想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

九条はどうする?

2008-05-04 09:21:12 | Weblog
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上の写真は去年の六月のもの。
あとひと月余りで、五十数本の薔薇の花が一斉に咲くので
ニームを撒きながら、開花時を妄想中。

脇でうつむいている黒いカレは、何をしているのか?
カレはわたくしより年上なので、それなりに哲学している
のではなかろうか。
前へ行くか。後ろか。それとも‥‥、
立ち止まっているねえ。
ステイかゴーか、決めかねているねえ。
ステイでいいんだよ~。

昨日、憲法記念日に思ったことだから、ちょっと長い

憲法を変えたい人は九条をいじりたいわけだ。
改正という言葉は、正しく改める。
一方の意見でそれを使うのはゴーマン。
どちらも己のやることが正しいと思って主張する。
漢文から派生した日本語ではしかたがないが、安易に
使われ、聞き流してしまって、ここでも「そんなの関係ねー」と
踊るのか。

この件に関しては踊らないのよ、わたくし。
理由は、旧事に携わると日本語というより
やまとことばにまみれているわけで、漢文をバラバラに
してしまう、そして意味を辿るというのが習慣だからであるね。

改正って言うが、自衛隊派遣を恒久法にして
合憲化したいだけのことではないか。
派兵するたびに、非戦闘地域であるよ、なんて
言い訳するのがさすがに苦しいだろうからなあ。

戦後、良くなったのは、政治家に大嘘つきが減ったこと。
いや、いまでもいるよと思う人は戦前、明治維新政府、江戸幕府と
日本史を遡って、比較するといい。
現在進行形であっても、そりゃいまどきの嘘つきはかわいいもんよ。
民衆に力があるってことは、すばらしいのよお。

ブログなんて、検閲されたり許認可、申請免制になったら
ほとんどのブロガーが消え、エロとか癒しとかいう下手なお笑い、
あるいは詐欺まがいのコマーシャルしか残らない。
一日数万アクセスの経済ブログも政治ブログもなくなっちゃうだろうな。
うさこのこんなゆるゆるブログでも、たぶんダメね。
検閲官は臭いでチェックするからね、くんくん親分と張り合うだろう?

街頭アンケートでは、8割の人が九条を守りたいと
答えている。
日本人とはどういう民族か、などと大上段に構えてしまう
ことがしばしばあるけれども、(うさこがね、旧事研究のためね)
今日気がついたのは、日本人も欧米人も、チベット人も、
傷つけられるのも傷つけるのもいや、
愛する人を失うのも、嫌なのである。
人はみなその点で一致する。

「戦争を知らない子供たち」昔、北山修が書いて
ベストセラーになったものだけれど、
戦争を知らない世代のすべてが、何も知らないまま
でいるとはかぎらない。

特攻花 こんな仕事をする人もいるから。
一途さがある方向に向いたとき、人は美しい。
美しさと悲しさは同居しているなあ。






コメント
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