何と こまやかでやさしい色、 この絵は見ぬ世の友を彷彿とさせました。 作者がとつぜん目のまえに現れたようで心がふるえます。 筆づかいは人柄を伝えました。
先日 引用の句は
籠りゐてはげしき心春を待つ 春
担当の方は資料を当たり、 関係先へ尋ね中間報告をくださいました。 ありがとうございます。 さらに、お調べくださるようなので楽しみにしています。
詠んだのは、 画家の 「木下 春」 らしいとのこと。
木下 春(1892~1973) 福島出身 前田青邨門下の女流日本画家
鎌倉東慶寺ゆかりの前田青邨 (1885-1977) 、 門下の 木下 春、 やがて俳人 富安風生に絵を教えるようになり、 春も句を詠むようになった。 詳しくはこちらへ
東慶寺の離れに住んでいたこともあるという、 繊細な目は句にも表れている。 是非とも訪ねて、 作品が拝見できたらなんと嬉しいことでしょうか。
画像は 東慶寺HPより拝借しました。