でも 食べられない。 手にとって… 独特の油性の香りをかぐと、 なんとなく幸せ。 皮膚についた匂いは しばらく消えない。
おみやげの正体は、 クレオラのクレヨンです。 ずいぶんむかしに 家族から贈られた64色。 その色名を確かめるだけでも楽しい。
ネーミングは子供を中心に公募したそうだ。 「熱帯雨林」 「アスパラガス」 「クローバー」 「マカロニ&チーズ」 「森のオオカミ」など。 ユニークな名前から その色を想像するのも愉快です。 「熱帯雨林」とは どんな色になるだろうか。
箱の底部に削り器がある。 巻紙をほどいて鉛筆のように削れる。
500色の鉛筆もあるらしいが、 これで満足。 そんなに使いこなせないとおもう。 でももし手に入ったりしたら 宝物として仕舞っておくだろうな。
ときどきは出してきて 陽に当てて ニンマリする。