想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

草にすわる 其の一

2008-05-17 12:02:47 | Weblog
「わたしのまちがいだった
 わたしの まちがいだった 
 こうして 草にすわれば それがよくわかる」
八木重吉の詩を覚えているかい、ベイビー。


 心がすさむときは、じっとする。
じっとしても、あらぶれるときは
眼をぎゅっとつむる。

 心に浮かぶ、もろもろに雨をふらし
驟雨のなかで、消してしまおうとする。

 眼を開けて、すさんだままの心を
とりだして、川へ捨てる。

 木の枝を切り落とすように、
心を格す(ただす)という教えは、
いかにも中国の乾いた大地から生まれたイメージだ。

漢字のままに、切り落とすことなどできない
大和に生まれた心よ、川へ流れていけ。

水にさらされれば、ふたたび誰かに拾われ
そして、生まれたてのような淡い色を
取り戻せるだろうから。



君は草に座って、ポーズと言われているすきに、
「草を食べる、そうすればよくわかる」
なんだって?

コメント
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