奈良公園から
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  東大寺金堂(大仏殿)
大仏は延べ250万人もの人によって造られた 当時の日本の人口の約半分に相当とは 
大事業ですね。
     
 南大門を入ると朱塗りの回廊にも鹿さんがいる 
 今頃何で大仏かって?
夫は初めて見るのですよ  
   威風堂々の金堂、黄金の鴟尾の耀き。
   大仏の高さ15m、中指でも1.3m
    春日大社 絵はがきとおなじ角度で撮す
万燈籠の夜は、参道の石燈籠と社殿の釣燈籠に火が灯される さぞかし幻想的でしょうね  
   鳥居をくぐって長い参道を辿る
   苔むした石燈籠が延々続く  
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☆興福寺…阿修羅像の前で長いこと佇んだ 初々しい少年のようだが 愁いを含んだ眼差しが みつめる先。
 「けふ も また いくたり たちて なげき けむ あじゅら が まゆ の あさき ひかげ に」会津八一  戦地に赴く教え子を思うやるせなさ、その気持ちに重ねたという 
 
 ☆奈良国立博物館…西国三十三所の信仰と歴史、信仰に基づく美の世界、旅の締めくくりにふさわしい鑑賞だった。巡礼の道を辿った。  
コメント
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