八ヶ岳美術館は林の中にあります。
春先は芽吹が綺麗で爽やかですし、夏は木陰が涼しく自然を満喫出来ます。
また、この時期は紅葉が早い植物が、林の中を華やかに色変えしつつあります。
どの季節も車を降りた時の森林の空気がとても澄んでいて快く、
芸術と自然環境の両方があいまって
訪れた人々に感動を与える事、請け合いです。
林の中には彫刻も点在しています。
遊歩道が駐車場から美術館まで続いていますが
その途中に「サワフタギ」が綺麗な瑠璃色の実を付けていました。
初夏に小さな白い花が集合で咲きますが、
花の時期は葉が茂っているのであまり目立ちません。
今は葉が落ちて、こんなに花が咲いていたかしらと思うほど瑠璃色の実がなっています。
八ヶ岳の森の中には割合多く見られます。
沢をふさぐほど茂っている事から、この名に繋がっている様ですが
近くに伏流水の流れる「沢」があるのかも知れません。(地下も含めて)