想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

雷バリバリ鬼ごっこ。

2010-07-26 07:51:48 | Weblog
空からは大粒の雨がたたきつけるように降っている。でも陽が照って明るい。
雨しぶきが光を受けて緑の葉はキラキラ宝石をまとったみたい。
その様を撮ろうとしたけど、難しいね。勉強してないとイザというときに
できないんだなあ。
でも雨粒が尾を引いて、ちょっとだけ写ってた。



土曜日午後からの激しい雷雨で停電。ついたり消えたりを繰り返し、夜まで
降り続けた。オマケは電話が不通になったこと。
バリバリ、ゴロゴロという音を何かに例えようと考えてみたけど、
どうしても鬼の子が走り回っている絵が浮かんでしまう。
鬼ごっこである。

よってインターネット不通でブログ更新できず。ケータイはなんとか
通じるけど断続的。どんな山ん中にいるのか?!
たいして険しい場所でもないと思うんだけど谷間の上空に分厚い雲が
湧きやすいから衛星通信もしにくい。詳細は省くとして悪天候だと、
さまざまに障害が発生するので電信柱が建つ前の原点、手動原始生活に
戻って、それなりの工夫が要る。

それはそれで楽しいが、文明生活をあてにして予定を組んでいた事は
先送りするか、山を降りるしかないわけで(麓の集落を越えると市街地)
ネット環境は17kmほど走ればないこともない。
今回は走らず日曜日に116に連絡し、電話工事会社が修理にきた。

この場所よりずっと下の方で断線していたようで、平謝りの兄さんは
ベイビーのことを覚えていて、「デカイ犬、どこ?」が挨拶がわりだった。
あたりを見渡して、デカイ犬いるでしょ? と言うのであった。
昼寝中です~、と応えたけど兄さんの顔に見覚えのないうさこである。
同僚にでも聞いたのかしらと考えたが、犬ネタ、当然笑顔で挨拶。
で、長時間修理を待たせたことは帳消しとあいなったのである。

このゆるさを不便と思う人はこの地には慣れないだろうなあ。
慣れない人はここに来ても、この地の静寂や豊穣は目に映らず、
いつも通りの脳内の喧噪に住みつづけ、何も発見しないまま文明生活へと
急ぎ帰っていく。さようなら~。

コメント
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