想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

高いところがお好き?

2009-09-13 12:09:43 | Weblog

土曜日は朝から雨で小降りになっても靄がかかっていた。
予定通り、高く伸びたどんぐりの木に挑戦。枝下ろしと芯詰めの作業をする。
10年前の写真と比べると、ほんとうによく伸びた。
惜しい気もするが、ええ加減に眺めてばかりいないで手入れしないと木も弱るのである。
突風時には枝は折れて飛んでくることもある。
この秋はすべての高木を手入れする予定だ。



木にかけたロープをユンボで引っ張る準備をして。



この長い長いはしごは金属製で丈夫だ。小林ペイントの社長さんが屋根の塗装をしてくれた時、
置いていってくれたものだ。ありがたや、ありがたや、この日のために。



高所作業の時はU氏の出番である。すいすい昇り降りするので
「高いところ、よく大丈夫だねえ」と言うと「バカですから、ヘヘヘへ」と笑うので
じゃあ、そう書いておくわと言うと、「え、小さくですね、小さく書いてください」と言った。
小さく書くと読めないので、はっきりと書いておこう。
バカというよりアホかもしらん。
この日みたいに高いところだとスイスイだけど、二月ほど前2メートル弱のところから落ちた
のも彼である。ドンと音がしたので、したたかに背中を打ったはずである。
そのときも「ヘヘヘヘへ」とすぐに笑った。
ビミョウに笑顔が違うので、高ければ高いほどいいらしい。
といってもはしごが届く範囲しか昇れない。チェーンソーを片手に昇り、ささっと切って
ささっと降りてくる。
下でがくちゃんとカメが心配そうに見ているが、彼はヘーゼンとしていた。
U氏は今朝、昨晩はよく眠れなかった、あんなに眠れなかったのは初めて、と言ってたそうな。

そういえば、晩ご飯を食べた後、がくちゃんとカメがギターの練習をするそばで
彼も混ざってずっとしゃべっていた。
疲れているだろうにと思ったのだが、なんだかみんな楽しんでいたなあ。
うさこはそのそばで、干したタラの葉っぱをむしっていた。
Mちゃんに「そろそろ葉っぱ、どうっすか?」と聞かれそうだからな。
桜の葉がいち早く赤く色づいて、秋はもう来たよと告げている。

今朝は晴れ。
森はとても静か、そしてやさしい時間が流れている。
次は子猫の近況です。


コメント
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