想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

バラ以外の花

2008-05-29 08:53:30 | Weblog
バラは2~3週のあいだに順々に咲く。
    短い、ほんの一瞬にも思える。
    花屋に売っているバラにはない強くまとわりつくような薫りと
    これが本当の色! というような鮮やかさ。
     花が終わっても、せっせせっせと手入れを続け、見守るのである。
     魅惑的な女人の虜になった男の気持ち、
     尽す、尽くす、花を咲かせたいばかりに、薫りに触れたいばかりに。
     一年のうちのほんの短い間、一緒に過ごすために誠心誠意!
     ほとんど呪縛である。

    で、他にも花を植えようという気になる。
    できるだけ手のかからない、でもいつも咲いててくれる花。
    愛嬌はあったほうがいいけど、虫なんかあまりつかない丈夫なのがいい。
    空気のような生活者タイプの花ですな。
    バラは恋愛至上主義、こっちはう~ん、そんなに激しくなくていいから
    そばにいてよね、の感じ。


            ↑ 「ふき」は植えなくてもあるよ

    そういうことを考えて、あちこちで苗を物色する。
    植えてみるが、なかなか、バラよりなついてくれない、というか
    強い風と激しい雨の降りつづくこの土地に根づいてくれる花は
    なかなか見当たらない。
     「こんなとこ、いられないわよ」と生活者タイプの花に拒否される。
     「アタシを好きなら咲いてあげる」とはいかなかった。

      これはほんとに丈夫だよ、と知り合いになった土地の人に
     いただいた花は、咲くには咲いたが‥、なんかここに似合わないなあ。

    うさこが、もしも、うさおだったとしたら、
    破滅的恋愛で身を滅ぼしている可能性は大である。
    男の人も、結婚生活に向かないタイプって、やっぱりいるよなあ‥
    (今夜も大好きな妄想を‥箸休め的にである。ちゃんと仕事はしている、ちゃんと‥) 

PS:バラの写真は昨年のものです。今年はまだなので。
 ふるごとじゅくにもアップしたのでどうぞご覧下さい。
コメント
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