何かに似ていないか?
段菊……だったんかいきょうとてふてふ(韃靼海峡と蝶)。
韃靼海峡と銃口の間を舞う一匹のてふてふ、安西冬衛の詩だ。
ま、オヤジの駄洒落的思いつきである。
が、段菊が好きである。
韃靼海峡も行ったこともないし、これから先一生行かないで
あろうけれど、一度聞いたら忘れられない地名だ。
でも実際の地名に意味はないだろうに、これが津軽海峡では
安西冬衛の詩にはならなかっただろう。ロマネスクの詩人。
刹那な激情を乾いた口調でいい放つ、この詩が好きだ。
かっこよいのである。ニヒルだ。
けれど、撃たないところがいい。
まるで高校生がダチに言うような感想であるが、そういう自分なら
信じられる。
そんなもんである。

段菊は昨年の晩秋、カンセキで売れ残っていたのを買って植えた。
雪にうもれて枯れた塊になっていたを春先に掘り起こして植え替え
ぜんぜん期待していなかったのに、秋になったら見事に紫の姿態を
これをごらん!と大見得切るみたいに咲かせてくれた。
ありがとうありがとう、段菊ちゃん。
蝶々が毎日きているが、毎日、この蛾のようにも見える蝶と白い蝶。
同じ蝶が来ている。
残りわずか、つかのまの命だ。
ひらひら、段菊のそばで楽しんでおくれ。
見ているこっちは楽しいよ、とっても。
(連休で高速も国道も大混雑だけど森はとても静かです)
段菊……だったんかいきょうとてふてふ(韃靼海峡と蝶)。
韃靼海峡と銃口の間を舞う一匹のてふてふ、安西冬衛の詩だ。
ま、オヤジの駄洒落的思いつきである。
が、段菊が好きである。
韃靼海峡も行ったこともないし、これから先一生行かないで
あろうけれど、一度聞いたら忘れられない地名だ。
でも実際の地名に意味はないだろうに、これが津軽海峡では
安西冬衛の詩にはならなかっただろう。ロマネスクの詩人。
刹那な激情を乾いた口調でいい放つ、この詩が好きだ。
かっこよいのである。ニヒルだ。
けれど、撃たないところがいい。
まるで高校生がダチに言うような感想であるが、そういう自分なら
信じられる。
そんなもんである。

段菊は昨年の晩秋、カンセキで売れ残っていたのを買って植えた。
雪にうもれて枯れた塊になっていたを春先に掘り起こして植え替え
ぜんぜん期待していなかったのに、秋になったら見事に紫の姿態を
これをごらん!と大見得切るみたいに咲かせてくれた。
ありがとうありがとう、段菊ちゃん。
蝶々が毎日きているが、毎日、この蛾のようにも見える蝶と白い蝶。
同じ蝶が来ている。
残りわずか、つかのまの命だ。
ひらひら、段菊のそばで楽しんでおくれ。
見ているこっちは楽しいよ、とっても。
(連休で高速も国道も大混雑だけど森はとても静かです)