想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

慣れるか慣れないか

2008-05-24 17:55:46 | Weblog
  雨のせいもあってちょっと小川の水が増え、底が洗われてきれいになった。
  川に入って、芝の上でごろんごろんとする。
  芝の芽がまだらなので、土がついて泥んこになった。

  花木は次々に新しく咲くので、少しくらい散っても
  まだお盛んである。



  先週の大雨で削られて、道はふたたびデコボコになった。
  自然の摂理にしたがって、高きから低きへ水は流れ、来月は修復予定である。
  形あるものは壊れるのが常だ。
  う~ん、まあ、予定外だけど、想定内ではある。
  十数年過ごして、慣れたもの(?)

  壊れてもいないものを掘削機ではがして「舗装」しなおす工事とは違う。
  そういうことに慣れているのは役所の担当者と業者か。
  新しい道路を造りたがるし。
  

  あと何年だろう、そんなことできるのは。目先の利益、永遠じゃないから。
  道脇は雑草に被われ、ヒビ割れた道路がそこかしこに見られるように
  なる、この国の未来の風景。すでに地方では始まっているなあ。

  生きることは慣れるということである、なーんて言わないね、うさこは。

  山の暮らしに「慣れた」のは、たぶん連続性の惰性は通用しない場所だから。
  毎日が、その日かぎりだと感じる。
  写真を撮るたびに、見慣れた場所なのに新しく見える。

  またかあ、と思われるかもしれない庭や森の写真だけど
  わたくしには、新しいのです。
      
  
 
  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする