想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

安心感と道理

2009-09-09 10:40:13 | Weblog

左上、ナショジオの本日のアイドルはヒョウアザラシ君。ドアップに堪える逸材。
そこで、うちで時々トド化するベイビー(室内では親分をやめている)の姿態を並べて
みた。



どう、一頭いれば家内安全平和確実。
南極にアザラシ君が暮らしていければ、地球も安心である。

映画「地球が静止する日」をDVDで観た。
キアヌ・リーブスはマトリックスの最後でどこへ行ったのかと思っていたら、
高度文明を持つ宇宙人になって地球の生命を救いにやってきた。
「地球を救いたい、話し合いを」というが「愚かで暴力的な人間」が地球を破滅
させる前に手を打とうというその意味が意外(でもないけど)という話。
この場合、愚かで暴力的な人間とは山奥や田園、あるいは市井で地味に安月給で暮らす
人々のことではなく大企業とそのお抱え政府をさすことはいうまでもない。
そして地球と言っているがアメリカが主犯であると暗に言っていることも
誉めてあげたい、ちょっとおおざっぱな作りだったがわかりやすい。
子供に見せたい映画。

このところうさこはやぶ医者にかかって疑心暗鬼に陥り、二軒目の医者に診てもらった。
そこで安心はしたが、その医師の言ったことは「わからない」だった。
わからないと言われはしたが、道理が通っている。
最初の医者は患者の病気に対する不安につけ込んで検査をバンバンするよ~という方針
のようである。
検査しなきゃわからんという大学病院的研究機関的体質は信用しませーん。
医師は臨床で得た経験が豊富なほど的確な診断をしてくれるものである。

医師団5名、4対1で4がクロ、1が?という意見だったとき、?は主治医で
あったので、うさこはオッパイを切られずに済んだという経験が過去にある。
疑惑、だから検査手術をするという判断を4名の医師が主張して、1名の医師が反対
した。そのわけは、触診をもう一度してみたいからということだったらしい。
そして、反対した1名が結果として正しかったのである。
その先生は予約の取りにくい行列のできる医師であることを知ったのはずっと後のことであった。

実地、実践、実感、体感、指先に魂の入っていない医師に診てもらうことが
多くなって先進技術の機械に体を任せることが多くなった。
不安は増すばかりである。
こういうとき、うさこはカメの教えを思い出している。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする