ドアの向こう

日々のメモ書き 

黒の日

2008-09-06 | 犬のブロンコ・ダン

  彼は黒しか着なかった  たぶん黒しか持たなかったのだろう。 黒は引き締まって見えたし  モダンで 高級感もあった。 其処が気に入ってた。
  散歩でお会いする奥さんは 「品がいいワ…」 などと誉めるし ますます着替えられなくなった                       

                   -☆-

 黒のイメージを壊すのは 埃。 見すぼらしくなる。 清潔感こそだいじで クリーニングは欠かせなかった。  紳士の身だしなみね。
 抜け毛がいっぱいついてるなんて 興ざめ。  晴れの黒のために どれほど苦労したか  
 努力もしたワ。 
  黒で決めれば貫禄も出て 何でもできそう。 指揮者 僧侶。 裁判長。
    
     
    
  とっておきの 「黒」 は      若き日のじまんになるけど…            

     

  上質の黒よ 天鵞絨のような光沢で 視線を集めた。  お付きさえ誇らしげで。
  

    

   どう このツヤ                   まぶしいでしょ   9月6日         降参?

 

コメント (2)
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