想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

火盗改め方の鬼平

2008-05-14 09:19:39 | Weblog
 こんなに寒いと、冬でなくとも焚き火の近くはいい。

 枯れ木に火が移らないように、火消し用意をそばにおいて
十全に備えて、火を焚くのである。



それもできないくらい、雨足が強くなってきたら
部屋の中で、火付け盗賊改め方の親分、鬼平の顔を拝む。
火が好きな、鬼平ファンである。
たぶん、池波正太郎も、焚き火は好きではなかったか?

いや、根っからの焚き火ファンは、国立に住んでおられた
山口瞳のほうである。
鬼平もいいが、エブリマン(江分利満)氏の優雅な日々は
もっと好きである。優雅でなくとも、ただの日々でもいい。
好きな作家はどんどんあの世へ逝ってしまうのであるなあ。
本だけが残る。
本に残っている。




雨が降っているからね、と声に出して言ってみる。
堂々と本を読みたいばかりに、である。

読むより先に書けと
天の声が帰ってくるばかりなり‥
コメント
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