こんなに寒いと、冬でなくとも焚き火の近くはいい。
枯れ木に火が移らないように、火消し用意をそばにおいて
十全に備えて、火を焚くのである。
それもできないくらい、雨足が強くなってきたら
部屋の中で、火付け盗賊改め方の親分、鬼平の顔を拝む。
火が好きな、鬼平ファンである。
たぶん、池波正太郎も、焚き火は好きではなかったか?
いや、根っからの焚き火ファンは、国立に住んでおられた
山口瞳のほうである。
鬼平もいいが、エブリマン(江分利満)氏の優雅な日々は
もっと好きである。優雅でなくとも、ただの日々でもいい。
好きな作家はどんどんあの世へ逝ってしまうのであるなあ。
本だけが残る。
本に残っている。
雨が降っているからね、と声に出して言ってみる。
堂々と本を読みたいばかりに、である。
読むより先に書けと
天の声が帰ってくるばかりなり‥
枯れ木に火が移らないように、火消し用意をそばにおいて
十全に備えて、火を焚くのである。
それもできないくらい、雨足が強くなってきたら
部屋の中で、火付け盗賊改め方の親分、鬼平の顔を拝む。
火が好きな、鬼平ファンである。
たぶん、池波正太郎も、焚き火は好きではなかったか?
いや、根っからの焚き火ファンは、国立に住んでおられた
山口瞳のほうである。
鬼平もいいが、エブリマン(江分利満)氏の優雅な日々は
もっと好きである。優雅でなくとも、ただの日々でもいい。
好きな作家はどんどんあの世へ逝ってしまうのであるなあ。
本だけが残る。
本に残っている。
雨が降っているからね、と声に出して言ってみる。
堂々と本を読みたいばかりに、である。
読むより先に書けと
天の声が帰ってくるばかりなり‥