想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

やわらかな光の下

2009-09-18 09:27:38 | Weblog
岸辺の草を払ってもらったので水際がいい。
もうしばらくはここのベンチで過ごせるだろ、とやってくれた。
見上げる空は高く澄んで柔らかい光が降ってくる。
せせらぎの音は時を止めてくれる。

わたしではないわたし、だれでもないわたし。
森にただよう一粒の塵芥になれるまでここに座っている。
静まって、乾いた松の寝台に落ちるまで。
(かたわらで黒くてデカイのも寝ているが)



    虫がいなくなって、そろそろ花も終わるなあ。
    ほんとうに、本気にならねばならない。
    冷え込んできた空気に、背中を押される。
    ましなのは追われるではなく、今は追いかけているのだということ。

シマコ母子は本日、どこかへお出かけ中。
狩の訓練か? 仔猫のしつけをしているらしい。
でも、早く帰っておいでよ~。
    

コメント
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